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23日の会期末まで3週間を切ったが、参院は重要法案が山積み状態のまま大混乱に陥っている。というのも安倍晋三首相が、官僚の天下りを規制する国家公務員法改正案の今国会成立を急に指示したためだ。
参院選がある年の国会は選挙を優先し、国会終盤では国会の波乱を招くような対決法案はあまり残さないのが通例。会期延長にでもなれば、「選挙日程が遅れ、人も資金も余分にかかる」(自民党幹部)というのが与野党共通の議員心理だからだ。
ところが今国会はまだ、教育改革関連3法案、イラク特措法の2年延長、社会保険庁改革法案、年金時効撤廃特例法案など、衆院を通過し参院で審議中の法案が多く残り、18日からの国会最終週は重要法案の採決が連続する可能性が高い。そこにさらに法案を追加したわけで、与党の国対幹部は頭を抱えている。
参院選も7月22日投票日なら残り50日を切った。改選期の参院議員にとっては選挙戦はピークで、4日の参院本会議も自民党議員を中心に欠席者が続出し、民主党の抗議に自民党の抗議に自民党が頭を下げる場面も。
選挙はやらないと落選するし、かと言って国会を欠席すると重要法案の成立が危うくなる。改選期の参院議員は「選挙か国会か」と、まるでハムレットのような心境になっている。
「スポーツニッポン」6/7 紙面より
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