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文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』へようこそ!!!
2007-06-28
■安倍政権は「政治謀略」で自滅する…。
安倍政権は、小泉前総理にまで喧嘩を売るという、お得意の自爆テロ的、自作自演的な「政治謀略」のやり過ぎで自滅するのではないだろうか。実は、緒方元公安庁長官や日弁連元会長、バブル時代の大物不動産屋等……が暗躍していることが次々と露見し、世間をアッと言わせた「朝鮮総連ビル偽装売却事件」だが、驚くべきことに、と言うか予想通りと言うか、ここにも、安倍官邸の「政治謀略」の匂いがプンプンすると言われている。そもそもこの総連ビル売却事件だが、これだけの大掛かりの謀略事件が、一人や二人の元役人や弁護士等だけで仕掛けられるわけがない。間違いなく緒方元公安庁長官等の背後に「大きな政治勢力」があるはずである。「大きな政治勢力」とは、この場合、言うまでもなく、野党関係者ではありえない。もし野党勢力が動いたとすれば、今ごろはすべて暴露され、徹底的に干し上げられ、日干しにされていただろう、偽メール事件のときのように…(笑)。とすれば、この事件の裏で暗躍しているのは、明らかに政権政党たる自民党関係者しか考えられない。その中心人物は、中川幹事長ではないか、と言われているようだが、その一方では、亀井静香の名前も出ているようだ。が、国民新党の現状を考えれば、亀井静香はありえないだろう。やはり安倍官邸周辺か小泉周辺しか考えられない。あるいは、この事件は、小泉一派と安倍一派との仲間割れ、主導権争いを含めた現政権内部の暗闘なのかもしれない。それとも某週刊誌が書いているように、安倍自民惨敗を前提に、「総連の裏人脈をちらつかせて、亀井静香を脅迫、萎縮させ、国民新党の亀井グループを安倍自民党に抱き込み、安倍政権の延命化を謀る」という安倍官邸が仕掛けた政治謀略作戦の一環なのか。つまり小沢民主党と組んで、「反自民連合」に走りそうな亀井静香への脅迫・恫喝では…と言うわけだが…。いずれにしろ、安倍は、お得意の、「頭隠して尻隠さず」的、自作自演的、そして痴呆的な「政治謀略」のやり過ぎで自滅かも……。ところで、最近の安倍は、政権末期の「死に体」内閣のリーダーとは思えない陽気さで、御用芸能人の「みのもんた」や「テリー伊藤」等のラジオのトーク番組をハシコ゜しているようだが、「気はたしかか…」とでも言いたくなる今日この頃なわけだが…。
■緒方元公安庁長官等「詐欺」で逮捕。「トカゲの尻尾切り」か。
緒方とともに、「ほかに逮捕されたのは、売買仲介役となった元不動産会社社長、満井忠男(73)、資金調達役とされた元銀行員、河江浩司(42)の両容疑者。」らしいが、これで事件の全貌が解明されるとは思えない。この三人は、朝鮮総連を騙し、朝鮮総連ビルを騙し取ろうとした「詐欺犯」として逮捕されたようだが、なんか変ではないのか。この逮捕は、むしろ「事件つぶし」、あるいは、「トカゲの尻尾切り」ではないのか。言い換えれば、緒方等は、裏の黒幕から裏切られ、切り捨てられようとしているのではないか。そして、今日、朝鮮総連を中心としたビル転売偽装工作は、いつのまにか緒方等の個人犯罪に矮小化され、朝鮮総連は被害者側になりったというわけだ。むろん、これは、真の黒幕による「ビル転売偽装事件」が、ある巨大な力によって、もみ消されようとしているという事だろう。中川幹事長にカネが流れたという噂も流れているが、そちらのルートもこれでウヤムヤになるだろう。嗤っているのは誰か?
<朝鮮総連仮装売買>緒方元公安調査庁長官を逮捕 詐欺容疑
6月28日17時26分配信 毎日新聞
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の仮装売買事件で、東京地検特捜部は28日、元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)容疑者(73)ら3人を詐欺容疑で逮捕した。総連側に架空の売却話を持ちかけ、中央本部の土地・建物をだまし取った疑い。中央本部の売却問題は、総連を調査する立場にあった元公安庁長官が逮捕される異例の刑事事件に発展した。
ほかに逮捕されたのは▽売買仲介役となった元不動産会社社長、満井忠男(73)▽資金調達役とされた元銀行員、河江浩司(42)の両容疑者。
調べでは、緒方元長官らは4月中旬から5月下旬、売買代金を支払う意思も能力もないのに、総連側代理人の土屋公献(こうけん)・元日本弁護士連合会会長(84)らに対し、「金主が確実にいる」などとうそをつき、緒方元長官が社長を務める「ハーベスト投資顧問」が中央本部の土地・建物を購入する計画を説明。さらに「先に所有権移転登記をして、それを確認できてから代金を払う形にしてもらいたい」と要請して、5月31日に売買契約を締結したうえ、翌6月1日に所有権移転登記をして、中央本部の土地・建物を詐取した疑い。
特捜部は13日、緒方元長官らが売買の実態がないのに虚偽の所有権移転登記をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で関係先の家宅捜索に乗り出し、関係者の事情聴取を進めていた。その結果、緒方元長官らに資金調達能力はなかったと判断し、詐欺容疑での立件に踏み切った。
最終更新:6月28日17時26分
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20070628
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