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【朝日新聞社説】強引な国会運営は常軌を逸していた 前代未聞のことではないか 安倍首相があまりに「数」を身勝手に扱いすぎている
1 :依頼174@春デブリφ ★:2007/06/30(土) 07:50:24 ID:???0
★国会、閉幕へ―「数の力」振り回す政治
「政治とカネ」に絡んでの現職閣僚の自殺、噴き出した年金問題と不信、そして数の力でブルドーザー
のように法案を通していく与党の強引さ。この三つの点で、今年の通常国会は歴史に記憶されるだろう。
とりわけ、強引な国会運営は常軌を逸していた。5カ月あまりの会期の中で、審議の続行を求める野党
の反対を押し切り、自民、公明の与党だけで採決を強行したのは20回近くにものぼる。前代未聞のこと
ではないか。
(中略)
思い返せば、頼みとする「数の力」をもたらしたのは、小泉時代に勝ちとった衆院の巨大議席数である。
だが、考えてみればあの総選挙で自民党が有権者に問うたのは、もっぱら「郵政民営化」だけだった。
だからと言って、他の政策課題に手をつけるべきでないとは思わないが、これだけ多くの重要法案で
野党をなぎ倒すとなると話は別だ。そこまで信任を与えたつもりはない、というのが多くの国民の率直
な思いではないか。
(中略)
いまの「数」は前任者に対する信任である。それも郵政民営化という、ほぼ一点についての信任だ。
なのに首相は、あの総選挙で追い出した郵政造反組の議員を続々と復党させ、信任の中身を変質させて
しまった。
それも考え合わせれば、首相があまりに「数」を身勝手に扱いすぎていることが浮き上がる。有権者
の信任というものに、もっと謙虚であるべきだ。
(中略)
「数の力」を振り回す政治は、品格にも欠ける。大きな数を持てば持つほど、謙虚に合意づくりを
目指すのが王道であるはずだ。
■ソース(朝日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu1
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