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赤城氏に不自然経費 事務所費１９万〜１０００万円の幅【中日新聞】
2007年6月15日 夕刊
赤城徳彦農相の資金管理団体「徳友会」の事務所費が年によって約十九万円から一千万円超と大きく変動、光熱水費や備品・消耗品費もゼロの年があるなど不自然さが目立つ内容となっていることが、政治資金収支報告書から分かった。徳友会をめぐっては、林業団体からの寄付金記載漏れも発覚している。
自殺した松岡利勝前農相は、多額の事務所費や光熱水費の不明朗さが国会で指摘されていた。赤城氏の事務所は十五日、「法にのっとって適切に処理している」とした。
報告書によると、徳友会は一九九五年に赤城農相の資金管理団体として国に届け出ており、当初から家賃や光熱費が無料の議員会館を主たる事務所にしている。
家賃や電話代、切手代などを合計した事務所費は、九五年に八十四万円を計上、その後は百万円前後で推移したが、二〇〇〇年に約十九万円に減少。〇二年には約千十七万円に跳ね上がっていた。その後は五百万円前後を計上している。
光熱水費は九五年はゼロ。その後は約十一万円から約六十八万円の幅に収まっていたが、〇二年から〇五年までは再びゼロになっている。
新聞や文房具などの備品・消耗品費も九五年にゼロだったが、その後は約十九万円から約九十八万円を計上。〇二年から三年間はゼロとなり、〇五年には再び約三十八万円を報告している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007061502024429.html
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