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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2007060402021417.html
2007年6月4日 紙面から
――新憲法制定促進委員会準備会は、どのような集まりか。
「メンバーは、もともとは議員立法で教育基本法の改正を目指して集まった超党派の二十五人。自民、民主、国民新の三党と無所属の衆参議員が参加し、憲法記念日に新憲法大綱案を発表した」
――目的は。
「改憲には衆参各院の総議員の三分の二の賛成が必要だ。将来、各党の接着剤の役割を果たすことができればよいと考えて活動を始めた」
――大綱案で天皇を国家元首とした。
「今までタブーとされてきた問題を提起した。皇室制度は世界的に認められており、国家元首は天皇とうたってもいいのではないか。復古主義的とは思っていない」
――集団的自衛権の行使を認めるのか。
「(戦争放棄をうたった)九条一項の精神は堅持していく。だが、カネを出すだけでは、国際社会の信頼は得られない。集団的自衛権に関与せずに、自国の安全を守るのは無理。憲法改正では、最大限やれるべきことを明確にして、どうしてもできないことを世界に発信することが大事だ」
――所属する自民党には新憲法草案がある。
「それなりによくまとまっている。全否定して書き換えろと言っているのではない。もう少し深掘りした方がいい点を選んでいる。憲法は広く国民が議論していかなければいけない」
――準備会はタカ派との批判もある。
「首相に近いメンバーが多いからそう言われてしまうが、これからの活動を見てほしい」
――今後の活動は。
「準備会から委員会に格上げをする。独自の憲法草案作成までいくかもしれない。安倍政権のうちに憲法改正の方向を決めることは必要だ」
――安倍首相は参院選で憲法改正を争点に掲げようとしている。
「『安倍政権は憲法改正をやる』というメッセージは大事だ。だが、どういう憲法改正か固まっていない中、国政選挙の争点としてはかみ合わないのではないか」
――国民投票法成立の過程で、自公民路線が崩れた。
「各党とも参院選が終われば、話し合いのテーブルに着く良識は持っていると思う。改憲が遠のいたとは思わない」 (聞き手・後藤孝好)
参考資料:
http://www.news-pj.net/siryou/2007/2/shinkenpouseiteisokushiniinkai-070503.html
新憲法制定促進委員会準備会
座 長 古屋 圭司 (自由民主党・衆議院議員) 古屋圭司通信 ブログ
事務局長 萩生田光一 (自由民主党・衆議院議員)
〔衆議院〕
自由民主党
赤池 誠章
稲田 朋美
今津 寛
奥野 信亮
加藤 勝信
木原 稔
高鳥 修一
戸井田 徹
西川 京子
古川 禎久
松本 洋平
民主党
松原 仁
笠 浩史
鷲尾英一郎
無所属
平沼 赳夫
〔参議院〕
自由民主党
秋元 司
有村 治子
鴻池 祥肇
中川 義雄
福島啓史郎
民主党
大江 康弘
芝 博一
国民新党
亀井 郁夫
※平成19年5月3日現在
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