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【政治】
自民『改革止める抵抗』 民主『国民不幸になる』 非難合戦
2007年6月30日 夕刊
抗議の退席 改正国家公務員法の「中間報告」による本会議採決に抗議し、民主党など野党3党の議員は参院本会議場から退席。この後、同法は可決・成立した=30日午前2時43分、国会で(河口貞史撮影)
国会は三十日未明、与野党攻防が終わり、七月五日の会期末を待たずに事実上閉幕した。参院選をにらんで、与党が採決強行を繰り返せば、野党は不信任や問責決議案を連発するとげとげしい国会。与野党は最後まで、双方のやり方を非難し合った。
「残る会期が一週間もあるのに、理不尽な『中間報告』を行わなければならなかったのは、参院の存在意義を否定するものだ」
民主党の藤原正司・参院内閣委員長は三十日午前二時半すぎ、本会議で行った中間報告の中で、時折涙をぬぐいながら、委員会採決を省略して国家公務員改正案の本会議採決に持ち込んだ与党の手法を批判した。
教育関連三法案や年金時効撤廃特例法案、イラク復興支援特別措置法案などで採決強行を繰り返した与党。さらに中間報告という「荒業」まで持ち出したことで、民主党は態度を一層硬化させた。
輿石東参院議員会長は「こういう国会運営から脱皮しないと国民が不幸になる。国民は参院選で冷静な判断をしてくれるだろう」と述べた。
一方、自民党の片山虎之助参院幹事長は「最後は中間報告という、やや通例ではないやり方だったが、やむを得なかった」と反論。野党が内閣不信任決議案や委員長の問責、解任決議案を連発したことに「いろいろな国会戦術を駆使し、手間と時間がかかった」と批判した。
中川秀直自民党幹事長も「目前の選挙を意識して党利党略に走り、改革を止めようとした野党の抵抗に負けず、社保庁改革法などを成立させ、政府与党の責任を果たすことができた」との談話を発表した。
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