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http://www.trend-review.net/blog/2007/06/000290.html から転載。
2007年06月18日
“社会保険庁叩き”の構造
いま世間を騒がせている社会保険庁問題。るいネットや各ブログ、そしてこのTrend Reviewで語られている内容を図解にしてみました。構造的理解の参考にして下さい。
【アメリカの動き】
・日本の民間保険市場には、’90〜AIGの参入以来、増加(外資系が39社)
・郵政民営化(’07〜)の次にアメリカが狙っているものは、日本の医療保険制度の改変(年次改革要望書より)
【官邸・自民党の動き】
・社会保険庁の解体と民営化計画(自民党HP:「社会保険庁解体宣言」)
・年金問題の矮小化(自治労バッシングとその支持基盤である民主党攻撃)
【民主党の動き】
・社会保険庁解体を同意(民主党HPより)
・被害の声を集めるだけの同情政策(「消えた年金」被害者補償法案等)
【電通・マスコミの動き】
・電通による自民党HPの作成
・TV&雑誌:社保庁バッシング(「報道ステーション」、「朝ズバ」、各週刊誌)
・新聞社:左系も右系も年金問題の歪曲化・社保庁解体の方向へ
・コムスンバッシングにより、介護保険制度改変の方向へ
つまり、アメリカの圧力が発火点 → 官邸・電通の扇動 → 各種マスコミにより「社保庁バッシング一色」の世論形成が完成した。
一方、参院選を控えた民主党の主張はというと、国民個々人の不全にすり寄るだけで、年金問題の根本に斬り込んではいない。それどころか「解体やむなし」という自民・アメリカ路線と変わらないのだ。
国民はどうか?
年配層は、目先の「自分の金はどうなる?」意識が目立ち、若年層はそもそも年金など信用していない、というもの。これから社会を担う当事者として、この問題に斬り込む様な表だった動きは見えない。
このまま、郵政民営化や三角合併等に続き「属米基盤」が出来てしまうのか!?
●以下は、主に参考にさせていただいた記事やHPです。
【神州の泉】
「社保庁解体論やコムスン・バッシングも国家崩壊の道程」
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/06/post_9cfc.html
【るいネット】
自民党の『民営化』とは、外資に日本を売ることと同義〜社会保険庁解体より〜
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=153437
まやかしの年金改革と矮小化報道
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=153759
【自民党HP】
「あきれた社会保険庁の実態」
https://youth.jimin.or.jp/iken/
「社会保険庁解体の推進について」
http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2006/pdf/seisaku-031a.pdf
【民主等HP】
「消えた年金記録」
http://www.dpj.or.jp/special/lost/index.html
【年次改革要望書】
「ウィキペディア」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%94%B9%E9%9D%A9%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8
【Trend Review】
「社会保険庁叩きの背後にある、アメリカ保険業界の圧力」
「年金問題、各紙社説を比較する」
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