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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070623-00000012-ryu-oki
沖縄返還交渉をめぐる日米の密約を暴いた元毎日新聞記者・西山太吉さんの著書「沖縄密約」の出版記念講演会と祝う会が22日、那覇市松尾の八汐荘で開かれた。
本土復帰から現在につながる日米同盟の流れを解説した西山さんは「沖縄からの行動は全国へ波及し、日本を変える。プライドと自信を持って立ち上がってほしい」と訴えた。マスコミ関係者や大学教員ら約150人が参加した。
西山さんは(1)偏ったメンバーによる集団的自衛権の諮問機関を国が設置(2)自衛隊の市民監視(3)在日米軍基地で働く日本人の急増―の3点から日米軍事共同体に向けた動きを憂慮。「日米両方の軍隊が一本になって司令部に同居するのは、究極の日米安保体制の変質だ」と批判した。
今日的問題の原点について「すべては沖縄の施政権の返還に由来する。米国は返還する際、基地の自由使用と金銭的支援を手にした。佐藤栄作首相は返還までの年限を決めたために米国の言うことを全部のんだ。それを隠匿することで日本の安全保障は始まり、基地機能を強化、拡充する礎ができた」と解説した。
沖縄の状況については「この数日、集団自決の教科書記載に対して提起した動きは素晴らしい。日本の突き進む方向を変えることができるのは沖縄だ」とエールを送った。
祝う会では、米側との密約を認める証言をした吉野文六氏=返還交渉当時の外務省アメリカ局長=へ著書を贈り、返信の手紙を西山さんが紹介。西山さんは「返事がきたというだけでもう何も言うことがない」と感無量の様子だった。
最終更新:6月23日10時51分
*吉野文六さんからの返信があったということを知り、わたくしも感無量です。
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