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年金特例法案を参院委可決 政資法改正案、社保庁案も【東京新聞】
2007年6月28日 21時10分
国会は28日午後、年金記録不備問題を受けた与党提出の年金時効撤廃特例法案と、「政治とカネ」問題に対処する与党の政治資金規正法改正案をそれぞれ参院の各委員会で与党の賛成多数で可決した。社会保険庁改革関連法案も可決したが、野党はいずれも反対した。与党は3法案に加えて、天下り規制を強化する国家公務員法改正案については委員会採決を省き29日の参院本会議に「中間報告」を求めるなどして、4法案とも成立させる方針だ。
これに対し民主党など野党は内閣不信任決議案や関係閣僚の問責決議案などを提出し、徹底抗戦の構え。このため一部法案の本会議採決は30日未明にずれ込んで徹夜国会となる情勢で、延長国会は最大のヤマ場を迎える。
28日の参院厚生労働委員会では、「審議不十分」とする野党議員が委員長席に詰め寄り騒然となる中で、年金特例法案と社保庁改革法案の採決が行われた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007062801000594.html
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