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(回答先: 外務副大臣ブログで「大誤報」 「罷免、謝罪」要求される [J-CASTニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 26 日 20:44:14)
□訂正とお詫び [たけしの国会日記]
http://iwaya.junglekouen.com/e11957.html
2007年06月26日
訂正とお詫び
こんにちは、岩屋です。
いま、パリに来ています。さきほど、ダルフール問題に対する拡大会合が終了したところです。早速に出張のご報告を申し上げたいところですが、今日は本ブログでの私の発言内容に関して一点、訂正とお詫びをさせていただきたいと思います。
それは先般来の「パスポート問題」に関してです。この議論はブログに寄せられたコメントの中に本件に対する麻生大臣の対応についてのご批判があったことに対し、私が状況を説明したことから始まったのでした。丁寧にご説明したつもりでしたが、前々回の私の発言の中に一部、「事実誤認」と受け取られる内容があり、ご迷惑をおかけしました。ここに訂正し、深くお詫び申し上げたいと思います。
本件の場合は「既に離婚は成立しているのだけれども、親子関係確定のための裁判が進行中で、まだお子さんの戸籍が確定していない状況にある」というご説明を受けていた事例だったのです。その点、私のほうに誤解がありました。誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りして当事者、ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げたいと思います。
いずれにしても検討の結果、「戸籍未確定」の申請者に対しては現行法ではどうしてもパスポートを発行することは困難でした。したがって、その上で、なんとか今回のような人道上の要請に応えたいと考えて、先にご説明したような省令改正による対応を行なったという次第でした。なにとぞご理解いただきたいと存じます。
なお、今回の件について、パスポート申請者及びその関係者に対して有形、無形の嫌がらせが行われているとの話を聞きました。このようなことは決してあってならないことで、甚だ遺憾に思います。本件問題に関心のある方々に対して、理性的な対応をお願いします。
ではまた。出張の様子はまた戻りましてから詳しくご報告いたします。
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□重ねてパスポートの件について。 [たけしの国会日記]
http://iwaya.junglekouen.com/d2007-06-21.html
2007年06月21日
重ねてパスポートの件について。
岩屋です。例のパスポートの件で賛否両論含め、たくさんのご意見をいただきました。ありがとうございます。
麻生大臣は一見、ああいう風にぶっきらぼうなところがあるので、もしかすると誤解されたのかもしれませんね。しかし、実際には戸籍が確定していない人には本来は出せないパスポートを、本件の人道上の要請に応えるために、大臣の判断で省令を改正して応えようとしたという点だけはぜひご理解いただきたいと思います。
本件の場合、正式な離婚は成立していないのですね。お子さんはお母さんが前夫と婚姻関係にある間に他の男性との間に産まれているのですが、離婚が確定していない以上、民法上は前夫の子とみなさざるをえないのです。(他方で民法の300日規定については目下、与党間でも議論が進行中ですが。。。)
ただ、この「前夫」にはひどい家庭内暴力があったということで、お母さんとしては連絡を取ることもできなくて離婚手続きを取れなかったとも聞いています。しかし、いつまでもそのまま放置するというわけにもいかないでしょうからね。代理人を立てるなどして、できるだけ早く手続きを完了されることがお子様のためにも望ましいと思います。
いずれにしてもお子さんには責任のないことですからね。そこで、省令に「戸籍のない者についての例外規定」を設けることにしたのです。条件としては三つで、(1)親子関係確定の手続きが家庭裁判所において開始されていること、(2)旅券には法律上の氏(現行民法の規定により決まる氏)を記載すること、(3)渡航目的が病気治療や修学旅行等、戸籍に記載される前に渡航を認めるべき人道上の理由があること、としたわけです。いろいろ検討したんですけどこれがギリギリいっぱいだったのです。
さらに、大臣からは「戸籍が確定するまでの間は括弧書きで現在使っている氏を記載できるようにしたい」という提案をさせていただいたのですが、結果的にはそれを不服とされて旅行への参加を断念されたという経緯だったわけです。
本件は副大臣としては私の担当でもありましたので、なんとかしたいと努力をしたのですが、パスポートは戸籍が基づいて発行されなければならず、発行された以上は日本国政府として各国に対して当該邦人に適切な対応と保護を求めるものですからね。今回の措置が現段階ではギリギリの措置であったと思っています。ご理解いただければ幸いです。
さぁ、国会延長です。まだまだ会期末まで激しい攻防が続いていくと思いますが、与野党ともに選挙のためのパフォーマンスに労力を費やすことがないようにしなければなりませんね。我がほうとしては粛々と必要な法案を仕上げていきたいと思っています。
ではまた。しかし、梅雨だというのに、なかなか雨に恵まれませんねぇ。。。
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