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【北海道新聞社説】内閣支持率急落、国民が政治理念より具体的な政策の中身で評価しようとしていることにいま一度思いを致す必要があろう
1 ：春デブリφ ★：2007/06/04(月) 09:48:53 ID:???0
共同通信社の先週末の世論調査で安倍晋三内閣の支持率が急落し、発足以来最低の３５・８％となった。
五千万件もの年金納付記録が宙に浮いている問題が表面化し、政治資金の使途で疑惑を持たれた松岡利勝
前農水相が自殺した後に実施された調査だ。
(中略)
自民党内では松岡氏の死で政治資金規正法の改正は不要になったとの声さえ出た。心得違いもはなはだしい。
首相はまず真相を語らずに世を去った閣僚を起用した不明を認めなければならない。その上で疑惑の実態を
可能な限り明らかにし、今国会で実効ある制度改正を実現することが任命責任をまっとうする道と知るべきだ。
首相はこの八カ月間、「選挙に勝てる顔」の期待を背負って政権を担ってきた。「戦後体制からの脱却」を唱え、
憲法改正への強い思いを語り続けて、安倍色を前面に打ち出すことで支持を広げようと努めてきた。
だが、調査では自民支持層さえ松岡氏の問題で首相に厳しい視線を注ぎ、無党派層の支持率はわずか１３・２％
に低下した。七月に参院選を控え、政権の最大の危機を迎えたと言える。
国民が政治理念より、具体的な政策の中身で評価しようとしていることにいま一度思いを致す必要があろう。
■ソース(北海道新聞)(中略部分はソースで)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/30123.html
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