★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK36 > 469.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
[低気温のエクスタシー by はなゆー]さんがこんな情報を書いている。
==============================================
http://alcyone.seesaa.net/article/44600157.html から転載。
2007年06月12日
〔メモ〕正木馨・元社会保険庁元長官と安倍首相夫妻との関係
広瀬隆氏の著書「私物国家〜日本の黒幕の系図」(現在は絶版らしい)
http://www.asyura.com/tv13.htm
に、以下のような記述があるとの未確認情報が流れている(あくまでも未確認情報だが)。
↓
元社会保険庁元長官の正木馨氏(この人は、厚生省の薬務局長だったときに、非加熱製剤の輸入継続を認めて薬害エイズを拡大させた人物でもある)と安倍首相夫妻の関係…。
● 正木馨氏と森永製菓の森永剛太会長(元社長)の妻同士が姉妹。
● 森永剛太氏と森永製菓の元会長である松崎昭雄氏は義兄弟。
● 松崎昭雄氏の長女・昭恵氏は安倍晋三氏に嫁いだ。
● つまり、安倍首相夫人の叔父である森永剛太氏の義兄弟が正木馨氏である。
●ちなみに、正木馨氏の父の正木亮弁護士(故人。なおこの人は、往年の日本における死刑廃止運動の中心的な人物。死刑と戦争は合法的な人殺しであると公言していたので、保守派・右派・タカ派からは慢性的に批判されていた)は、田中角栄・元首相と政商・小佐野賢治氏(故人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BD%90%E9%87%8E%E8%B3%A2%E6%B2%BB
を引き合わせた人物であるとも言われている。
==============================================
そこであちこちこの書物(「私物国家〜日本の黒幕の系図」)に関する記述はないか探してみた。するとこんなものに行き当たった。正木、森永、松崎、安倍などの苗字が確かに「序」の部分のあちこちに散らばっている。いとわずに全文を転載しておく。ゆっくりお読みください。
==============================================
私物国家
広瀬隆、光文社、1997。
序、誰かが、どこかで、動いている。
http://www.oct.zaq.ne.jp/poppo456/in/b_sibutu.htm
政治家、官僚、財界人、一見して別な世界の住人に見えるが、実はつながりがある。
ロッキード事件から、野村証券損失補填まで、この二十年間、背景の人脈は変わっていない。小池隆一は児玉誉士夫の弟子。
自宅、料亭、ホテル、オフィスで交わされたトランクいっぱいの札束。その挙句が、経済崩壊。この者達が作り出した天文学的な借金を、国民に返済せよと言う。
国民が望むのは、一連の黒幕が逮捕され、闇の人脈が一掃される事である。
総会屋対策として、同日に株主総会を開く企業。総会屋の資金はどこから出ているのか。第一勧業銀行、小池隆一に117億もの迂回融資。指揮した副頭取・金沢彰は、罪を問われる事なく、バブル清算=粉飾決済の為の共同債券買取機構の社長に就任。金沢彰とは、何者か。それほどの大人物なのか。
ベトナム油田開発権を巡る、泉井純一の贈賄、豪華ホテルで売春パーティ接待で通産官僚をもてなす。通産・大蔵の構造腐敗が明らかになりながら、逮捕者は出ず。通産事務次官・和田敏信の配下が腐敗官僚のすべて。
和田敏信、通産事務次官、日本興行銀行顧問、エネルギー財団副会長、石油公団総裁、石油資源開発社長・会長。東南アジアの石油利権を巡る要職にあり、高給を取りながら収益はゼロ。
徳永久次、通産事務次官、石油公団総裁、新南海石油開発社長、新華南石油開発社長。和田の先輩、徳永は1960次官、和田は1976次官。
この徳永の娘婿が金沢彰。すなわち、泉井事件の海外油田人脈に入る金沢が、第一勧銀の迂回融資によって、総会屋、野村証券と密着。
1991、野村スキャンダル。稲川会会長・石井進、野村証券を通して東急株を買い、野村は全面支援で株価高騰を演出。会長・田淵節也、社長・田淵義久、辞任。
1995、アジア市場開発の為に両田淵の復帰、総会屋対策として小池隆一の登場。泉井事件、徳永久次、金沢彰と人脈が見える。
金沢彰の実父は、帝国ホテル社長・金沢辰次郎。かつて東急を支援したのが、帝国ホテル会長・小佐野賢治。稲川会・石井進が東急株に手を出したのは、小佐野の跡目相続の意味もある。また小佐野は、小池の親分・木島力也とも親密。
第一勧銀の歴代頭取が恐れたのは、木島力也の後ろに控える児玉誉士夫。
1960.5/20、日米安保条約自民党単独採決。6/18、反対デモ33万。右翼を動員した児玉誉士夫、さらに要請を受けた稲川会。
児玉と野村証券のつながり。1973、ジャパンライン(全日空)買い占めを仲介した児玉、協力した野村証券社長・瀬川美能留に謝礼として時価1100万のダイヤを贈る。瀬川が育てた両田淵、稲川会と手を組むのは歴史の必然。総会屋は児玉−木島−小池、というつながり。
第一勧銀ライン、井上薫−澄田智−鳩山威一郎−鳩山一郎−児玉誉士夫。
記号の説明
#=重複、*=重要人物。
−で表したのは、婚姻による関係。親子、兄弟、従兄弟はひとつの苗字で代表しました。
説明文の中で、姉or妹を介する仲を義兄弟、息子&娘を介する仲を姻戚兄弟と区別しました。
野村証券と石油業界との姻戚関係
*瀬川−土屋−大山−柳−法華津−#岡本−末延−石川−*福川。
#岡本−一宮−工藤−金沢−*山田−*金沢−*徳永−*篠島。
瀬川美能留、野村証券社長。
福川伸次、通産省事務次官、野村総研顧問。
山田敬三郎、通産省石油審議会委員、サウディ石油化学社長。
山田繁、その息子、三菱石油常務。
金沢辰次郎、帝国ホテル社長。
金沢彰、その息子、第一勧銀副頭取、共同債券買取機構社長。
徳永久次、通産省事務次官、石油公団総裁、新南海&華南石油開発社長。
篠島秀雄、三菱油化取締役、三菱化成社長。
篠島義明、その息子、通産省生活産業局長。
以上すべて姻戚つながり、官僚と財界人の親子が多いのに驚く。
一、日本人が抱えた借金の額と泉井事件の黒幕
厳しい時代に入った、良い政治家を選ぼう。人の金を使って散財し、高給を取るのは、泥棒であるという認識。
組織優先主義が、日本人を軟弱にする最大の原因。
1996.12/31時の日本の個人金融資産。
現金42兆6221億、普通預金93兆8614億、定期預金550兆9906億、貸付信託76兆8 702億、保険303兆4522億、証券141兆248億、その他合計1209兆1513億。
1995時の政府債務と銀行の不良債権。赤字国債220兆、建設国債150兆、銀行不良債権100兆。合計470兆。
銀行や郵便局に預けた金が、いつの間にか無駄に使われている。返済の見込みもない。個人の預貯金510万から国の借金416万を引くと、一人94万しか残らない。四人家族では、一家につき1600万円の借金を押し付けられた勘定。
それをよそに、暗黒事件の逮捕者は、数億の金を懐に入れている。
国債を買わない国民、それを買うのは銀行や企業。今や税金の三分の一が、何にも使われず、債券を購入した銀行や企業への返済に充てられている。国債を購入した人間も、同罪ではないか。日本株を売り浴びせた国際金融機関の方が、正しい判断力を持っている。
泉井商会で使われた絵画取引。政治家は政治献金、官僚は天下りポストで収賄する。では、日銭のない政治家や、若手官僚には、美術品という収賄ルートがある。贈賄業者に一億で売って、官僚から一億で買い戻す画商、美術商の存在。
野村証券から総会屋へも、美術品ルート。平和相互銀行での株の買収合戦、八重洲画廊を通して数億円の金屏風が竹下登に渡った。泉井から大蔵官僚に送られた絵画も、時価数十万ながら、特定の画廊では数億で引き取ってくれる。
1992-1994、泉井石油商会代表・泉井純一、三菱石油、三井鉱山などから総額6 4億円を受け取り、それをベトナム油田開発の利権確保に使う。
泉井、通産省、大蔵省の担当官に贈賄攻勢。和田敏信、涌井洋治、中島義雄、小川是らを豪華ホテルの売春パーティで接待、絵画贈賄。
三菱石油と通産省、大蔵省の姻戚関係
*山田−三ツ本−松岡−*三島−牧野−*吉田−*佐藤−*松岡−*進−*和田−*澄田−松井−広岡−神田−#松本−*出光。
#松本−#嘉納−太田−*山下−*安川−植村−富井−石坂−霜山−角田−林−*広瀬。
#嘉納−伊藤−浜口−嘉納−*涌井。
山田菊男、三菱石油社長会長、泉井商会に贈賄資金提供。
三島弥太郎、日銀総裁。
吉田茂、その娘婿、総理大臣。
佐藤栄作、総理大臣。
佐藤信二、通産大臣、栄作の息子。
松岡洋右、三国同盟時代の外務大臣、A級戦犯。
進経勝、三菱石油。
和田敏信、通産省事務次官、石油公団総裁。
和田信太郎、三井物産、敏信の息子、澄田ゆりの夫。
澄田智、大蔵省事務次官、日銀総裁、娘ゆり。
和田と澄田は姻戚兄弟、霞ヶ関の支配者と呼ばれる。
出光佐三、出光興産創立者。
松本誠之、出光興産。
山下英明、通産省事務次官、三井物産副社長。
松本健次郎、筑豊石炭鉱業総長、石炭鉱業会長、貴族院議員。
安川第五郎、日本原子力発電社長。
涌井洋治、大蔵官房長、主計局長。泉井からの絵画収賄に関わらず出世。
広瀬勝貞、通産省内部調査担当官。何もしない調査官。
姻戚外の受益集団。
小松勇五郎、通産省事務次官、興銀、神戸製鋼副社長。
小長啓一、通産省事務次官、興銀、アラビア石油社長。
この利権集団は、かつて石炭で儲け、次に石油と原子力で巨大な利益を手にしたきた人脈。よって、国民の利益となり、世界の趨勢となっているエネルギー節約という発想がない。不経済で、無能無策な人脈。
出光佐三、日章丸によってイラン石油を強硬輸入、ソビエト輸入でロックフェラーに喧嘩を売り、世界一のタンカー出光丸の建造。立志伝中の人物、しかし、その背後には無能強欲集団が控える。
澄田智、父は満州事変の黒幕、父の代からフランス財閥と関係、日銀総裁、霞ヶ関の支配者、八十年代、投機熱が強いのに利下げ誘導してバブルを膨らました張本人。1989.12/、退任後、仏ロスチャイルドの総本山ラザール・フレール顧問に就任。それと同時に国際投機筋の日本売りが始まる。
二、東京信用組合破綻事件と、オレンジ共済組合詐欺事件
長銀、二信組、オレンジ共済を巡る人脈の姻戚関係
#岸−*安倍−*山口。
#岸−佐藤−安西−*大橋−#浜口−北田−*高橋−*岩沢。
#浜口−石橋−*斉藤。
#浜口−#藤山−山口−古賀−*中西。
#岩崎−*幣原−#西郷−堀−#浜口−#藤山−*広瀬。
#西郷−*鈴木。
#岩崎−郷−#川崎。
渋沢−明石−渋沢−#川崎−*佐藤−*斉藤。
岸信介、総理大臣。
安倍晋太郎、その娘婿、通産大臣。
山口敏夫、衆議員議員、信組破綻、大口収賄で逮捕。
浜口雄幸、総理大臣。
浜口巌根、その息子、長銀創立者・頭取。
浜口雄彦、同じく、東京銀行頭取、KDD社長。
東京銀行は旧名を横浜正金銀行、終戦前、スイス・バーゼルで連合国・枢軸国の謎の共同作業に加わった国際貿易銀行のひとつ。
大橋武夫、国務大臣法務総裁、浜口の娘婿。
大橋宗夫、その息子、1985プラザ合意時の大蔵省代表、日銀政策委員。
高橋治則、浜口の孫、イ・アイ・イ総帥、東京協和信組理事。
高橋治之、同じく、電通スポーツ文化事業局次長。
岩沢靖、治則の舅、北海道テレビ社長、誠備事件の黒幕政商。
藤山愛一郎、佐藤内閣下での経済企画庁長官。
山口喜久一郎、その娘婿、衆議員議長。
中西啓介、その姪婿、衆議員議員、二信組・オレンジで収賄。
斉藤斗志二、斉藤了英の息子、衆議員議員、オレンジ共済調査チーム座長。
幣原喜重郎、総理大臣、浜口時代の外務大臣。
広瀬篁治、その外孫、安全信組系ゼネラルリース監査役、東京協和信組理事。
岩崎弥太郎、三菱財閥創始者。
川崎守之助、その孫、川崎財閥総帥、川崎定徳会長。
川崎雄厚、その息子、川崎定徳副社長。
佐藤茂、川崎定徳社長、平相銀・佐川事件の黒幕、稲川会に資金提供。
鈴木紳介、安全信用組合理事。
友部達夫、参議員議員、オレンジ共済詐欺事件の主犯。
尚、高橋治之、中西啓介、広瀬篁治、川崎雄厚はご学友。
二信組破綻事件の流れ。
1995.6/27、東京協和信用組合理事・高橋治則、安全信用組合理事・鈴木紳介、背任、不正融資で逮捕。議員官僚接待、ゴルフ場などへの乱脈融資。
高橋治則、自家用ジェットでオーストラリアへのカジノ接待。接待を受けたのは、小沢一郎、中西啓介、大蔵官僚ら。
日銀、長銀などからの融資、合計1600億が消えた。
山口敏夫、二信組から300億の収賄、無担保、回収不能。
この者達を政治家と呼ぶ事が間違い。小沢一郎は利権屋、中西啓介はやくざ、山口敏夫は詐欺師。小沢を党首と戴く新進党が存続している事が日本の崩壊を物語っている。
二信組よりも、乱脈融資を許した母体行の長銀の責任が重い。日銀・大蔵省にも、浜口・大橋系の姻戚人脈が多い事から、日銀・大蔵省による長銀救済は、金融不安解消の為でなく、一族救済の為ではないかと思われる。
ロッキードからオレンジ共済詐欺事件への流れ。
ロッキード収賄で田中角栄失脚。
派閥を継ぎながら角栄を裏切った竹下登の総裁選立候補。義憤を感じた右翼・皇民党の妨害工作=褒め殺し。自民党からの依頼で仲裁に入った稲川会。
竹下・金丸・小沢と稲川会とのつながり。ベトナム油田で高橋知則と関係のある田淵節也と稲川会との東急株操作。
1993.3/6、金丸信脱税容疑で逮捕。小沢一郎、細川護浩を担いで離党。
1995.4/、小沢の盟友・増田寛也、岩手県知事に立候補。オレンジ共済・友部達夫から巨額の政治資金。オレンジ共済はまったくの詐欺団体。
中島義雄・大蔵省主計局主計官、湾岸戦争130億$拠出、カンボジア派兵時の官吏。オレンジ共済からホテトル接待、イ・アイ・イ未公開株3000を取得。
国会でオレンジ共済問題を追及、しかし、中西、小沢にまでは追及の手が及ばず。
国会オレンジ共済問題調査チーム座長は斉藤斗志二、斉藤了英の息子、中西啓介とも姻戚関係。調査する側と調査される側が近親者。
川崎財閥から平和相互銀行への流れ。
水戸藩の金庫御用達として発足した川崎財閥。日本火災海上保険、川崎銀行、川崎定徳、第百銀行、第百生命を傘下に納める。ちなみに、川崎定徳とは、川崎グループの資産管理会社、一種の投資銀行か。東海村の原子力産業も川崎グループが手掛けるもの。三菱財閥とは初期からの姻戚関係。
川崎定徳、平和相互銀行の筆頭株主となる。
仕手集団・誠備グループ、平和相互銀行を乱脈融資に導く。誠備グループと稲川会は仕手戦で連係する綿密な関係。
平和相互銀行から大蔵大臣・竹下登へ数億円の金屏風贈賄、大蔵省OB・幹部らを接待。
破綻後の平和相互銀行を住友銀行に吸収合併。そのすべては川崎定徳社長・佐藤茂の指示によるもの。個人資産300億以上と噂される。
つまり、川崎定徳は平和相互銀行を手先として、仕手戦、乱脈融資、政界工作に奔走したという事。西の住友銀行−イトマンと手口が似ている。
三、大蔵官僚腐敗と不良債権処理
イトマン人脈、その姻戚関係
*橋本−佐々−平山−#安藤。
#安藤−*百合本−平野−#矢木−広瀬−法華津−柳−大山−土屋−*瀬川。
#矢木−#永野−斎藤−赤木−野田−*中島。
#矢木−水田−小林−浜口−北田−*高橋。
#永野−大塚−住田−山崎−今井−小坂−山下−河合−*川崎−*佐藤。
橋本龍太郎、総理大臣、証券不祥事時代の大蔵大臣。
瀬川美能留、野村証券社長、児玉誉士夫に資金提供、株価操作。
安藤太郎、住友銀行副頭取、住友不動産社長、地価暴騰の元凶。
百合本悦造、住友不動産取締役。
中島義雄、大蔵省主計局次長、二信組スキャンダルで辞職。
高橋知則、イ・アイ・イ総帥。
川崎守之助、川崎定徳会長。
佐藤茂、川崎定徳会長、闇の日銀総裁、姻戚外の上下関係。
イトマン人脈の流れ。
1883、伊藤萬助、心斎橋で反物・呉服を商う。
戦後、総合商社に成長、実質的に住友銀行の商社部門として機能。
暴力団とつながりのある伊藤寿永光、イトマン幹部・不動産部門担当筆頭常務に就任。住銀からイトマンへ、7000億もの不正融資。
住友銀行、住友不動産、東京青山を中心に強引な地上げ工作。
住友銀行、収益日本一、磯田一郎は世界金融界の覇者となる。その実働部隊が、伊藤寿永光率いるイトマン不動産部。
1990.10/5、住友銀行横浜青葉台支店長・山下章則、仕手グループ光進を顧客に紹介して、出資法違反で逮捕。
住友銀行、光進に228億を不正融資。ほか、住友生命、三和銀行、三井信銀なども光進に出資。
小谷光浩率いる光進グループ、加藤嵩率いる誠備グループ、池田保次率いるコスモポリタンも参入。
1990.10/7、住友銀行・磯田一郎会長、引責辞任。
その他、柿沢弘治衆議員議員、伊藤寿永光から300万献金。小谷光浩、中曽根康弘の三王経済研究会に入会。佐藤信二通産大臣、小谷光浩ウィング傘下の貴金属販売会社社長に就任。池田保次、亀井静香建設大臣から株購入。
戦後の住友銀行、堀田庄三頭取の薫陶を受けた磯田一郎と安藤太郎。
イトマンの不良債権については、住友不動産・安藤太郎の方が責任が重い。
中島義雄の責任、いかがわしい接待よりも、深刻な経済崩壊が進行している事を知りつつ、建設国債を発行し続けた罪。ゼネコンの一時の利益に奉仕し、国民の借金を増やし、その借金を国民につけ回す為の消費税導入を内閣に提言し続けながら、料亭接待で遊び歩いていた官僚達の責任。
大小のイトマン事件続発。日本の銀行の不良債権100兆を突破。この金額を知っている筈の経済ジャーナリスト、大蔵官僚の言葉をそのまま記事に紹介し、国民を欺く手助け。
米ソロモン・ブラザース始め、あらゆる英字新聞が警告する中、大蔵発表を繰り返す日本メディア。武富士からの未公開株は、多くの経済ジャーナリスト、経済評論家の手にも渡っていた。それがインサイダー取引を問われないのは不条理。
大蔵省と住専天下りが結集した一族、その姻戚関係
*澄田−和田−進−松岡−佐藤−安西−大橋−#浜口−北田−*高橋。
#浜口−嘉納−*涌井。
#浜口−石橋−*池田−広沢−渡辺−*有吉。
#浜口−小林−水田−矢木−#永野−斎藤−赤木−野田−*中島。
#浜口−太田−武田−浅野−*三井−鳥居−菊亭−大野−小沢−*庭山。
#永野−朝海−#鈴木−田中−小林−杉村−岡田−竹山−川上−草場−*松下。
#鈴木−長崎−斎藤−加藤−藤井−下田−真鍋−磯村−福川−石川−末延−岡本−一宮−工藤−*金沢。
#鈴木−山崎−今井−小坂−山下−岡崎−川島−桑田−町村−亀山−小島−*吉川−秀島−芝川−*原。
澄田智、大蔵省事務次官、日銀総裁、天下り支配、フランス財界。
高橋治則、二信組破綻。
有吉実、住宅金融公庫顧問弁護士。
有吉正、その甥、大蔵省国民金融公庫副総裁、地銀生保住宅ローン社長。
池田勇人、大蔵省事務次官、大蔵大臣、総理大臣。
涌井洋治、住専処理国会対策担当官、泉井事件の大蔵官房長。
中島義雄、大蔵省主計局次長、二信組事件で辞職。
三井八郎右衛門、三井財閥当主。
庭山慶一郎、大蔵省代表日銀対策委員、日本住宅金融社長。
松下康雄、大蔵省事務次官、日銀総裁、鉄建公団で不祥事。
金沢彰、第一勧銀副頭取、共同債権買収機構社長。
原徹、大蔵省理財局次長、防衛事務次官、日本ハウジングローン会長。
吉川清一、清水建設社長。
住専から発生した不良債権は、根が、ほとんどが暴力団と密着した融資メカニズムにある。
小川是次官、竹下登の秘書、消費税導入と税率引き上げの官僚責任者。父・善吉は裁判官、後に信濃電気取締役。泉井純一とも親交。
不良債権を作ったのは、口から出まかせの嘘を言う不動産屋と暴力団。その虚偽報告を引き起こしたのは、監査法人に天下りする大蔵官僚。
監査法人が出した報告書は、立派な担保として機能する。本来、企業の経営内容を詳しく検査する機関。
不動産、建設、銀行に続発する倒産は、監査法人の能力不足に原因があり、責任がある。
東京丸の内ビル東側の路線価、1973平米115万、1992平米2900万と、25倍。
地価上昇の反動として、将来に何が起こるか、監査法人のプロが知らなかったとは言わせない。
会社と大蔵官僚と監査法人とがグルになって、あろうことか暴力団まで巻き込んで、決算額に合わせて作為的な会計報告を作り上げてきた。しかも、このグループ作業は、あれだけの金融破綻を招きながら、誰ひとり、監査責任を問われていない。
その尻拭い役は国民。資本主義を名乗りながら金利がまったく無い国家というのは、歴史上始めて。
住専=大蔵官僚。
1971、住専発足、七社のうち六社の創業社長のポストが大蔵省OBに占められた。
1971.6/、退官する事務次官・澄田智の置き土産としての住専政策。澄田は天下り人事を支配。
庭山慶一郎・大蔵省銀行局、明大法学部教授を経て、住専・日本住宅金融社長に就任。
1991、母体行の三和銀行、その経営破綻に気付いて大蔵省に再建案を提出するも、大蔵省はこれを一蹴。
1992、三和銀行、庭山のポスト外しを懇願。庭山、社長退任。しかし、相変わらず相談役として高給優遇。
1996、住宅金融公庫の貸付け、64兆円を突破。郵便貯金を流用して、ほとんどが回収不能。その責任は、国民金融公庫副総裁・有吉正。その父・有吉明は元上海総領事、阿片政策に精通。
澄田、有吉、庭山、彼らが国家公務員T種試験に合格したのが不思議。直接会った人が誰もが痛感する事実として、非常識この上ない。さらに閨閥を見れば、試験問題が事前に漏れていると、筆者は確信している。
住専=大蔵官僚 2
原徹・大蔵省理財局次長、防衛事務次官を経て、住専・日本ハウジングローン会長に就任。
日本ハウジングローン、富士住建、コリンズ、末野興産、桃源社という四羽鴉に巨額融資。
不良債権化。日本ハウ、回収した債権を社員が着服する等、会社ぐるみで腐敗。
興銀出身の社長・河原昇は逮捕、会長・原徹の責任は問われず。
武富士、未公開株贈賄事件。
1994.3/、武富士未公開株数百万、僅か2700円で政官財界に流れる。主幹野村証券が、VIP口座の持ち主に売却。警視総監・福田勝一、16000株購入。
1995、福田勝一、中央選挙管理委員会に就任、選挙の不正監視に勤める。
1996.8/30、武富士上場、初値10200円。福田、12000万の儲け。さらに退職後、武富士の顧問に就職、莫大な収入を得る。
松尾直良・大蔵省関税局長、後に武富士顧問、未公開株収賄。
徳田博美・大蔵省主計局主計官・銀行局長、後に武富士監査役、未公開株収賄。さらに野村総研理事長、家族ぐるみでゴルフ会員権収賄。大蔵大臣の諮問機関・金融制度調査会にも同時に就任。
両名とも、「これが、能力ある大蔵官僚の役得だ。そうした能力のない人間の嫉妬が、非難につながっている」「誰でも、こうして億の金を手に入れている」と公言。大蔵省が有能なら、この不景気、政府債務、不良債権は何か。
徳田のような人間が銀行局長であったのでは、日本の銀行がこれからいくら倒産しても不思議ではない。
経済の意味が判っていない財界、政官界。
株価が経済なのではない。今も夥しい数のエコノミストが、経済と景気を混同している。エコノミーとは、節約を意味している。かつて日本でも、経済的とは安上がりという意味に使われていた。今や、一時の景気拡大の為のばら撒き予算が、経済政策と謳われている。それは、単なる浪費。負債を残すだけ。
アメリカでは、クリントン大統領が2002年までに財政赤字ゼロ計画。聖域と言われた国防予算まで削減。
対する日本の経済政策、株価底上げ、公共事業の拡大、莫大な予算を使って、どんな効果もない。ますます貧乏になるばかり。儲かったのは、大蔵や通産の天下り官僚のみ。
本当に経済的なのは、健全な産業の育成と、国民が好きな産業に投資できる環境を整える事。
鉄建公団スキャンダル。
1978-1979、表面化。
運輸省の天下り組織としての鉄建公団、新幹線建設予算を獲得する為に、赤坂の料亭で大蔵官僚を接待づけ。芸者を招いて、いかがわしい飲食。芸者の花代は料理代と粉飾。空出張は大蔵省ぐるみの組織犯罪。
官々接待、過剰接待で戒告を受けた松下義雄、官房長から事務次官へ出世。
1997、松下義雄、事務次官から日銀総裁へ。またしても二信組、イ・アイ・イで過剰接待。この男はゼロ金利の責任者。
鉄建公団総裁は、年収3000万、四年在籍で退職金2600万、わずか四年の天下り生活で1億5000万が手に入るポスト。日銀総裁は年収5133万、任期五年満了で退職金7470万、わずか五年で3億3135万が貰える。
官が官を肥やす構図は三十年来のもの。
リクルート・ロッキード・イトマン・バブル経済・消費税導入、腐敗政治家が結集したファミリー。その姻戚関係
*細川−中島−浅野−武田−#太田−浜口−藤山−*山口−古賀−*中西。
#太田−#浜口−#石橋−*鳩山−*井上。
#石橋−斎藤−*中曽根。
#浜口−久原−大洞−玉置−*勝田。
#浜口−久原−北野−竹中−*竹下−*金丸−竹下−福田−*小沢。
#浜口−中部−児島−#宮沢−*岸田−宮沢−小川−#斎藤−*谷村。
#斎藤−岩波−新井−*吉国。
#宮沢−*吉国−新井−岩波−山田−#鈴木−*下条−瀧−中村−松田−*林。
#鈴木−森岡−益田−海江田−本多−時国−八木−谷本−*森。
#鈴木−森岡−國分−武田−森本−小川−阪田−*河野−*柿沢。
細川護熙、総理大臣、オレンジ共済事件に関与。
山口喜久一郎、衆議員議長。
中西啓介、その姪婿、衆議員、二信組、オレンジ収賄。
鳩山一郎、総理大臣、児玉誉士夫が支援。
鳩山威一郎、その息子、大蔵省事務次官、第一勧銀合併。
井上薫、その姻戚兄弟、第一勧銀会長。
中曽根康弘、総理大臣、ロッキード・リクルート・イトマン・国際航業に関与。
勝田龍夫、日債銀頭取、自民党の金庫番。
竹下登、総理大臣、大蔵大臣、平相銀に関与、収賄。
金丸信、その姻戚兄弟、自民党副総裁、佐川急便から300億献金、100億蓄財。
小沢一郎、新進党党首、佐川、二信組、オレンジに関与、収賄。
宮沢喜一、総理大臣、大蔵大臣、リクルート、共和汚職に関与。
岸田文武、その義兄弟、自民党経理局長、300億献金。
谷村裕、大蔵省事務次官。
吉国一郎、衆議員、国鉄清算事業団資産処分審議会委員。
吉国二郎、その弟、大蔵省事務次官。
林義郎、大蔵大臣、銀行界に巨額の政治献金を要求。
下条進一郎、厚生大臣、大蔵省代表日銀政策委員。
鈴木三郎助、味の素会長、総会屋に関与。
森喜朗、総理大臣、通産大臣、リクルート株売却。
河野通一、大蔵省理財局長、日銀副総裁。
柿沢弘治、その娘婿、衆議員、大蔵大臣官房参事、イトマンから収賄。
リクルート事件のあらまし。
1988、リクルート社長・江副浩正、就職情報誌の規制緩和の為に、労働省・文部省の官僚、ならびに議員に超安値・未公開株を譲渡。譲渡を受けた議員は述べ 90人、池田克也、藤波孝生、森喜朗ら。宮沢喜一は本人名義で受けながら、秘書が自分の名を騙ったと釈明。
宮沢喜一の母・小川こと、その生家・小川家の閨閥は谷村裕、吉国二郎という二人の大蔵事務次官を生み出した家系。
1985.9/19、プラザ合意。竹下大蔵大臣、円高利下げ誘致でバブル経済を招く。その事後処理を任された竹下内閣下の宮沢大蔵大臣、さらに利下げの追い討ちで対処を誤る。
1987.4/、国鉄解体、吉国一郎、負債30兆の萌芽を作る。宮沢蔵相、土地処分を延期、債務は国民負担を閣議決定。
1989.4/1、消費税導入。その翌月には東京証券取引所、時価総額500兆を突破。バブルの絶頂期、大蔵官僚はすでに、経済崩壊に備えていた。
1992.1/13、宮沢派の事務総長・阿部文男、リゾート開発会社・共和から5億の収賄。関与した議員の多くは宮沢派。
1993.7/、衆議員議員選挙。宮沢派事務総長・林義郎、金融・建設業界に莫大な政治献金を要請。さすがの業界からも不平の声が上がる。
1989.7/、参議員選挙、自民党大敗。
1990.2/、衆参総選挙。選挙対策用に自民党の露骨な集金活動。鹿島建設会長・石川六郎、経団連と組んで300億円献金。その分配役の金丸信、党の為と言いながら、積年の不正蓄財100億。
戦前の朝鮮銀行を母体とする日債銀、自民党ならびに金丸個人の金庫として機能。
東京佐川急便をめぐる背景。
1989、稲川会会長・石井進、バブル崩壊、東急株半値で窮地。
東京佐川急便社長・渡辺広康、光進グループ・小谷光浩、野村証券の稲川会口座に資金提供して援助。さらに、稲川会系不動産会社・北祥産業の債務34億を東京佐川が肩代わり。
新幹線白河駅周辺買い占めで儲けた福島交通会長・小針暦二、東京佐川に債務保証。
財団法人・世界平和研究所、東京佐川に無心。合計数千億の金が東京佐川から流出。
一連の事件の背景に金丸信、光進絡みで佐藤信二、世平研絡みで中曽根康弘の名前がある。
小沢一郎の変節。
東京二信組、高橋、山口は逮捕、小沢は罪を逃れる。
細川護浩を担いで、自民党を割って出る。
オレンジ共済事件、数十億が使途不明金。海部、小沢、細川が疑われる中、細川ひとりを血祭りに上げて口ぬぐい。実際は、小沢が選挙幹事長。
建設談合事件、黒幕は小沢と名指しされながら、建設大臣・中村喜四郎ひとりが逮捕。
四、ゼネコンの悪の系譜が生んだ自治体と厚生省の腐敗
ゼネコンと建設族の姻戚関係
#鹿島−*渥美−#中曽根。
#鹿島−*石川−下条−#鈴木−山田−浜口−#大倉。
#鈴木−#小林−*銭高。
#小林−杉村−一木−岡田−竹山−川上−#草場−*松下−*貝塚。
#草場−横田−*渡邊。
#大倉−*目賀田−#門野−杉山−牧野−*吉田−*麻生−加納−中村−*橋本。
#門野−#清水−白川−*永野−矢木−*水田−*大友−*諸井。
#清水−*坂野−宮原−三谷−*岡。
#清水−*坂野−#小西−原−#安川。
*鴻池−*大林−弘世−岡橋−松下−平田−三島−坂谷−植村−#安川−松本−小松−栗原−#岡田−*前田−*熊谷。
#岡田−藤倉−松本−*安藤。
#安川−原−#小西−武田−#森本−近藤−高橋−岡野−小管−*水野。
#森本−小川−武居−*間−*神部−*黒川。
#中曽根−斎藤−#石橋−*池田−山持−*田中。
#石橋−浜口−久原−北野−*竹中−#竹下−*金丸−*杉本。
#竹下−*福田−*小沢。
鹿島岩吉、鹿島建設創業者。
石川一郎、初代原子力委員。
石川六郎、その息子、鹿島へ入り婿、鹿島建設会長。
中曽根康弘、総理大臣、娘婿の渥美直紀は鹿島一族、姻戚兄弟。
銭高善造、銭高組創業者。
銭高輝之、その孫婿、銭高組社長。
貝塚敬次郎、大蔵省代表日銀政策委員、後に藤田組会長。
松下康雄、その姻戚兄弟、大蔵省事務次官、日銀総裁、さくら銀行会長。
大倉喜八郎、大倉組=大成建設創業者。
目賀田重芳、その孫婿、大倉組取締役。
門野重九郎、大倉組副頭取。
渡邊修自、日本道路公団副総裁。
橋本龍太郎、総理大臣、義父は麻生の従兄弟。
麻生太賀吉、麻生セメント社長。
麻生太郎、その息子、衆議員、橋本内閣での経済企画庁長官。
清水滿之助、清水建設社長。
清水義雄、その孫、日本道路社長。
諸井恒平、秩父セメント社長。
諸井虔、その孫、秩父セメント社長、行政改革会議委員。
永野俊雄、五洋建設会長。
岡昭、東京湾横断道路社長。
大林芳五郎、大林組創業者。
鴻池忠三郎、鴻池組社長。
鈴木昇太郎、三菱地所副社長。
前田又兵衛、前田建設社長、飛島組取締役、敦賀セメント会長。
熊谷三太郎、熊谷組創業者。
熊谷太三郎、その息子、熊谷組会長、衆議員議員、科学技術庁長官、原子力委員会委員長、飛島組取締役、敦賀セメント会長。
安藤庄太郎、安藤建設創業者。
水野哲太郎、五洋建設社長。
間猛馬、間組創立者。
神部満之助、間とは姻戚兄弟、間組社長。
黒川清雄、その姻戚兄弟、東京新都市建設公社理事長。
田中角栄、総理大臣、土建業界に精通。
竹中藤右衛門、竹中工務店社長。
竹下登、総理大臣、竹中、金丸と姻戚兄弟。
金丸信、自民党副総裁、竹下と姻戚兄弟。
杉本三吾、西松建設社長、金丸と姻戚兄弟。
小沢一郎、新進党党首、岩手県土建業界のボス。
福田正、福田組社長、長女は小沢夫人。
ゼネラル・コンストラクチャー=総合建設請負業者、これは和製英語。
年間投資総額90兆、事業総額140兆、ともに国家予算を上回る規模。労働人口の一割を占める。
自然と未来とを喰い潰す、ゼネコンと言うよりは銭コン、と言うよりは税コン。自然破壊と政府債務の増大、今やゼネコンは三悪産業。
米ソの軍事産業に相当するのが、日本のゼネコン。景気刺激策と言いながら、借金を繰り返すだけ。もう良い加減、無駄な破壊工事は止めてはどうか。
予算編成以前からの、ゼネコンの介入。第一に、できるだけ大きな予算を組ませ、第二に、入札情報を掴む為に、知事、官僚への接待。この拡大予算主義が、自然や都市景観を破壊し、債務を増大させる。
官僚に対しては、「食わせ、飲ませ、握らせ、抱かせ」という料亭での古典的四大手法。議員には裏金、政治献金。
党の為、地域経済の発展の為と言いながら、不正蓄財に走る政治家達。角栄、金丸の不正蓄財は百億を越える。
不正の数々。
1994、茨城県知事・竹内藤男、1000万収賄。
贈賄側の植良組・植良祐政、倒産後、村上建設となって、大成建設に吸収される。植良祐政本人は、青木建設副社長、飛島建設会長を歴任。
飛島組の取締役から、熊谷組・熊谷太三郎と、前田建設・前田又兵衛。
熊谷組・熊谷太三郎、かつて中小ゼネコンだった熊谷、福井県の若狭湾を原発銀座と呼ばれる危険地帯に一変させ、原発建設で大手ゼネコンに飛躍。
熊谷太三郎、原子力委員会の地位を利用して、一兆円事業のコンクリートの塊である高速増殖炉「もんじゅ」の建設を猛烈に推進。北陸の長者番付一位の座を続ける。
高速増殖炉「もんじゅ」 なぜ最大のコンクリート製格納容器を誇り、一兆円もの大金が投じられ、わずか一度のナトリウム火災で廃墟となったのであろうか。しかも速硬性のセメント、ただ金欲しさの為のガラクタ。
前田又兵衛の近親に、三菱地所副社長・鈴木昇太郎、安藤組・安藤省太郎がいる。建設業界は、ほとんどが創業一族による同族経営で成り立っている。そこからさらに、官僚や議員が輩出されている。日本が永遠に不良債権の謎から逃れられない道理。
熊谷組・青木建設、東京日の出町で廃棄物処理場の強行建設。その開発会社に債務保証、青木108億、熊谷81億。
1989、青木建設、稲川会系のゴルフ場開発に資金提供。
稲川会への資金提供、間組150億、青木建設50億。
1000億から1兆の金が動く公共土木事業、その3%がリベートと呼ばれる裏金の相場。少なくとも30億以上、多い時は数百億が政治家や自治体の首長に分配される。これは、ロッキードで大騒ぎされた五億の賄賂なんて比較にならない金額。
東京湾横断道路をめぐる不正。
清水、鹿島、竹中、大成、大林、ここに飛島を参入させるべく裏工作に奔走したのが植良裕政。数十億と言われる、金丸信への闇献金。
郵貯という国民の金を、財政投融資という形で、開銀や公庫がつかみどり。
1984、松下康雄、大蔵省事務次官を退官。その直属の部下、吉野良彦。娘の義父・貝塚敬次郎、大蔵省代表日銀政策委員から天下りしてフジタ会長へ。
1986、岡昭、日銀調査局長、理事、日本開発銀行副総裁から、東京湾横断道路社長に就任。同時に、吉野良彦、大蔵省事務次官に就任。渡邊修自、日本道路公団副総裁に就任、これも松下康雄の近親。
1989、吉野良彦、財政投融資を動かす権限を持つ金融公庫総裁に就任。
1992、吉野良彦、岡を追って、開発銀行総裁に就任。東京湾横断道路入札開始。松下康雄、さくら銀行会長に就任。
1997.8/7、貝塚が監査役も勤めたフジタ系列の藤和不動産、業績不振でフジタ株暴落、年初から70%減。大蔵省代表日銀政策委員の管理能力がこれ。
8/16、フジタ、社員削減と負債削減を条件に、メインのさくら銀行から資金繰り了承を得る。さくら・松下とフジタ・貝塚は娘夫婦を介しての義兄弟。銀行とゼネコンとが、ともに大蔵官僚に喰い潰されている縮図がここに。
8/19、フジタと同様の中堅ゼネコン大都工業の倒産。メインも同じさくら銀行、株価も下落率もほぼ同じながら、こちらは見捨てられて倒産。これは経済ではなく、家族ゲーム。
銀行の経営にこのような情実が動いている。東京湾横断道路は、叩けば幾らでも埃が出る。
1954、牧野良三著「競争入札と談合」 法務大臣、法学博士、清水一族出身。すでにこの頃から明らかにされていた。
戦前から続くゼネコン人脈。
青木建設、復員軍人を糾合して結成。
間組、東宮御所新造営工事、無料で建設を申し出。
植良組、戦中は朝鮮半島で軍属、戦後は軍需産業の請負工事。
竹中工務店、戦前、戦中は大陸進出、軍閥産業のひとつ。先代社長・竹中錬一は、戦中総理・米内光政の息女と結婚。
大成建設、旧大倉組、渋沢栄一、川崎定徳、松下康雄と近親。
東京オリンピックから茨城県自治体汚職までの流れ。
茨城県知事・竹内藤男、7億円の不正蓄財。間、清水、大成、大林、飛島から収賄。
川崎定徳が常陽銀行の監査役、その傘下・常陽リースは稲川会に10億もの不正融資。川崎傘下で常陽銀行を創設した亀山甚、その娘婿が竹内藤男。
佐久間ダム、黒四ダム等で、ダムの間と異名を取り成長した間組。もうひとつの手法、政略結婚。間の次女、東京新都市建設公社理事長・黒川清雄の息子と結婚。
黒川、首都圏整備委員会計画第一部長・竹内藤男と接近。ともに東京オリンピックの利権を貪る。
1964.10/10、東京オリンピック開催。代々木国立競技場を始め、丹下健三らの設計による剥き出しの醜悪な巨大コンクリート建造物が乱立。
1965.3/、東京都議会議長、自宅捜査。議員、続々と逮捕。何の為の整備、何の為の新都市か。もっぱら利権造りの為。
1971、竹内藤男、建設省都市局長から衆議員議員へ。
1975、竹内藤男、茨城県知事へ。
梶山静六、官房長官、茨城県議会議長上がり、収賄容疑あり。
青鹿明司、大蔵省、茨城県副知事、常陽銀行頭取。
中村喜三郎、茨城県出身の建設大臣、収賄で逮捕。
小沢一郎、日本建設連合に30億請求、間から1000万献金、鹿島から1000万献金。
つくば市、筑波学園都市がらみの汚職。三井不動産社長・江戸英雄から竹内知事に対して、1億円贈与。のち、江戸英雄を理事長とする東京家政学院、茨城県から47000平米という土地を無償提供される。
常陽銀行頭取・亀山甚のもうひとりの娘婿は石川県知事・郡祐一、さらに郡の息子の義父は、静岡県知事・今松治郎。全国に広がる自治体腐敗、だが、その閨閥はほんのひと握り。
宮城県副知事・石井亨、ゼネコン四社から1億の収賄。後に仙台市長。
この石井亨の選対本部長が三塚博、三塚は泉井からも接待供応。なぜこのような人物が、経済崩壊の日本で大蔵大臣の地位にあって、メディアがそれを放置して置くのか。
1993、三塚博選挙違反、鹿島、戸田、飛島建設の社員が逮捕される。
仙台市LNG基地整備事業、清水45%、鹿島33%、間22%という受注配分まで石井亨市長の采配。これほど疑惑が濃厚でありながら、逮捕されない大蔵大臣・三塚博と、清水、鹿島の最高幹部たち。
とりわけ不思議なのは、鹿島建設会長・石川六郎が、過去これだけ鹿島の闇献金と使途不明金が問題になりながら、一度も逮捕された事がない事。日本をここまで腐敗させたのは、検察と司法の内部に潜み、捜査を妨害する人脈である。
建設業そのものは、いかなる国に置いても衣食住の基礎となる重要な産業。私事ながら、わが家は大工職人の家系であり、子供の頃から大工・鳶職・左官・材木屋などの職人に囲まれて育った為、この人達に対する私の尊敬の念は誰よりも強い。しかし、ここで述べている世界は、その職人を顎で使う、まったく別の人種である。ゼネコンが悪の代名詞となったのは、限度を越えた公共事業が無批判に行われて来た為。日本は、国家ではない。このままでは、ただのヤクザ集団である。
厚生省汚職と自治体汚職の閨閥
#武田−森本−小川−武居−*間−*神部−*黒川。
#武田−小西−原−#安川−阿部−西園寺−住友−#安西−*大橋。
#安西−堀田−上原−*土屋。
#安川−堀内−荘田−安田−*今松−*郡−*亀山−*竹内。
#安川−松本−佐々木−古市−瀬川−*江戸。
#安川−植村−#渋沢−尾高−金井−佐藤−杉浦−*市田。
#渋沢−*川崎−清水−豊田−#斎藤−#中曽根。
#鈴木−下条−*石川−*鹿島−*渥美−#中曽根−#斎藤。
#鈴木−中島−岩倉−相馬−辻−深川−三ケ月−*松下。
#鈴木−山崎−今井−小坂−山下−*岡崎。
岡崎忠、ミドリ十字前身、日本ブラッド・バンク発起人。
岡崎真一、日本ブラッド・バンク大株主。
石川六郎、鹿島の婿、鹿島建設会長。
渥美健夫、鹿島の婿、鹿島建設社長。
渥美直紀、その息子、衆議員、公正取引委員会委員。
中曽根康弘、その舅、総理大臣、エイズ研究班発足、安倍英を任命。
松下廉蔵、厚生省薬務局長→ミドリ十字社長。
武田重太郎、武田薬品創業者。
武田国男、その孫、武田薬品社長、和解後、ミドリ十字を買収。
岡光序治、厚生省事務次官、野村証券VIP口座、閨閥外。
間猛男、間組創業者。
神部満之助、間の姻戚兄弟、間組社長。
黒川清雄、その姻戚兄弟、東京新都市建設公社理事長。
土屋義彦、埼玉県知事。
大橋宗夫、大蔵省代表日銀政策委員。
今松治郎、静岡県知事。
江戸英雄、三井不動産会長、むつ小川原子力開発取締役。
亀山甚、常陽銀行頭取。
竹内藤男、亀山長女の婿、建設省、衆議員、茨城県知事、史上最高額収賄。
郡祐一、亀山次女の婿、石川県知事。
市田禎蔵、常陽銀行頭取。
佐藤五郎、常陽銀行副頭取。
川崎大次郎、常陽銀行監査役。
川崎守之助、その弟、川崎定徳会長。
斎藤了英、大昭和製紙会長、宮城県開発汚職。
埼玉県の特別養護老人ホームをめぐる汚職事件。
厚生省絡みでなく、ゼネコン汚職としての一面。
1991、埼玉県彩福祉グループ代表・小山博史、厚生省老人保険福祉部長・岡光序治に、950万相当のゴルフ会員権を贈与。ほか、夫妻への乗用車提供、マンション提供、桃泉園設立に伴い岡光夫人の理事就任、岡光への2000万、4000万提供。
岡光序治、厚生省事務次官就任。退官時、賄賂6000万に加え、退職金6000万も貰って非難を浴びる。
県内ゼネコン66社が集まった、埼玉土曜会。その会長は鹿島建設埼玉支店の幹部。
総務庁長官・玉置和郎、誠備グループ・加藤嵩と組んで莫大な利益を手にした人物。小山博史はその元秘書。山口敏夫人脈ともつながり。
埼玉県知事・土屋義彦、大蔵省・大橋宗夫の一族、東京・埼玉・茨城へつながる自治体腐敗のメカニズム。
ゼネコンの悪の華が咲いたような、埼玉県内の大宮、浦和。
薬害エイズ責任を認めた政府。しかし、賠償金は税金から支払われる。誰ひとり、投獄もされず、自腹を切る者もいない。
岡光を庇った小泉純一郎の家系。
祖父・小泉又次郎、1931若槻内閣の逓信大臣、戦後は公職追放。
父・小泉純也、1964防衛庁長官、高額所得者。
義兄・豊島格、資源エネルギー庁長官、原発推進、アジア石油社長、コスモ石油副社長、日本貿易新興会理事長。
(所感、いま小泉の悪口を言うな、言うてくれるな。)
日本病院寝具協会理事長・村田士郎、彩福祉グループの大株主、小泉、橋本に多額の政治献金。独占禁止法違反で排除勧告。
1997.2/24、吉富製薬、ミドリ十字を吸収合併。その親会社は武田。
武田薬品工業、戦時中、満州の関東軍に大量の医薬品を納入して成長。七三一部隊の人体実験と、ミドリ十字設立の経過に当初から深く関わる。
五、行財政改革とビッグバンの怪
行革四天王と大蔵省、日銀総裁の姻戚関係
*武藤−荒川−広瀬−三輪−田中丸−#加藤。
#加藤−#岩波−*中村−司城−*佐々木−蔵重−梶山−*伊原−*田波。
#岩波−広瀬−藤山−結城−青木−花井−石山−*飯田。
#加藤−木村−田中丸−赤間−永野−#矢木−水田−大友−#諸井。
#矢木−平野−百合本−安藤−平山−佐々−#橋本。
#諸井−鍋島−牧野−秋月−鍋島−堀田−*小佐野。
#諸井−鍋島−牧野−吉田−麻生−加納−中村−#橋本。
武藤嘉文、岐阜アサノコンクリート社長、衆議員、総務庁長官、行革担当大臣、行政改革会議会長代理。
伊原隆、大蔵省理財局長。
田波耕治、その娘婿、大蔵省理財局長、内閣内政審議室長、行政改革会議出席。
佐々木直、日銀総裁。
中村俊男、その義兄弟、三菱銀行頭取。
加藤武男、三菱銀行頭取。
加藤武彦、その息子、三菱銀行副頭取。
飯田庸太郎、行政改革委員庁、三菱重工会長。
諸井虔、秩父セメント社長、行政改革会議委員。
橋本龍太郎、総理大臣、行政改革会議会長。
1996.11/28、橋本内閣、行政改革会議発足。
九ケ月に渡る議論の後、成果はほぼゼロ。視点そのものが見当はずれ。国民が政府に望むのは、議員、官僚、大企業の方を向かず、国民の方を向いて仕事をしろという事。阪神大震災の被災者を放置する等、国民に対して余りにも冷血。
財政が先細りになる中で、省庁の内部を簡素にし、冷血で不要な人間と仕事を減らせというに尽きる。
官僚は、自分達が天下りする為の特殊法人の設立と、その組織に莫大な予算を投入する事に余念がない。
結果は何か。看板の付け替え、人事の大移動、書類の激増、行革という仕事をひとつ増やしただけ。
日本の歴史上、有効な行政改革は、戦後GHQによる憲法発布、農地解放、財閥解体のみ。改革には、外からの力が必要。
議員の年収は4370万、四年で二億。その収入のほとんどが、株の投機に使われている。議員に損はさせられないから、株価操作や損失補填が横行する。
財界人の厚顔。
株主代表訴訟による損害賠償請求を、とんでもない制度と批判する、NEC会長・関本忠弘、日本郵船会長・根本二郎。
1997.9/13、毎日新聞、20億円、防衛庁へ水増し請求。1988-1994にかけての事件。そのトップ、8億7000万の水増し請求をした東洋通信機は、NECの子会社。我々国民の税金を、平然と盗もうとする企業人の悪質きわまる実態。
会計検査院は、九年間もこれに気付かず。
議員の免責。
1992、衆議院議員・原田昇左右、不動産会社オクトに融資するよう興銀、日本ハウジングローンに要請。1993、オクト倒産。
1995.8/29、日本ハウジングローンの大口融資先・末野謙一、預金386億を引き出して木津信用組合の経営破綻。日本金融界が連鎖倒産する悪夢の始まり。
末野が手にした金はどこへ消えたのか。原田と暴力団とのつながり。崩壊する日本経済の中で、いかにして一部の者だけが被害を免れて、ぬくぬくと暮らしているか。
1996、税制問題等特別委員会委員長、衆議院・原田昇左右就任。
共和事件でも、現金を貰いながら逮捕を免れた原田昇左右と加藤紘一。
原田の秘書・阿南澄男、中部電力最大の原発下請け会社を経営、浜岡原発で受注。これが安全と謳われる原子力発電の実態。
行革四天王のメンバー。
諸井虔、1994.10/1合併の秩父小野田セメントの取締役。
武藤嘉文、岐阜アサノコン社長、大洋コン社長。
飯田庸太郎、三菱重工会長、その仕事は軍需産業と原子力産業。主力戦闘機F 15、高速増殖炉もんじゅ、青森県六ケ所村の核燃料サイクル基地、東海村原子力プラント等、およそこれほど国家予算を無駄にした人間はいないと言える程の人物。
防衛予算ほぼ五兆円が、役にも立たず硝煙と消え、原子力予算は底無し沼のように札束を呑み込んでいる。かつて中曽根を使いこなして来たのが、三菱重工の飯田庸太郎。
会議のメンバー十四人は、苦労した事がない人間である。どん底の失業を味わった経験もない。
大蔵省はなぜ解体されないか。
田波耕治の存在。1983、松下康雄の下で主計局主計官に抜擢。1994、理財局長として財政投融資の配分査定。1997、行革に内閣内政審議室長として参加。義父ともども大蔵族、官僚が省益を目論むのは、ある種当然の事と言える。
田波−伊原−佐々木−澄田と続く大蔵ファミリー、その監視下で進む行革審が、財政と金融の分離を認める筈がなかった。日銀と大蔵省の亡霊が、会議室を包んでいた。
1997.8/21、行革と同時にまとめられた、恥知らずな九八年度予算。道路整備五カ年計画は78兆と前年比3%の伸び。整備新幹線は横這い。8/28、予算要求総額は4.1%増の80兆5500億。
ますますの借金地獄、何の為の行政改革か。高額の予算を獲得すれば、偉いのではない。それは逆に、馬鹿と無能の証明。と言うより、その大半が利権や裏金に使われるのが落ち。
建設省のみ、ダム工事予算削減。これは評価して良い。治水、水源、農政など、嘘に嘘を重ねて無理につくり上げてきた建設行政が、ゼネコンからたもとを分かつ。
大地震によって未曾有の被害を出すと予想される化学プラントと原子力プラントを視野に入れて欲しい。
藤田宙靖・東北大教授、機構問題小委員会座長、科学技術庁を省に格上げせよと提案。業者に盲判を押し、御用学者の利権の巣窟となった科学技術庁、橋本総理はこれを一蹴。疑われるべき人選。
所得税中心の徴税法、金を使えば使うほど帳簿上の収入が少なくなって、税金が少なくなる。これが、国土を荒廃させる使い捨て文化を加速させて来た。だが、それに代わる消費税は、官僚がこしらえた借金の穴埋めに過ぎない。
今も続くロッキード事件の系譜
*小佐野−堀田−鍋島−秋月−#牧野−#吉田。
#牧野−*大久保−安田−池田−加藤−岩波−山田−鈴木−#日比谷−杉浦−青山−西村−船橋−*檜山。
#日比谷−#津村−片倉−浜口−石橋−*池田−山持−*田中。
#津村−松岡−小林−吉原−小野−内田−*若狭−五十嵐−池田−#佐藤−#吉田。
#佐藤−*岸−*安倍−松崎−森永−城戸崎−*正木。
小佐野賢治、帝国ホテル会長、国際興業会長。
吉田茂、総理大臣。
大久保利春、丸紅専務。
檜山広、丸紅会長。
田中角栄、総理大臣。
正木亮、弁護士。
正木馨、その息子、薬害エイズ厚生省薬務局長。
岸信介、総理大臣。
若狭得治、全日空社長、日本航空協会会長。
1972.8/、田中・ニクソン会談、ロッキード社トライスター大量購入を決定。
ダイアナ姫の恋人ドディ・アルファイドは、世界最大の武器商人アドナン・カショギの甥。カショギと児玉が組んで、ロッキード事件を起こした。
ロッキード社は事前に、児玉、丸紅、全日空を通じて、議員への贈賄、政界工作。
1976.2/、アメリカの外交委員会で事件が発覚。
1976.7/、田中角栄逮捕、数百人の取り調べ。同じロッキード社のP3C対潜哨戒機の購入疑惑については不問。中曽根康弘、後藤田正晴もお咎めなし。
小佐野に続く一族。吉田・池田・田中の政界グループ、池田・涌井・金沢の大蔵省グループ、と今も受け継がれる人脈。
1993.12/、田中角栄死去、650億の遺産、非上場株の形で娘の田中真紀子が相続。多くのペーパーカンパニーが作られ、遺産はほとんどゼロ。国税庁がどれほど良い加減な査定をしているか。
囚人更生、死刑廃止を生涯の天職とした正木亮、小佐野・国際興業と田中・田中土建の顧問弁護士として雇われる。
薬害エイズの正木馨、1983、前任者・持永和見の後を受けて、薬務局長に就任。非過熱製剤の危険を知りつつ放置。1985時の生物製剤課長・松村明仁は非過熱製品剤を回収しなかった咎で逮捕。持永、正木も逮捕されてしかるべき。
しかも正木は、その後、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構の理事長に就任。被害を生み出し、隠し続けた者が、被害救済の責任者として活動。何故、正木は、告発を免れるのか。
小佐野賢治の国際興業は、検察上がりの人間を大量に雇用。検察庁は、小佐野人脈に属する人間への告発を手控えているのではないか。
後藤田正晴の免訴は、彼が、警察庁官房長、警察庁長官、国家公安委員長を歴任したからであって、潔白だからではない。
全日空を巡る、運輸省天下り組と生え抜き組との角逐。
若狭得治、運輸省事務次官から全日空へ天下り。
1969、全日空取締役に就任。
1970、全日空社長に就任。田中角栄との連係。
1976、贈賄事件発覚、12/、会長に退く。
1991、名誉会長に就任。
1997、全日空の生え抜き社長・普勝清治、長老支配に怒って辞表を提出。全日空内部の、天下り組VS生え抜き組の対立が明らかになる。
もう一人の天下り・杉浦喬也、運輸省事務次官から全日空入り。
杉浦喬也の略歴。
1985、運輸省事務次官を退官、国鉄総裁に就任。
さらに、国鉄清算事業団の理事長に就任。莫大な旧国鉄債務を国民に残し、いつの間にか全日空に潜り込んで幹部に就任。
官僚・若狭得治と日本船舶振興会の人脈。
笹川良一、戦時中の衆議員議員、国粋大衆党総裁。上海児玉機関の児玉誉士夫、アジア侵略の第一線でともに活動。戦後、A級戦犯として巣鴨刑務所入り。
1948.12/24、岸、児玉、笹川ら、十七名釈放。アメリカに買い取られた。
1959、笹川良一、財団法人・日本船舶振興会を設立。傘下に、膨大な運輸官僚の天下りを受け入れる。
池田勇人、稲川会、児玉誉士夫の協力で総理就任。
1963、若狭得治、運輸省海運局長に就任。
1965、池田内閣下、岸の近親である若狭、運輸省事務次官に抜擢。
さらに若狭、日本船主協会顧問、日本海事財団相談役に就任。
1969-1970、若狭、全日空取締役から社長就任。この海から空への転身は何故か。
賢治の弟・小佐野政邦、運輸省の観光政策審議会委員に就任。
運輸省観光局長・津上毅一、船舶傘下の日本観光協会理事長に就任。
運輸大臣官房観光部長・渋谷正敏、船舶傘下の日本観光開発財団専務理事に就任。
これらの「観光」は帝国ホテル、全日空、日本航空らの利権を配慮したもの。
1969、若狭、全日空入り。小佐野、筆頭株主として日本航空入り。児玉、ロッキード日本代理。三者による航空利権の獲得。
1995.7/、笹川良一死去、日本船舶振興会、日本財団と改称。曽野綾子、会長就任。曽野綾子、上坂冬子、木元教子、審議会の常連メンバー。
日本財団、埼玉県老人福祉施設にも出資、十五社中七番目の価格で落札したのは、小泉直結のJWM社。
1997.5/16、長男・若狭将治、金沢全日空ホテルの社長に内定。
1997.5/22、若狭得治、全日空取締役を退任。同日、財団法人・日本航空協会会長に就任。
世論、社内、若狭一族による企業の私物化に憤激。将治、社長就任を辞退。
ロッキード事件の結末。法務大臣・稲葉修、同郷でありながら田中角栄と堂々と対峙。全日空社長・大庭哲夫、若狭の悪事を声を震わせて証言。総理・三木武夫、最後まで追及。
ロッキード事件では、暗黒面と良識の両方を見る事ができた。ここ十年の金融事件と官僚腐敗では、悪い面しか見る事ができない。
台湾総督と日立・東芝・三菱の原子力人脈
#伊藤−百島−*三島−橋井−川島−#岡崎−*岩下。
#伊藤−*桂−長崎−本間−#池田−宇佐見−*守屋。
#池田−*岩崎−藤岡−*荘田。
#池田−#中上川−朝吹−尾崎−出羽−*丹羽。
#中上川−江川−藤山−結城−青木−花井−石山−*飯田。
#岡崎−#小坂−関根−斉藤−*玉置。
#小坂−渡瀬−田中−#岡田−*小平−#久原−#鮎川。
#岡田−津村−松岡−小林−吉原−林−*佐久間。
#久原−#鮎川−瀬木−石坂−#富井−植村−末弘−菊池−*川村。
#富井−*石坂−井上−中村−#岩波−山田−鈴木−中島−#岩倉−*河野。
#岩波−斎藤−林−中田−中川−佐藤=*荻野。
#岩倉−西郷−内藤−*明石。
#鮎川−#飯田−三矢−石川−*御園生。
#飯田−坂野−#清水−*小林。
#清水−白川−#永野−赤間−#田中丸−大隈−小林−*明石。
#田中丸−蔵内−島村−*岡野。
#永野−伍堂−浅野−穂積−*児玉−#広幡−森村−松方−白洲−*樺山。
#広幡−若宮−#橋本−#中村。
*大野−#橋本−*石光−#橋本−*三好。
#中村−加納−#麻生−堀江−*倉田。
#麻生−#吉田−*佐藤−安西−正田−福島−須磨−桑木−*安東。
#吉田−竹内−渡辺−鈴木−*駒井−*三井田。
伊藤博文、総理大臣、台湾事務局初代総裁。
三島徳七、原子力委員会参与。
三島良績、その息子、原子力学会会長、原子炉安全専門審査会会長。
桂太郎、陸軍大将、台湾総督。
守屋学治、三菱重工社長、日本兵器工業会理事。
岩下文雄、東芝社長、日本原子力事業相談役。
飯田庸太郎、三菱重工会長、六ケ所村日本原燃監査役、東海村日本原電取締役。
岩崎弥太郎、三菱創業者。
丹羽周夫、三菱原子力工業取締役、日本原子力研究所理事長。
荘田泰蔵、岩崎さきの孫、新三菱重工副社長、誘導ミサイル懇談会副会長、日本航空協会会長。
荘田泰哉、その息子、動燃理事、もんじゅ推進者。
玉置敬三、東芝社長、日本原子力事業社長。
小平浪平、日立創業者、日立製作所社長。
久原房之助、日立創業者、上と義兄弟。
佐久間左馬太、陸軍大将、台湾総督。
荻野寛、東芝常務、石川島播磨重工。
明石元二郎、陸軍大将、台湾総督。
中川健蔵、台湾総督。
河野文彦、三菱重工社長、日本兵器工業会会長。
石坂泰三、東芝社長、日本原子力事業会長、東芝コンツェルン総帥。
川村竹治、総督府内務局長、内務省警保局長、台湾総督。
児玉源太郎、満州軍参謀総長、台湾総督。
樺山資紀、陸軍大将、初代台湾総督。
中村雄次郎、満州鉄道総裁。
三好一、陸軍中将。
大野豊、陸軍中将。
石光眞臣、陸軍中将。
橋本宙二、海軍少佐。
大野緑一郎、朝鮮総督府政務総監。
橋本龍太郎、その孫、総理大臣。
安東貞美、陸軍大将、台湾総督。
倉田主税、日立製作所社長、東京原子力産業研究所会長。
佐藤信二、橋本内閣原発担当、通産大臣。
駒井健一郎、日立製作所社長、原子力エキスパート。
三井田純一、その娘婿、日本原子力研究所、原子炉工学部長。
岡野保次郎、三菱重工社長、誘導ミサイル懇談会会長、日本原子力普及センター会長。
永野治、東芝原子力本部長。
明石康、国連事務次長、自衛隊カンボジア派兵主導者。
小林躋造、海軍大将、台湾総督。
御園生圭輔、原子力安全委員長、原子力委員会委員、大型原子炉ABWRの台湾への輸出認可責任者。
台湾への原発輸出
日本で喰えなくなった日立、東芝の原子力製造部門、台湾原発に進出。三菱重工も発電機を受注し、原子力御三家の揃い踏み。
1895、日清戦争勝利、中国から台湾を割譲。
台湾住民のゲリラ戦、死者数千。
台湾はアヘン栽培の重要基地、日帝支配50年で総督は19人。うち10人が軍人。不思議な事に、この軍人総督の家系から、日立、東芝、三菱の企業人が多く輩出している。
三島良績、御園生圭輔といった安全審査の国家最高責任者が、原子炉メーカーの間から登場した事は、日本人にとって大きな意味を持っている。これは、中央薬事審議会のメンバーがミドリ十字の閨閥から登場するのと同じである。審議会や安全委員は、中立ではなく、最初から利害が絡んでいる。
1996.11/、出力135万kwの新潟県柏崎六号機原発、営業運転開始。事故が続発。 台湾、建設予定地の住民投票、95%が反対。台北県全体でも88%が反対。台湾与党・国民党の議員を金で買収して、危険物を強引に輸出すれば何が起こるか、誰にでも判る。そんな常識さえない人間が、原子力と軍需産業の中枢を動かしている。
アジア民衆の反対の声を押し切っての、カンボジア派兵。暗躍し、強力に推進した明石康が同じ家系から出ている。
荘田泰蔵、日本航空協会会長、その後任に若狭得治が就任。原子力と兵器産業、それと官僚との結び付き。
六、日本最大の官僚組織・電力会社と軍需工場・三菱重工
松永安左衛門と電力九社首脳の閨閥
#松永−*竹岡。
#松永−*田中−高橋−#諸戸−*井上。
#諸戸−岡崎−*小坂。
#諸戸−本間−#池田−加藤−#岩波−*新井−*桜内。
#池田−*岩崎−藤岡−各務−豊川−松田−武内−菊井−岡野−*菅。
#池田−中上川−#松方−*白洲。
#松方−*岩本。
#松方−川上−*岡松。
#岩波−中村−司城−佐々木−氏家−藤崎−*内ケ崎。
#岩波−山田−鈴木−日比谷−阿部−#安川−堀内−荘田−藤田−#脇村−正田−安西−堀田−浅尾−樋口−新海−日比−*水野。
#脇村−谷口−矢代−*一本松−矢代−井上−島田−蓑−宇野−*金井。
#安川−#松本−小松−栗原−岡田−前田−*熊谷。
#松本−出光−熊谷−西村−上枝−*芦原−*森井。
#安川−#松本−佐々木−古市−瀬川−*江戸。
#岩波−加藤−木村−田中丸−赤間−#永野−矢木−*水田−*向坊。
#永野−*石原−*加藤。
松永安左衛門、電力事業再編審議会会長、電力九社の首脳人事を決定、電力中央研究所理事長。
松永亀三郎、その養子、中部電力社長。
竹岡陽一、安左衛門の義弟、四国電力会長。
田中精一、安左衛門の義理の息子、中部電力社長。
井上五郎、中部電力社長、動燃創立者・初代理事長。
小坂順造、最後の日本発送電総裁。
菅禮之助、東京電力会長、日本原子力産業会議・初代会長。
岩崎弥太郎、三菱創業者。
白洲次郎、東北電力会長。
岩本常次、北海道電力社長。
岡松成太郎、北海道電力社長。
新井章治、東京電力社長、日本発送電総裁。
桜内幹雄、その義理の息子、中国電力会長。
内ケ崎贇五郎、東北電力社長。
水田政吉、石油連合会会長。
向坊隆、その娘婿、日本原子力産業会議会長。
石原武夫、通産省事務次官、電事連理事長。
石原周夫、その弟、大蔵省事務次官。
加藤乙三郎、武夫と姻戚兄弟、中部電力社長。
金井久兵衛、北陸電力社長。
一本松珠王幾、日本原子力発電社長。
水野久男、東京電力社長。
芦原義重、関西電力会長、退職金19億円。
森井清二、その娘婿、関西電力社長。
安川第五郎、九州電力会長、日本原子力発電会社長、日本原子力研究所理事長、日本原子力産業会議会長。
熊谷太三郎、科学技術庁長官、原子力委員長。
江戸英雄、三井不動産会長、六ケ所村買い占め業者。
1997.3/11、東海村の再処理工場爆発事故。
1997.3/18、青森県六ケ所村、フランスから高レベル廃棄物強行搬入。日本原燃社長・竹内哲夫は元東京電力副社長。
1997.8/26、東海村の廃棄物ドラム缶大量腐食放置事件。動力炉・核燃料開発事業団(動燃)、東京電力、科学技術庁、茨城県の責任。
動燃よりも東京電力の責任。東京電力社長・荒木浩は、電力九社を統轄する電気事業連合会(電事連)の会長でもある。
動燃理事長・近藤俊幸は、元東京電力取締役、電事連副会長でもある。
この再処理工場は、高速増殖炉「もんじゅ」の為にプルトニウム採取が目的。
科学技術庁、第三者による動燃改革検討委員会が発足。結論、現状をすべて維持する。可能性ゼロのもんじゅ開発に予算が大量浪費。野村証券VIP口座に名のある科学技術庁長官・近岡理一郎、東京電力会長・那須翔、公式にプルトニウム利用計画を発表。
東京電力のプルトニウム利用体制。
平岩外四、東京電力会長、経団連会長。1987、国鉄資産処分審議会委員長として旧国鉄債務28兆を作った責任。六ケ所村核燃料サイクル計画を推進、電事連会長として六ケ所村に日本原燃を設立。石油公団顧問、日中石油開発監査役、アラビア石油監査役。
那須翔、東京電力会長、経団連副会長、国家公安委員会委員、電事連会長。もんじゅ事故と東海村爆発事故の後、何も改革しない改革案を出した直後、ドラム缶放置事件。委員としての当事者能力ゼロ、本来なら何度も終わっている人間。
荒木浩、東京電力社長、電事連会長、六ケ所村計画推進、福島・柏崎プルトニウム利用計画推進。1996.12/24、東北新幹線建設の為に自民党に圧力。
近藤俊幸、東京電力取締役、電事連副会長。動燃理事長として、東海村爆発事故、ドラム缶放置の虚偽報告。
竹内哲雄、東京電力副社長、六ケ所村核燃料サイクル基地経営の日本原燃社長。
東京電力と三菱財閥とのプルトニウム利用計画。日本の政財界に根強く残る軍事用プルトニウム確保の為の動き。
1997.5/22、全日空会長・若狭得治、日本航空協会会長に就任。前任者は三菱財閥番頭の荘田泰蔵。
その息子・荘田泰哉、動燃理事に就任、福井県敦賀市にもんじゅ建設。
荘田泰蔵の略歴。
戦後、三菱重工副社長に就任。
1953.11/5、誘導弾懇談会副会長に就任。新東京国際空港計画委員長として、千葉県成田村の土地を強制接収、成田闘争を引き起こし、予算空費に輪をかけた責任者。
三菱重工、プルトニウム生産への流れ。
1937、三菱重工名古屋航空機製作所、国産機「神風」をロンドンまで親善飛行。零戦開発への足掛かり。
1945、長崎にプルトニウム原爆投下、米軍の目的は三菱重工長崎造船所の破壊と、そこで働く労働者の殺害。
三菱重工社長・岡野保次郎、元長崎造船所副所長、元名古屋航空機製作所所長。誘導弾懇談会の会長として荘田を教育。
1950.6/、朝鮮戦争勃発。
1951.1/25、ダレス国務長官来日、日米経済提携懇談会の発足。実際は軍事提携。
岡野、朝鮮特需の受け入れを策定する第二委員会委員長に就任。
1954.7/1、防衛庁、自衛隊発足。
1957.5/7、岸総理、「日本は核兵器保有が可能である」発言。
1960、日米安保条約の調印。児玉誉士夫、右翼と暴力団を動員。岡野、荘田、三菱重工の軍事計画を推進。
岡野の右腕、河野文彦。神風、零戦を設計した技術者。1961、三菱日本重工社長に就任。1962、日本兵器工業会会長に就任。
1963、岡野保次郎、ロケット開発協議会会長に就任。=誘導ミサイル。
1964、戦後解体されていた三菱日本重工、新三菱重工、三菱造船が合併、三菱重工の復活。河野文彦、日本兵器工業会会長。荘田泰造、誘導ミサイル懇談会副会長。荘田泰哉、動燃理事。
丹羽周夫、元三菱造船社長。1964、日本原子力研究所理事長に就任。
岡野保次郎の履歴。誘導ミサイル懇談会会長、ロケット開発協議会会長、日本原子力産業会議理事、原子力委員会参与、日本原子力普及センター理事長、経団連防衛生産委員会委員長、日本原子力船開発事業団顧問。晩年は原子力船「むつ」の開発に執着。
四人の役割分担、国防、ミサイル、プルトニウム。
六ケ所村の核燃料再処理基地、その主幹事会社は三菱重工。軍事目的のプルトニウム抽出である事は明らか。
もんじゅの主幹製造会社も三菱重工。
この四人の後継者が飯田庸太郎・三菱重工会長。
動燃の歴史。
1956、三菱グループ、原子燃料公社を設立。
1967、原子燃料公社、動燃と改称。初代理事長に井上五郎が就任。岩崎の近親者。
動燃とは、電力会社、原子炉メーカーの隠れ蓑としての存在、現実にはそれぞれの出向社員で構成されている。
1984、プルトニウム計画の発表。プルトニウム抽出が本当の目的で、国も無制限に予算を投入。
平岩外四・電事連会長時代、電気産業の独占制を良い事に、暴利を貪る企業方針を継続。
1995.12/8、もんじゅ・ナトリウム火災事故。プルトニウム生産の口実を失った東京電力、苦しまぎれに、柏崎と福島で、ウランにプルトニウムを混ぜて使う「プルサーマル計画」があると発表。六ケ所村のプルトニウム生産を推進。
電力会社の言いなりの自民党。橋本総理、福井、新潟、福島の三県の知事を呼んでプルサーマル計画の押し付け。
東海村爆発事故、六ケ所村の存在意義も自然消滅。
4/、動燃=東京電力の組織ぐるみの隠蔽工作が暴露、動燃解散へ。
蓮實総長、東大原子力学科を廃止。世界的な原子力離れの流れ。
今後の懸念は、人材低下による事故続出と、原子力産業が投げ出す高レベル廃棄物の処理。
プルトニウム計画の破綻は、計画発表時から明らか。10兆もの投資、回収不能の無駄金。
現在の六ケ所村、今も進む2兆円の再処理工場建設計画。ゼネコン各社が群がり、行革四天王の諸井敬らがコンクリートを深い地底に流している。日本全土の新幹線網が簡単にできるという金額。
これが愚を極める日本の電力会社、世界一高い電気料金の正体。こんな不経済な電気屋の番頭・平岩外四が経団連の会長を勤めていた。
(所感、単なる計画の失敗か。失敗を見越して、議員、官僚、業者が喰える巨大計画をぶち上げただけなのか)
注意すべき揚水ダムの存在。
最近作られるダムの多くが、この揚水ダム。夜間に運転を停止できない原子力発電、その深夜電力を使って、夜間に水を汲み上げる仕組み。水を揚げるのに10 0万kw、落として得られるのが75万kwと、たいして効率的でもない。それ以上に、揚水ダムは、原子力発電の無駄を取り繕う為に産まれたもの。
発生した熱量の僅か1/3しか電気に変換できない原発、残り2/3は温排水として海に廃棄。夜間はまた過剰生産、その解消策としての揚水ダム。
原発と抱き合わせの揚水ダム。そこに群がる鹿島、清水、間などのゼネコン。通産省、建設省、科学技術庁、電力会社、建設会社が、よってたかって税金と電気料金とを喰い潰している。
欧米の原子力産業の崩壊、ドイツ最大の電力会社社長、コール首相に原子力からの撤退を提言。
地域独占の日本の電気産業、政界腐敗を種を撒き、時代に逆行し、高慢な姿勢を崩さない。独占企業の傲慢体質は世の習い。
電力会社の歴史。
戦前、松永安左衛門、北九州の石炭を独占。
1937.7/7、日中戦争勃発。
1938.4/1、国家総動員法の制定。4/6、日本発送電を設立、全国の電力供給を統制。
1942、日本発送電、全国九ブロック体制を敷く。北海道、東北、北陸、東京、中部、関西、中国、九州。
1949-1951、電気供給を一手に引き受ける会社「日本発送電」の解体。
松永安左衛門、電力事業再編成審議会の会長に就任。GHQを相手に、地域ごとの独占体制を温存。さらに、首脳人事の采配。
最後の日発総裁、長野電灯創立者・小坂順造、松永と対立するも、委譲。
現在の電力会社は、松永と岩崎を中心に閨閥を広めたもの。
日立、東芝、アメリカのGEから技術導入、原子炉を製造。
1956、原子燃料公社設立、その初代理事長・高橋幸三郎。その履歴、フィリピンで財宝を集めた陸軍大将・山下奉文、その右腕が、三菱鉱業フィリピン現地最高幹部の高橋。山下の財宝は二分され、児玉資金、マルコス資金となった。高橋−児玉−岸という線が見える。
1957.5/7、岸総理、核兵器保有発言。
東京電力側からの歩み。
会長・新井章治時代、まだプルトニウム原爆構想はなし。
1953、GM懇談会、日本製原爆の発想。
1954、菅禮之助、東京電力会長に就任。旧・日満鉱業会長、児玉と取引、井上、岩崎両家の閨閥。
松永、井上、菅、荘田、三菱重工、原子力発電時代の到来を語る。
1956.3/1、日本原子力産業会議設立、会長・菅禮之助。
1956.8/、原子燃料公社設立、初代理事長・高橋幸三郎、二代目理事長・井上五郎。すべて血族によって誕生した組織。
1954.12/、鳩山一郎、第一次内閣を組閣、その陰に児玉資金あり。
鳩山内閣の背景。第一勧銀を誕生させた二人の大蔵事務官は、澄田智と息子の鳩山威一郎。澄田の父・澄田貝來四郎は満州事変の黒幕。菅とは旧知、加えて、当時の満州国商工次官は岸信介。
電力九社と三菱重工を政界から岸、鳩山がフォローする構図。
無能な安全委員。
1997、東海村爆発事故、都合泰正・原子力安全委員会委員長が現地視察。この同じ人物、1982、科学技術庁もんじゅ審査委員。1995、もんじゅ火災事故を起こした責任者。この無能な学者が、またしても事故調査に担ぎ出されている。
同じく、科学技術庁もんじゅ審査委員・住田健二、1993、原子力安全委員に就任。1995、もんじゅ火災を受けて、もんじゅワーキング・グループに入団。自分が安全を承認し、それに反して火災を招いた原子炉の調査を、また自分が行う。
1983、科学技術庁もんじゅ安全審査委員・佐藤一男。もんじゅ事故の後も、東海村の事故調査に当たる。1993、原子力安全委員に就任、住田とともに事故調査。
1997.3/11時、東海村事故調査に当たる原子力安全委員会のメンバー、五人のうち三人が大事故の責任者。調査にイエスマンを選び、高給でそれを受ける調査官。
その人事は、東京電力会長・那須翔。那須、動燃改革阻止の前科あり。民間の東京電力が、科学技術庁の人事を左右する現実。
微量で肺癌、数kgで核兵器への転用も可能なプルトニウム。福井県民82万の生命、敦賀で事故があれば、名古屋、京都、大阪も被曝圏内。利益優先で、安全審査されて良いものではない。利権の為にイエスマンを配する科学技術庁は、国民の生命を売り渡したも同然。
1996.1/23、栗田幸雄福井知事、平山征夫新潟知事、佐藤栄佐久福島知事、国の責任を明らかにするよう内閣に提言。
原発を巡る住民運動への弾圧。
1996.8/4、新潟県巻町、住民投票で原発拒否。右翼と暴力団を使って予定地を買収する東北電力、土地取引を巡る田中真紀子の暗躍。
1996、静岡県浜岡原発、町民の八割が反対する中、本間義明町長、独断で建設を決定。1997.3/25、石川嘉延静岡県知事、経済企画庁に合意。運輸省出身の原田昇左右、暴力団を駆使して利権獲得。
1997.3/13付の原子力産業新聞、東海村爆発を小さい囲み記事で紹介。異常なしを連呼。
その原子力産業集団を率いる日本原子力産業会議会長・向坊隆、その履歴。石油連合会会長・水田政吉の娘婿。東大教授、東大学長、原子力委員を歴任、無能学者の象徴。姻戚と、利益追従とで地位を掴んだに過ぎない。
盛り上がる住民投票の動き、それを阻止する電力各社。暴力団を使い、自治体への補助金にまで介入して圧力をかける。
石川県珠洲市、珠洲原発を巡る市長選で不正投票。
1987、関西電力会長・芦原義重、退職金19億、分割払いで税金も僅か。退職後も、会長室を使い、社用車を私用する傍若無人ぶり。民間の同族企業よりも露骨な私物化。
中国電力、上関原発の推進、町長選不正選挙で118人もの起訴。
東京電力会長・木川田一隆、政治献金全廃宣言しながら、自民党に闇献金。
なぜ、これほどまでに電力会社による不正と、民主主義への破壊が行われねばならないのか。
ババ抜きの時代に突入した原子力産業、六ケ所村では一万年も続く放射性廃棄物。
これは青森県知事・北村正哉の罪。加えて、用地買収を仕切ったのが三井不動産社長・江戸英雄。江戸は茨城県知事・竹内藤男にも贈賄。
1997.9/13付、朝日新聞、日本の電気料金はアメリカの2.4倍。1.2倍と嘘を言い続けた那須翔・経団連副会長。
1990、イギリスで導入された電気事業の業態別分割案。発電、送電、配電の三つに分けて競争させる。
それとは逆の日本、権益維持の為、政府や自治体に圧力をかけ、民主主義に敵対するまでになった電力九社。
1995.5/、東京電力の決算、有利子負債10兆ながら、経常利益2000億円。普通の企業なら、とうに倒産。いかに能力のない官僚経営によって、日本経済が苦しめられて来たか。一例として、アルミ精練の空洞化。
1996、電気卸し売りの自由化。ジェット発電などは原発よりも遥かに効率的。東北電力、15.5万kwの募集に対して80万kwの申し込み。東京電力へ、386万kwの入札。関西電力へ、358万kwの入札。久美浜や珠洲原発の不要性が浮き彫りに。安価な入札を拒否する電力各社、半端な通産省。不必要に原発に固執し、国民を苦しめて来たがちがちの官僚体質。
九州電力、九州石油が三割安で電力供給して、落札。
1997.9/、東京電力の入札へ586万kwの応募。これを購入しない東京電力。
過去50年間、民間よりももっと危険で高価な電気を売り、周囲に摩擦を引き起こしながら、私腹を肥やして来た電力各社、通産省、科学技術庁、三菱重工、建設各社。
志賀原発、浜岡原発を容認した石川県、静岡県の両知事。自治省出身の二人、降りるべきゲームに最後に参加した原因は霞ヶ関体質。しかし、まだ住民投票の余地あり。
青森県現職知事・木村守男、県民を守る為、東京電力の責任を追及すべし。
私物国家の一族・全系図
全系図 1
#岸−*安倍−松崎−森永−城戸崎−*正木。
#岸−#佐藤−#安西−堀田−上原−*土屋。
#佐藤−#吉田−#麻生−堀江−*倉田。
#佐藤−*池田−五十嵐−*若狭。
#佐藤−松岡−進−*和田−*澄田。
#吉田−#牧野−*大久保−三島−松岡−三ツ本−*山田。
#麻生−加納−中村−#橋本−*石光。
#麻生−堀江−*倉田。
#橋本−若宮−*中村。
#牧野−#鍋島−*諸井。
橋本は2へ、安西、鍋島は3へ。
正木亮、弁護士、児玉、田中、小佐野を仲介。
正木馨、その息子、厚生省薬務局長、薬害エイズ。
三島弥太郎、日銀総裁。
山田菊男、三菱石油社長、政界工作に40億出資。
岸信介、満州国商工次官、A級戦犯、総理大臣。
佐藤栄作、その弟、総理大臣。
佐藤信二、その息子、通産大臣、台湾原発輸出責任。
安倍晋太郎、岸の娘婿、通産大臣、イ・アイ・イ疑惑。
澄田貝來四郎、満州事変の黒幕。
澄田智、その息子、大蔵省事務次官、日銀総裁。第一勧銀、住専を輩出。
和田敏信、澄田と姻戚兄弟、通産省事務次官、石油公団総裁。
松岡洋右、三国同盟時の外務大臣、A級戦犯。
若狭得治、運輸省事務次官、岸信介の従妹の姻戚兄弟、ロッキード時の全日空会長、日本航空協会会長。
土屋義彦、埼玉県知事、土建、福祉汚職。
倉田主税、日立製作所社長、東京原子力産業研究所会長。
大久保利春、丸紅専務。
吉田茂、総理大臣。
麻生太賀吉、その娘婿、麻生セメント社長。
麻生太郎、その息子、衆議員、経済企画庁長官。
中村雄次郎、満鉄総裁、アジア侵略。
橋本龍太郎、総理大臣、財政改革を優先。
石光眞臣、関東大震災朝鮮人虐殺時の警備部隊司令官。
諸井虔、秩父セメント社長、行政改革会議委員。
全系図 2
1#橋本−佐々−平山−*安藤−*百合本−平野−#矢木−広瀬−#法華津−柳−大山−土屋−*瀬川。
#矢木−水田−*向坊。
#矢木−#永野−赤間−#田中丸−大隈−小林−*明石。
#永野−斎藤−赤木−野田−*中島。
#永野−*石原−*加藤。
#田中丸−蔵内−島村−*岡野。
#田中丸−三輪−広瀬−荒川−*武藤。
#法華津−#岡本−末延−石川−*福川。
岡本は3へ。
安藤太郎、住友銀行副頭取、住友不動産社長、地価高騰を演出。
百合本悦造、その義弟、住友不動産取締役。
水田政吉、石油連合会会長。
向坊隆、その娘婿、1997時の日本原子力産業会議会長。
岡野保次郎、三菱重工社長、誘導ミサイル懇談会会長。
中島義雄、大蔵省主計局次長、辞職。
明石康、国連事務次長、無益なカンボジア派兵。
武藤嘉文、岐阜アサノコンクリート社長、行革担当大臣。
石原周夫、大蔵省事務次官、証券界へ癒着。
石原武雄、その弟、通産省事務次官、電事連理事長。
加藤乙三郎、その姻戚兄弟、中部電力社長。
瀬川美能留、野村証券社長、右翼、暴力団への資金提供。
福川伸次、通産省事務次官、野村証券顧問。
全系図 3
2#岡本−一宮−工藤−#金沢−*山田。
#金沢−*徳永−*篠島。
#浜口−#大橋−1#安西。
#浜口−北田−*高橋−*岩沢。
1#鍋島−堀田−*小佐野−堀田−松平−#島津。
#岩崎−#島津−松平−1#鍋島。
#大橋−岩佐−乾−浜根−郷−#岩崎。
#岩崎−*幣原−西郷−*鈴木。
#岩崎−郷−#川崎−*渋沢−*明石。
#川崎−*清水−坂野−宮原−三谷−*岡。
岩崎は5、8へ。
金沢辰次郎、帝国ホテル社長。
金沢彰、その息子、大蔵省事務次官、第一勧銀副頭取、共同債権買取機構社長、バブルの発生と延命に関与。
金沢敬三郎、辰次郎の弟、山田姓、通産省石油審議会委員、サウディ石油化学社長。
山田繁、その息子、三菱石油常務。
徳永久次、金沢彰の舅、通産省事務次官、石油公団総裁、ふたつの石油開発会社社長。
篠島秀雄、その姻戚兄弟、三菱化成社長。
浜口雄幸、総理大臣、満州事変の直前。
浜口雄彦、その息子、東京銀行頭取。
浜口巌根、同じく息子、長銀創立者・頭取。
大橋武夫、法務大臣、雄幸の娘婿。
高橋治則、浜口の外ひ孫、東京二信組破綻。
高橋治之、その兄、電通スポーツ事業局次長。
岩沢靖、治則の舅、北海道テレビ社長。
小佐野賢治、政商、帝国ホテル会長。
小佐野政邦、その弟、帝国ホテル会長。
岩崎弥太郎、三菱財閥創始者。
岩崎弥之助、その弟、日銀総裁。
幣原喜重郎、弥太郎の娘婿、総理大臣。
渋沢栄一、大成建設、日本銀行、第一銀行を創立。
明石照男、その娘婿、第一銀行頭取。
渋沢敬三、栄一の孫、日銀総裁、幣原内閣の大蔵大臣。
川崎八右衛門、川崎定徳代表。
川崎守之助、その長男、川崎定徳会長、佐藤茂の上司。
川崎大次郎、その次男、常陽銀行監査役。
川崎雄厚、長男の息子、川崎定徳副社長、高橋治則の後ろ盾。
清水康雄、清水建設社長、川崎財閥と姻戚。
岡昭、その遠縁、東京湾横断道路社長。
鈴木進、幣原の外孫、安全信用組合理事長。
鈴木紳介、その息子、安全信用組合理事長。
全系図 4
#三井−鳥居−菊亭−大野−小沢−*庭山。
#三井−浅野−*細川。
#三井−浅野−武田−太田−#浜口−嘉納−*涌井。
#浜口−#藤山−青木−花井−石山−*飯田。
#藤山−山口−*古賀−*中西。
#藤山−*広瀬。
#浜口−#石橋−#池田−山持−*田中。
#池田−広沢−渡辺−*有吉。
#石橋−*鳩山−*井上。
浜口は5へ。3から4への関係はなし。
三井八郎右衛門、三井財閥当主。
三井八郎次郎、その弟、三井物産社長。
庭山慶一郎、大蔵省代表日銀政策委員、日本住宅金融社長。住専破綻を招く。
細川護熙、総理大臣、オレンジ共済から収賄。
山口喜久一郎、衆議員議長。
中西啓介、その姪婿、衆議員、二信組、佐川、オレンジから収賄。
広瀬篁治、ゼネラルリース監査役、東京共和信用組合理事。
飯田庸太郎、三菱重工会長、日本原燃監査役、日本原電取締役、行政改革委員長。
藤山愛一郎、佐藤内閣で経済企画庁長官。
涌井洋治、大蔵省官房長、主計局長、絵画収賄。
田中角栄、総理大臣、ロッキード事件。
池田勇人、大蔵省事務次官、大蔵大臣、総理大臣。
有吉実、住宅金融公庫顧問弁護士。
有吉正、その甥、大蔵省国民金融公庫副総裁、生保住宅ローン社長。
鳩山一郎、総理大臣、児玉の援助、プルトニウム計画。
鳩山威一郎、その息子、大蔵省事務次官、第一勧銀誕生。
井上薫、その姻戚兄弟、第一勧銀会長。
全系図 5
4#浜口−#久原−大洞−*玉置−*勝田。
#久原−北野−*竹中−#竹下−*金丸−*杉本。
#竹下−福田−*小沢。
4#浜口−中部−児島−#宮沢−*岸田。
#宮沢−小川−斎藤−谷村−#岩波。
3#岩崎−池田−加藤−#岩波−新井−*吉国−#宮沢。
#岩波−中村−司城−佐々木−蔵重−梶山−伊原−*田波。
#岩波−加藤−池田−本間−#諸戸−高橋−*松永。
#諸戸−*井上。
岩波は6へ。
勝田龍夫、日債銀頭取、自民党の金庫番。
玉置敬三、その義弟、東芝社長、日本原子力事業社長。
小沢一郎、衆議員、岩手県利権、二信組、オレンジ。
竹中宏平、竹中工務店社長。
竹下登、その姻戚兄弟、大蔵大臣、総理大臣、平相銀金屏風収賄。
金丸信、その姻戚兄弟、自民党副総裁、佐川収賄。
杉本三吾、その姻戚兄弟、西松建設社長。
宮沢喜一、大蔵省事務次官、大蔵大臣、総理大臣、リクルート収賄。
岸田文武、その義兄弟、自民党経理局長。
池田成彬、日銀総裁、大蔵大臣、A級戦犯。
中村俊男、三菱銀行頭取。
佐々木直、日銀総裁。
伊原隆、大蔵省理財局長。
田波耕治、その娘婿、大蔵省理財局長、内閣内政審議室長、行政改革会議を演出。
吉国一郎、国鉄清算事業団資産処分審議会委員、旧国鉄債務の丸投げ。
吉国二郎、その弟、大蔵省事務次官、変動為替容認。
加藤武男、三菱銀行頭取。
松永安左衛門、電力事業再編制審議会会長、電力九社首脳人事決定、独占体制推進、プルトニウム計画推進。
井上五郎、中部電力社長、動燃設立者・初代理事長。
全系図 6
#鈴木−山田−5#岩波。
#鈴木−#下条−*石川−*鹿島−*渥美−*中曽根−*斎藤。
#下条−瀧−中村−松田−*林。
#岩倉−中島−#鈴木−田中−小林−杉村−一木−岡田−竹山−川上−#草場−横田−*渡邊。
#草場−*松下康−*貝塚。
#岩倉−相馬−辻−深川−三ケ月−*松下廉。
#岩倉−*河野。
鈴木は7へ。
鈴木三郎助、味の素創業者、東京電灯取締役、電気事業法改正特別委員。
渥美健夫、鹿島建設社長。
渥美直紀、その息子、公正取引委員会委員。
石川六郎、鹿島建設会長。
下条進一郎、その義兄、大蔵省代表日銀政策委員、エイズ放置の厚生大臣。
中曽根康弘、総理大臣、ロッキード、イトマン、リクルートに関係。
斎藤了英、大昭和製紙会長。
斎藤滋与史、大昭和製紙社長、建設大臣、静岡県知事。
斎藤斗志二、了英の息子、衆議員、選挙違反。
林義郎、厚生大臣としてエイズ研究班発足、大蔵大臣として金融界に巨額政治献金を要請。
渡辺修自、日本道路公団副総裁。
松下康雄、大蔵省事務次官、日銀総裁として金融破綻、さくら銀行会長。
貝塚敬次郎、その姻戚兄弟、大蔵省代表日銀政策委員、フジタ会長、藤和不動産会長。
河野文彦、三菱重工社長、日本兵器工業会会長、零戦開発、国産プルトニウム推進。
松下廉蔵、サリドマイド時の厚生省薬務局長、エイズ時のミドリ十字社長。
全系図 7
6#鈴木−日比谷−*杉浦−青山−西村−船橋−*檜山。
6#鈴木−山崎−今井−小坂−山下−#岡崎−*小坂。
#岡崎−*岩下。
#岡崎−川島−桑田−町村−亀山−小島−吉川−秀島−芝川−*原。
6#鈴木−#森岡−益田−海江田−本多−時國−八木−谷本−*森。
#森岡−國分−#武田−森本−#小川−阪田−*河野−*柿沢。
#小川−武居−*間−*神部−*黒川。
#武田−小西−原−#安川。
安川は8へ。
鈴木忠雄、味の素監査役。
杉浦敏介、イ・アイ・イ融資の長銀頭取、六ケ所村むつ小川原開発取締役。
檜山広、ロッキード時の丸紅会長。
今井善衛、通産省事務次官、日本石油化学社長。
小坂順造、最後の日本発送電総裁。
岩下文雄、東芝社長、日本原子力事業相談役。
岡崎真一、ミドリ十字前身日本ブラッド・バンク大株主。
川島忠、その義兄、岡崎姓、日本ブラッド・バンク発起人。
吉川清一、清水建設社長。
原徹、大蔵省理財局次長、防衛庁事務次官、日本ハウジングローン会長。
森喜朗、通産大臣、総理大臣、リクルート疑惑。
武田長兵衛、武田薬品工業社長。
武田国男、その息子、武田薬品工業社長、ミドリ十字を吸収。
神部満之助、間組社長。
黒川清雄、その姻戚兄弟、東京新都市建設公社理事長。
河野通一、大蔵省理財局長、日銀副総裁。
柿沢弘治、その娘婿、衆議員、大蔵大臣官房参事官。
全系図 8
3#岩崎−藤岡−各務−豊川−松田−武内−菊井−岡野−*菅。
3#岩崎−藤岡−#荘田−堀内−#安川。
#荘田−安田−今松−郡−亀山−*竹内。
7#安川−*山下。
#安川−植村−富井−石坂−霜山−角田−林−*広瀬。
#安川−#松本−小松−栗原−岡田−前田−*熊谷。
#松本−*出光−熊谷−西村−上枝−*芦原。
#松本−佐々木−古市−瀬川−*江戸。
菅禮之助、東京電力会長、電事連会長、日本原子力産業会議初代会長。
岩崎さき、岩崎家。
荘田泰蔵、その孫、新三菱重工副社長、誘導ミサイル懇談会副会長、日本航空協会会長。国産プルトニウムを推進。
荘田泰哉、その息子、三菱重工社長、動燃理事、もんじゅ推進。
亀山甚、常陽銀行頭取。
竹内藤男、その娘婿、首都圏整備委員会計画第一部長、建設庁都市局長、茨城県知事、史上最高額のゼネコン収賄。
安川第五郎、九州電力会長、日本原子力産業会議会長、日本原子力研究所理事長、日本原子力発電社長。
山下敏明、その娘婿、福岡銀行頭取。
山下英明、その兄、通産省事務次官、三井物産副社長。
広瀬勝貞、通産省内部調査担当官として泉井隠し。
熊谷太三郎、熊谷組会長、科学技術庁長官、原子力委員長。
出光佐三、出光興産創立者。
芦原義重、関西電力会長、天下り独占企業で退職金19億円。
江戸英雄、三井不動産会長、六ケ所村買収人、茨城県知事に巨額贈賄。
あとがき
政府財政赤字、銀行の不良債権。
つましい暮らしで、生活を切り詰めている人にまで無用の借金を背負わせた、この事は許せない。
投機をあおった八十年代のマスコミも許せない。
投機による経済崩壊よりも、個々の事件を見れば立派な犯罪。贈賄、収賄、公金横領、官官接待、詐欺、背任、天下り容認による利権維持、蜃気楼的プロジェクトによる官民一体となった予算の蕩尽。
八十年代以降、おとなしくなったジャーナリズム。他人を中傷して喜ぶのとは違う、不正を摘発する正しい怒りを忘れてほしくない。
薬害エイズはとかげのしっぽ切り、野村証券と暴力団のつながりには、背景も歴史もある。
本書が参考書として活用され、再読される事を希望する。
寸評
系図よりも、怒りの告発を読んで下さい。これは、戦後の汚職史と評価すべきです。
この労作は読後感が弱い。閨閥を暴く事が中心になっている為、一読した後、そうは言っても、何代か遡れば誰だって何がしかの人物とつながっているよという冷笑的な気分になる。
しかし、この作品の魅力は、系図ではないのです。それは、あくまでも口実。
澄田智はまだ存命で、日本ユニセフ理事長を勤めているらしいです。あの、ただの集金マシーン。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK36掲示板
フォローアップ: