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1カ月以内に中間報告 年金問題で検証委初会合【東京新聞】
2007年6月14日 22時31分
社会保険庁の年金記録不備問題の原因と責任の所在を解明する総務省の年金記録問題検証委員会(座長・松尾邦弘前検事総長)が14日、初会合を開いた。松尾座長は会合後の記者会見で、年金記録の不備状況について「早ければ1カ月以内に中間報告を出したい」と述べるとともに、委員会が行う意見聴取について「必要があれば聖域はない」とし、歴代の厚相や厚労相、社会保険庁長官なども対象とする可能性を示唆した。
会合では菅義偉総務相が冒頭であいさつし「再発防止のため、明らかになった事実を包み隠さずに公表してほしい。年金制度の根幹を揺るがしかねない異常事態。検証委員会で問題発生の経緯、原因、責任を調査、検証してほしい」と要請。
これを受け、松尾座長が「国民の安心の基盤である年金制度に不安が投げ掛けられている。大変大事な仕事。精いっぱい努力する」と、徹底した原因究明と責任追及に意欲を示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061401000913.html
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