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参院選情勢
2007年6月28日
九州の自公協力に暗雲=公明が推薦見送り−尾を引く衛藤氏擁立【07参院選】
自民、公明両党の九州での参院選の協力関係に暗雲が漂っている。自民党が郵政造反復党組で、大分県が地盤の衛藤晟一前衆院議員を比例代表に擁立したことなどに公明党が反発。九州の7選挙区すべてで自民党候補の推薦を見送っているため。自民党側は、影響の広がりを食い止めるのに必死だ。
「地元の感情が非常に厳しいので、調整に時間をかける必要がある」。公明党幹部は28日、同党が自民候補の推薦を決めた23選挙区の中に、九州が含まれていない理由についてこう語った。
公明党の比例候補で、九州が重点地区の木庭健太郎参院幹事長の獲得目標は110万票。九州全選挙区の自民候補への支援の見返りとして、自民党が回す票も当て込んだものだ。
ところが、自民党は衛藤氏の公認に続き、衆院宮崎1区選出の中山成彬元文部科学相の妻である恭子首相補佐官の比例擁立も決定。これに対し、公明党は「衛藤、中山両氏が地元で票を取れば計算が狂う」(幹部)と反発。北側一雄幹事長は「大事なのは与党の信頼関係を大切にすることだ」とくぎを刺した。
一方、年金記録漏れ問題で逆風が吹く中、自民党執行部も公明党の機嫌を損ねることを懸念。同党の要請を受け入れ、埼玉、愛知両選挙区で組織票の一部を回す方向で検討している。
27日に福岡市で開かれた衛藤氏の決起集会では、安倍晋三首相(党総裁)が事前に衛藤氏に出席自粛を求めるなど、公明党への配慮を見せた。(了)
[時事通信社]
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