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参院選:現実は厳しい自公協力 愛知選挙区
自民党愛知県連の定期大会が23日、名古屋市内で開かれ、現職の鈴木政二官房副長官が3選を目指す参院選愛知選挙区(改選数3)での勝利を誓った。大会には公明党愛知県本部の荒木清寛代表が出席し、同じく3選出馬する同党現職の山本保氏への選挙協力を要請。これに対し、鈴木氏は「自民党の組織を壊したくない」とけん制するなど、与党協力の難しさを改めて浮き彫りにした。
「我が党は従来の票に相当程度上乗せをしなければ(当選に)届かない」。来賓あいさつに立った荒木氏は、鈴木氏も座る壇上で危機意識をあらわにした。山本氏の6年前の得票数は約50万票で最下位当選。危機感を強める中、同氏陣営は10万票程度の「票割り」を自民側に求めている。
さらに荒木氏は、公明党の北側一雄幹事長と自民党の中川秀直幹事長が今月14日、愛知、埼玉、千葉の3選挙区(いずれも改選数3)を与党協力区と位置付け、与党で2議席確保に向けた連携強化で合意したことにも言及。「本当に心強い。皆様の力を与えていただきたい」と述べた。
一方、荒木氏の退席後に決意表明に立った鈴木氏は「いろんなことが言われています。でも、私は自民党の組織を壊したくない」と主張。「自民党が勝つことが、日本、愛知のためになる」とも訴えた。
愛知選挙区は民主党が現職、新人の2人を擁立する激戦となっており、年金記録不明問題で政府・与党に逆風が吹く中、鈴木氏も自分の票固めに懸命になっている。【武本光政】
毎日新聞 2007年6月24日 1時36分 (最終更新時間 6月24日 1時49分)
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