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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070623-00000014-gen-ent
大臣のお出迎えのエレベーター係に日当1万5000円――やらせタウンミーティングではベラボーな税金の無駄遣いがあったが、安倍政権も同じようなことをやっていた。
クールビズなどの環境キャンペーン費83億円がまるでドンブリ勘定で、税金の垂れ流しだったのである。
この時期、安倍首相が登場するのは選挙目当てじゃないか、と批判されている環境キャンペーン。昭恵夫人と「電球を取り換えよう」という新聞広告、クールビズ奨励の地下鉄大ポスターなど。これらは環境省が業者に発注したものだが、3年間で83億円の費用の内訳が分かった。
名称は長くてもっともらしい「地球温暖化防止大規模国民運動推進事業」というもの。「各社の企画を外部の専門家が評価した」(環境省)というが、要は入札なしの随意契約で大手代理店が一手に受注している。年間27億円は文字通りのドンブリ勘定だ。
例えば人件費。半年分の内訳は、プロジェクトリーダーの日当7万6300円、主任6万4400円、スタッフ4万4410円で総額9640万円。また半年分の事務所費用を見ると事務局340万円、戦略ルーム301万円、プロジェクトチーム301万円といった具合。事務所を借りた家賃のように見えるが、所在地は大手代理店内。つまり、仕事をしたフロアの家賃まで支払っているのだ。普通ならこんな請求書は突き返されるが、環境省はOKらしい。
国会で追及した民主党の蓮舫参院議員が言う。「決まった金額を使い切るためのつじつま合わせ。年間の人件費2億円を消化するために日当7万6300円という非常識な明細が出され、環境省がノーチェックで支払ったのです。タウンミーティングと同じ手口がまだ通用しているのです」
安倍と環境省は国民をナメている。
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