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【中日新聞社説】安倍首相と与党の強行一辺倒の運営、議会の秩序を壊したのは禍根を残したのではないか
1 :春デブリφ ★:2007/06/30(土) 07:27:47 ID:???0
社会保険庁改革関連法など重要法案の成立をもって、今国会は事実上、幕を閉じる。安倍晋三首相と
与党の強行一辺倒の運営が目立った。議会の秩序を壊したのは禍根を残したのではないか。
首相はメールマガジンで「国民のためにやるべきことを、ただひたすらに、愚直にやっていく。どの
ような批判を浴びようとも、この三法案は必ずこの国会で成立させる」と述べている。
社保庁改革法と年金時効撤廃特例法に続き、天下り規制を柱とした改正国家公務員法も動きだす。
言行一致して参院選で審判を仰ぐということなのだろう。
与党が週内成立にこだわったのは、会期末ギリギリの来週まで持ち越せば、野党の出方次第で審議未了−
廃案になりかねないためだ。強行採決の悪い印象を一日だけで済ませたい思惑も見え隠れした。
野党が激しく抵抗し追い込んだ側面もあるが、強行採決を「国民のため」というひと言で片づけていい
はずはない。
(中略)
そもそも国会が荒れた発端は、首相が公務員法改正案の今国会成立にこだわり、会期を延長したことだ。
これには与党内からも異論が出ていた。首相はメルマガ通り批判を浴びても押し通した。
しかし、改正案は公務員の再就職を一元的に斡旋(あっせん)する「新人材バンク」の具体像など、肝心
なところがはっきりしないままだ。野党は「あんこの入っていないあんパン」と批判し、与党からも「野党
の言う方が正しい。もう少し内容を詰めた方がいい」との声が上がった。
審議する参院内閣委員会は野党議員が委員長とはいえ、最後は委員会採決を省いて本会議採決に踏み切る
「荒業」まで用意した。
今国会では改正案も含め審議時間が衆院の七割程度になれば、そのまま通すことが相次いだ。慣例化したら
二院制の意味がない。
わずかだが、会期はまだ残っている。首相が出席して年金問題などを審議すべきだ。それくらいしないと、
参院選でしっぺ返しを受ける。
■ソース(中日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2007063002028345.html
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