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松岡前農相、豪政府負担で招待旅行 協定めぐり議員外交中【中日新聞】
2007年6月7日 朝刊
先月自殺した松岡利勝前農相が、農相就任約五カ月前の昨年五月、オーストラリア政府の負担で同国への招待旅行に出かけていたことが分かった。松岡氏は有力な農水族議員の一人として、オーストラリアとは自由貿易協定(FTA)をめぐり難しい議員外交をする立場にあり、自民党内からも「誤解を生む」との批判が出ていた。
松岡氏がホームページ上で記した活動報告(現在は閉鎖)などによると、松岡氏は昨年五月一日から八日までの日程でオーストラリアに招待された。現地ではウォレン・トラス貿易相をはじめ、外務、農林水産など政府要人と会談、天然資源を生かしたバイオマスや食肉処理、ワインなどの施設を見て回った。
問題は趣旨と渡航費用だ。オーストラリア政府は本紙の取材に「外国の上級の政治家などを招く特別プログラムを有しており、豪州の主要な人物と親しんでもらうことが目的だ」と文書で回答。
具体的な金額については言及しなかったが、その前年に同じプログラムで渡航した別の大物農水族議員のケースでは費用は約百万円。この農水族議員は「交渉相手国から金品を授受すれば、後ろ指をさされる」として、招待を断り費用は自己負担したが、松岡氏は自らの活動報告で「招待」だったと認めている。
松岡氏が訪豪した当時は、日豪両政府間で貿易自由化に向けたFTAの共同研究が進行中。日本の農業団体などからは、オーストラリアからの輸入増による大打撃を懸念する声が上がっていた。オーストラリア側には、有力な農水族議員の理解を得ることで、交渉をスムーズに運ぶ狙いがあったとみられている。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007060702022285.html
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