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【社説】 「自衛隊の“国民”監視…“イラク派遣批判派”を危険な存在とみなすのか」「朝日、東京新聞なども対象」…朝日新聞★2
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2007/06/07(木) 09:18:03 ID:???0
・自衛隊は国民を守るためにあるのか、それとも国民を監視するためにあるのか。そんな疑問すら
抱きたくなるような文書の存在が明らかになった。
「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」と「情報資料」というタイトルに、それぞれ
「情報保全隊」「東北方面情報保全隊長」と印刷されている。共産党が「自衛隊関係者」から入手
したとして発表した。 久間防衛相は文書が本物であるか確認することを拒んだが、この隊が
そうした調査をしたことは認めた。
調査対象は03年04年にかけてで、自衛隊イラク派遣への反対活動ばかりでなく、医療費の負担増や
年金改革をテーマとする団体も含まれている。対象は4290以上の団体や個人に及んでいる。
文書には映画監督の山田洋次氏ら著名人、国会議員、地方議員、仏教やキリスト教などの宗教団体も
登場する。報道機関や高校生の反戦グループ、国内のイスラム教徒も対象となっていた。
文書に記されているのは、個々の活動や集会の参加人数から、時刻、スピーチの内容まで克明だ。
団体や集会ごとに政党色で分類し、「反自衛隊活動」という項目もある。 これは単なる情報収集とは
いえない。イラク派遣を批判する人を危険な存在とみなし、活動を監視しているかのようである。
文書によると、調査をしたのは陸上自衛隊の情報保全隊だ。
情報保全隊の任務は「自衛隊の機密情報の保護と漏洩の防止」と説明されてきた。ところが、その
組織が国民を幅広く調査の対象にしていたのだ。明らかに任務の逸脱である。
防衛庁時代の02年、自衛隊について情報公開を請求した人々のリストをひそかに作り、内部で閲覧
していたことが発覚した。関係者を処分したが、その教訓は無視された。
調査の対象には共産党だけでなく、民主党や社民党も含まれている。野党全体を対象にしていたわけだ。
04年に福島県郡山市で行われた自衛隊員OBの新年会で、来賓として招かれた民主党の増子輝彦
衆院議員が「自衛隊のイラク派遣は憲法違反であり、派遣に反対」と述べた。保全隊はこれを取り上げ
「反自衛隊」としたうえで、「イラク派遣を誹謗」と批判している。(>>2-10につづく)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070607.html
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