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□参院選後「小泉新党」ができる [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3214262/
参院選後「小泉新党」ができる
2007年06月28日10時00分
「先を読む」のは政治家の仕事だから当然かもしれないが、永田町は参院選後の話題で盛り上がっている。ついに「小泉新党」論まで浮上してきた。
「過半数割れでも首相は責任をとらなくていい」(中川秀直幹事長)なんてフザケた声も出ているが、参院選で自民党が45議席以下だったら、イヤでも「安倍内閣総辞職」だ。何が起きるのか。
「参院で与党の過半数割れが起きたら、法案が一本も通らなくなる。従って自民党は早急に参院の過半数工作を始めることになります。連立工作や野党議員の一本釣りです。その場合、ターゲットは国民新党の議員や新党日本の荒井広幸議員ですが、選挙で戦った安倍自民党では相手も組んでくれないから、自動的に安倍内閣は総辞職、別の首相の下で話し合いとなる。しかし、国民新党などは自民党と連立を組むには“大義”が必要となるから、必ず条件を突きつけてくる。郵政民営化の凍結、あるいは練り直しです」(自民党関係者)
国民新党にしても荒井議員にしても、小泉政権時代の郵政民営化造反で離党に追い込まれたのだから当然のことだろう。自民党はどうするのか。
「ポスト安倍は、福田元官房長官が最有力。安倍内閣の一員である麻生外相は消える」というのが永田町の見方。「福田氏が中心となって、郵政造反組に近い野田聖子議員あたりを担ぐこともある」(事情通)という見方もあるが、ともかく、新執行部が野党抱き込みを始めることになる。
「そこまでは予想がつくことですが、見通せないのが、その後です。参院選惨敗後、自民党が郵政民営化の見直し条件をのもうとしたら、新しい動きが出ると永田町では見られています。“郵政民営化の後戻りはケシカラン”と、小泉前首相、武部元幹事長、そして80人近い小泉チルドレンが新党結成に走るというものです。小泉さんの最近の活動再開はそれをニラんでのものという解説も自民党内にありますが、小泉新党結成、自民党分裂になった場合は民主党の一部を巻き込むことにもなりそうです」(政治評論家・浅川博忠氏)
完全な政界液状化だ。そんな一寸先は闇の政局見通しからか、「参院選惨敗で、衆院もグチャグチャになるなら、いっそ同日選にした方が簡単だ」と、自民党内では衆院解散、ダブル選挙説が依然くすぶり続けている。
【2007年6月25日掲載】
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