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(回答先: 藤原肇氏(フリーランス・ジャーナリスト、在アメリカ、『小泉純一郎と日本の病理』の著者)からの手紙 (森田実の言わねばなら 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 6 月 04 日 08:23:35)
森田実氏が紹介して絶賛している藤原肇というは米国在住のジャーナリストは、20年位前は『文芸春秋』や『エコノミスト』などによく執筆して、現役時代のわれわれ新聞記者は国際政治とか、石油についての国際情勢について多くのことを教えてくれた。最近は日本の主流の雑誌が迫力のある記事を掲載しないので、こういう真実を語る人の記事が雑誌から消えて久しいと思っていた。われわれオールド記者にとって懐かしい名前だから、検索して探したら『宇宙巡礼』というホームページがあるのが見つかった。
http://72.14.253.104/search?q=cache:q7hyD_TyR4gJ:www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/+%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87%E3%80%81%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%B7%A1%E7%A4%BC&hl=en&ct=clnk&cd=1&gl=us
そうしたら『財界にっぽん』に連載していると分かったし、古い記事はかなりダウンロードして読めるようになっていた。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/article/abe04.htm
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/article/abe02.htm
その中でも上の二つの記事は安倍内閣の無能さについて徹底的に論じており、こういう記事が日本の総合誌から消えたことが、日本の言論界の衰退の原因だと痛感した。実際問題として藤原記者が書いた『小泉純一郎と日本の病理』は、小泉政治がいかに支離滅裂であったかを暴露していた点で、これに勝る本は未だに日本には登場していないのである。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334933688/250-5330185-1699445?v=glance&n=465392
そうであれば、『財界にっぽん』に連載されている記事は、次に予想される安倍晋三という暴君の狂った政治の病理について、本として出版されるものを予告しているのではないかと考えられた。そこでサイトでは読めない最近の記事が読みたくなり、書店を探したがなかなか見つからなかったが、ようやく日本橋の丸善で最新号を買うことが出来た。七月号の記事は「相伝のワシントン流の謝罪術と遁走曲」という題で、この四月における安倍の支離滅裂な行動がみごとに総括されているだけでなく、ネオコンで安倍の保護者として君臨し、世界銀行の総裁のポール・ウォルフウィッツのスキャンダルについて、驚くべき詳細な分析がしてあったので驚いた。こんなすごい記事は世界の新聞を幾ら読んでも、誰も書いていないのではないかと思った。民主党がこの記事のコピーを何百万枚か作り、参議院選挙の一週間前に駅の改札口とか、通行人に手渡せば選挙に圧勝できるかも知れない。それほど強烈で衝撃的な内容の記事だと思った。現在発売中なので記事の紹介は差し控えるが、日本の新聞記者仲間や評論家にぜひ読むことを勧めたい。念のために地方に住む場合には財界にっぽん社に連絡することで、手に入れることも可能かもしれないので電話番号を書く。Tel;03−3257−6701、
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