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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070622k0000m010102000c.html
政府は21日、アフガニスタンの安定に向けた「非合法武装集団の解体」(DIAG)プログラムを支援する関係国会議を東京都内で開いた。DIAGはアフガンの治安組織が、国内に散在する非合法組織の武装解除と構成員の社会復帰を進め、治安安定を図る仕組み。海上自衛隊によるインド洋での給油活動にとどまらず、欧米主要国とともにアフガンの治安安定と社会復興に貢献する姿勢を示すのが狙いだ。
この日の会議にはハリリ副大統領らアフガン政府高官のほか、ケーニッヒス国連事務総長特別代表(アフガン問題担当)らが出席した。
日本政府はDIAGを実施するアフガンの治安機関に3400万ドル(約40億円)の支援を実施している。麻生太郎外相はあいさつで「DIAGは武装集団を市民社会へ復帰させる重要なプログラムだ」と述べ、今後も日本の支援を継続する考えを強調。ハリリ副大統領は国際社会によるDIAGへの継続的な支援を呼びかけた。
ハリリ副大統領は同会議終了後、首相官邸で安倍晋三首相と約30分意見交換した。安倍首相は「(海上自衛隊の)インド洋における諸外国船への補給活動など引き続き貢献していきたい」と言明。ハリリ副大統領は「『テロとの闘い』のための日本の支援に感謝する」と述べた。【大前仁】
毎日新聞 2007年6月21日 21時13分
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