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Re:れんだいこのカンテラ時評308 れんだいこ 2007/06/28 21:48
2007.6.27日、米下院外交委員会は、第二次世界大戦中の慰安婦問題をめぐり日本政府に公式な謝罪などを求める決議案を39対2の賛成多数で可決した。本会議でも可決される勢いである。我々はこれをどう受け止めるべきか。中には既にケッタイな受け取り方をしているようである。
いわゆる歴史認識になるが、我々は、米国議会の動きに快哉を送るべきなのだろうか。今この問題を解くとしたら、れんだいこ史観に拠らざるを得まい。政治的な動きには何事も裏がある。この問題が執拗に策動されている裏には、安部政権へのユスリがあると窺うべきだろう。万事イエスマンの小泉政権時代には起こらなかったことを思えば、安部政権は何かユスラレテイルと知るべきではなかろうか。
改憲派の安部政権がユスラれようと知ったことではないとするのも一見識ではある。しかし、「いわゆる国際歴史認識に従え」合唱となると、れんだいこはちょっと待てよと云いたくなる。仮に戦争に従軍慰安婦制度を伴うのが良くないと道徳的に了解するとしても、手前達にそったらこと云う権利があるのかよと言い返したくなる。近代から現代史の過程での悪逆非道、現に今パレスチナ、イラクでやり続けている手前達に資格があるのかよ。せめてグアンタナモ収容所の虜囚虐待を止めてから云いたまえ。
結論は、南京大虐殺事件然り、百人斬り事件然り、従軍慰安婦問題然りで、何事も史実に沿わねばならない。靖国神社問題も入れても良い。薄っぺらなサヨ派は、万事「いわゆる国際歴史認識」に合唱しているだけではないのか。ついでにホロコースト、アンネの日記、シオン長老の議定書について見解を披瀝させてみればよい。同じような「いわゆる国際歴史認識」を聞かされることになるだろう。要するに、ネオ・シオニズムテキストの通りに口をパクパクさせているだけなのではないのか。
こう書きながら思った。この問題で、産経、読売新聞はどういう社説を出すのだろう。安倍のみがユスラれているのではない。いわゆる国粋主義が「いわゆる国際歴史認識」に従うよう要請されているので、本質的にネオ・シオニズムのお先棒を担いで改憲論を説いているに過ぎない産経、読売新聞の二枚舌が一枚舌に変わる瞬間が見られそうだ。
日々生起する政治闘争は、階級闘争論では解けないことが多い。しかし、ネオ・シオニズム史観で透視すれば容易に見えてくる。ネオ・シオニズム派は、安部政権に対し、更なる飛躍更なる屈服の何事かを要求している。あるいは小泉的なるものに引き戻そうとして政権瓦解を企てている。新たな要求が何であるかは、安部政権が更にイエスした瞬間から、あるいは暫くしてから見えてこよう。
我々は、こういう裏事情に関心を持つべきで、米国議会が日本の国会に代わって第二次世界大戦中の慰安婦問題で日本政府に謝罪させようとしていることを喜ぶべきではない。それは余りに卑屈だ。安倍よ、良い智恵をつけてやろう。今からでも良い、松岡農相変死事件の真相解明に着手すべきで、真相を明らかにさせ、関係者を一網打尽にすれば良い。やるかやられるか勝負に出ればよい。すきっとするがな。
それにしても、ネオ・シオニズム派になりきるというのは難しいことだな。次から次へと御用聞きさせられ廃人になるまで利用される。元へ戻って、出世と権力を引き換えに魂を売るべきではないということになるな。我々は幸せだ。
2007.6.28日 れんだいこ拝
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れんだいこ 人生学院
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