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2007年06月29日
「神の国」アメリカ
6月26日の読売新聞「緩話急題」で、アメリカ総局の大塚隆一氏が書いていた。米国ケンタッキー州ピーターズバーグという所に「天地創造博物館」なるものが5月に開館し、それが大人気であるという。
旧約聖書の創世記によれば、神は6日間で天地と生き物を創った。この博物館の展示はすべてこの聖書の筋書きに基づいて宇宙や人類の歴史を説明しているという。我々が学んだダーウィンの進化論を根拠無き仮説と切り捨てているという。
この博物館がユニバーサルスタジオような遊びの場であればまだわかる。しかし多くの米国人がこれを信じているという。
「感動した」(55歳の機械工)。
「すばらしい」(40歳の運転手)。
「また来たい」(イラク帰りの20歳の陸軍兵士)。
大塚氏は書いている。
「・・・印象的だったのは彼らが善良で常識をわきまえた、ごく普通の市民と感じられたことだった。実際、米国で天地創造説を信じているのは決して少数派でも異端者でもない。ギャラップ社が6月はじめに行った世論調査でも、米国人の39%は『創造論は正しい』、27%は『たぶん正しい』と答えている・・・創造論と進化論のどちらを教えるべきであるかをめぐる論争は教育現場でも続いている。この問題は大統領選挙に向けた討論会でも取り上げられている。共和党候補では10人中3人が『進化論は信じない』という立場だ・・・」
米国という先進国が、このような異質な「神の国」ともいえる側面を持っている事を我々は知っておいたほうがよい。そして何よりも米国のブッシュ大統領が神によって生まれ変わった人であることを。
そのブッシュ大統領は神の啓示によってイラク戦争をはじめ、イラク戦争は正しいと信じてをやめようとはしない。この事は既に多くの米国側近が証言している。滑稽を通り越して恐ろしい事だ。
日米同盟信奉論者はこの事をよく考えておいたほうがいい。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/06/29/
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