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http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/06/post_e73a.html
新年度に入ってからのサービス切り捨てについて「郵政民営化とサービス切り捨て」
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/06/post_8681.html
http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/288.html
と言う記事を書いたのであるが、最近それらに対して苦情を言うお客さんが多くて困っている。一昨年の国会で郵政民営化法案が審議されている過程、あるいは9・11総選挙の過程で散々民営化したら庶民向けのサービス・地方のサービスが低下することを郵政部内は特定局長会から全逓(現JPU)・全郵政まで含めて声を枯らして主張してきた。だが国民の三分一強は小泉自公政権を支持して郵政民営化を選んだ。実際には総得票数の過半数は野党支持の票であり、棄権という形での消極的反対も含めて国民の三分の二は郵政民営化に反対であった。小選挙区制のからくりで自公両党の議席が圧倒的多数を占めたのであるが、この件については今日は書かない。
私の勤務する局の所在地は過疎化が進んでいる田舎町である。85年の電電公社民営化によるNTTの発足によって営業所が無くなり、公衆電話が町の各所から姿を消した。87年の国鉄分割民営化によるJR発足ではローカル線の切り捨てによって無人駅ばかりとなり、車掌が廃止されて運転士のみの一人運行になった。駅のホームから転落する人がいたとしても救助したり列車の運行の安全確保をする要員はいなくなった。通勤通学の時間帯を覗いて列車が間引き運行されるようになった為に、車の運転ができない人は日中の移動にも苦労している。当然のことであるが民間のバスの路線は次々廃止されている。東京一極集中による弊害がまともに現れており、少子高齢化は日本全体の平均より遙かに早く進んでいる。
だがしかし、不思議なことに中選挙区の時代から地方の切り捨てを主張する自公両党の強力な地盤なのである。小選挙区制度に移行してからも、自公両党の選挙協力の為もあって自民党の候補者以外当選したことがない。当然05年の9・11総選挙でも小選挙区の中では自民候補の得票が圧倒的であった。つまり「地方を切り捨てます。庶民のサービスを切り捨てます」と主張していた候補に殆どの住民が投票したのである。自分で自分の首を絞めておいて、今更郵便局はサービスが悪くなったと文句を言うお客が多いのである。正直「自業自得でしょ」と言い返したくなることがしばしばである。今後は自民党議員の後援会の札を貼っている家や創価学会=公明党のお客に対してはハッキリ言った方がよいのかと思う次第である。
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