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http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20070630
ちょっと古い記事(話)だが、これはかなり深刻な話ではないのか。僕は、繰り返すようにどちらかというと政治思想的な立ち位置としては、「反米保守」の立場にいるつもりだが、安倍や安倍応援団、安倍系保守文化人などの対米姿勢には疑問を感じることが少なくない。石原莞爾の「世界最終戦争論」を持ち出すまでも無く、第二次日米戦争を覚悟の上ででないかぎり、怖いもの知らずの傲岸不遜な態度での対米交渉は危険である。ライスを中心とした米国政府の北東アジア戦略から、「日本がはずされる」ということの意味は、小さくない。少なくとも、ブッシュ・ライス政権が、日本の「安倍一派」を国際政治的にも軍事戦略の上でも、危険な存在として位置付け、戦略的に見捨てようとしているということは間違いない。そんなことも理解できずに、安倍は、ドイツ・サミット後の日米首脳会談で、自分をブッシュの「別荘に呼んでくれ」と懇願しているらしい(笑)。(続)
(日経新聞)
北朝鮮核施設、米「年内に無能力化」・日ロ除く4カ国協議言及
【ワシントン=丸谷浩史】
ヒル米国務次官補は25日、国務省で記者会見し、北朝鮮の核問題について、今年末までに核施設停止など核放棄の「初期段階の措置」に続く「次の段階」となる核施設の無能力化や申告を終えたいとの考えを示した。「次段階」の措置の実行が順調に進めば米国、中国、韓国、北朝鮮の4カ国による「朝鮮半島の平和メカニズム」の協議を年内に開始したいとも表明した。
北朝鮮が米国との戦争状態終結を求めていることを視野に入れ、朝鮮半島の休戦協定にかかわった米中朝韓の協議へ意欲を見せることで北朝鮮の核放棄を加速させる狙いがあるとみられる。
ヒル次官補は寧辺(ニョンビョン)の核施設停止・封印など初期措置に続く「次段階」が実行段階に入れば「北東アジアの安全保障プロセスにつながるような、朝鮮半島における平和メカニズム」の議論を始めたいとした。北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議が2月の合意文書に盛り込んだ「北東アジアの永続的な平和と安定のための共同努力」に向けた安全保障対話の枠組みと、4カ国協議実現の可能性に言及した発言だ。(12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070626AT2M2600Z26062007.html
こんなニュースもある。安倍は、数日前の北朝鮮のミサイル発射に言及し、激しい怒りをぶちまけ、国際社会での北朝鮮ミサイル批判を提唱するフリをしていたが、真意はどうだったのか。選挙向けのポーズだったのか。少なくとも日本の防衛省や米国国務省筋は、問題にしていないようだが…。安倍だけが孤立・独走したというわけ?
米国務省「北朝鮮のミサイル発射、合意に反せず」
【ワシントン=丸谷浩史】
米国務省のマコーマック報道官は28日、北朝鮮が日本海に向けて発射したミサイルについて記者団に「実験しないのが望ましいが、戦術ミサイルだ」との認識を示すとともに「(ミサイル発射凍結を盛り込んだ2000年の米朝)コミュニケには反しない」との考えを示した。 (13:01)
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