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民主党:次期衆院選の擁立作業足踏み 3分の1が空白区
民主党の次期衆院選の候補者擁立作業が足踏み状態となっている。27日現在、300小選挙区のうち約3分の1の99小選挙区が候補者不在の空白区。仮に延長国会が波乱の結末となった場合に衆参同日選説もくすぶることから擁立を急いでいるのだが、さきの衆院選大敗で現職不在の選挙区が増えた影響は大きく、調整が思うように進んでいないのが現状だ。
「多分ダブル選挙はないと思うが、いつ解散するかわからない。安倍晋三首相の決断次第だ」。小沢一郎代表
は26日、埼玉県新座市で開かれた党の会合であいさつし、衆院選の準備も怠らないよう強調した。
「万が一」の同日選を警戒する民主党は、先月の常任幹事会で地元での候補者擁立が難航する場合は党本部主導で調整する方針を決定、各都道府県連に通知した。執行部は「衆院が解散になれば、あと50人程度はすぐに名簿を提出できる」(鳩山由紀夫幹事長)と自信を示すが、出足は鈍い。前回衆院選で大敗した地域に空白区が目立ち、25小選挙区中1小選挙区しか勝てなかった東京都は、今もほぼ半数の12選挙区が候補者不在だ。
党本部が同日選の危機感をあおってまで擁立を急ぐのは、候補者を参院選の応援に駆り出す「一石二鳥」も狙ったため。中堅・若手の間には「参院選の選挙運動をやるうえでも基礎になるのは小選挙区の公認候補者。早く空白を埋める必要がある」との声がある一方、「ありもしない同日選を前提に、候補者の調整なんてできるわけがない。すべては参院選が終わってからだ」との反発も強く、空白区の解消には時間がかかりそうだ。【葛西大博】
毎日新聞 2007年6月27日 21時22分
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