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もう末期状態… ポスト安倍が飛び交いだした
2007年06月03日10時00分ブックマーク トラックバック(11)
「もう安倍はダメだ」――30日あたりから、与党内からもこんな声が出てきた。安倍首相が“おかしい”のである。「冷静な判断力を失っているとしか思えない」。官邸関係者すらこう突き放している。
30日、熊本で行われた松岡農水相の密葬。安倍は最後まで出席にこだわっていた。一昨日から、「行きたい」と駄々をこね、官邸関係者を呆れさせていた。
この日、天皇が欧州歴訪の旅から帰国した。首相は衆参議長と羽田で出迎える公務がある。さらに党首討論も組まれていた。日程的にも無理だったうえ、疑惑まみれの大臣をかばった不明が問われている最中である。ふつうの感覚であれば、公務の多忙をいいことに密葬には行かない。わざわざ熊本まで行けば、「そこまで深い関係なのか」と疑われてしまう。だから、やめる。それが常識なのに、安倍は違った。きのうも未練タラタラこう言ったのである。
「松岡氏は私の内閣の重要なメンバーだった。葬儀にはぜひとも出席したかった。民主党に党首討論を延期してもらいたかったが了解してもらえず、残念だ。惻隠の情を持つべきではないか」
松岡にかけられた疑惑の重み、最後まで説明をしなかったことへの国民の怒りをまったく理解していないのである。
「首相の感覚は狂っている。このままじゃ、とても参院選は乗り切れない」(自民党関係者)
こんな声が出始めたのも当然だろう。
実際、安倍は八方塞がりだ。農水相の後任人事も「これは」という人材が見当たらず、「いっそ加藤紘一はどうか」(自民党関係者)なんて声まで上がっている。
「参院選直前、起死回生の内閣改造がささやかれましたが、人材難から尻しぼみになっています。こうなったら衆参同日選か、という声もあったが、衆院を解散する大義がない。公明党も反対する。追い詰められた自民党からは7月参院選、8月衆院選でどうか、なんて声も出ています。そうすれば、民主党はヘトヘトだし、候補も出せないというメチャクチャな議論です」(永田町事情通)
こんな中、年金の時効撤廃法案を強行採決したのだから、もうグチャグチャだ。6月からは住民税が上がり、それも内閣には逆風になる。永田町では「参院選惨敗、安倍退陣」が公然とささやかれるようになった。ポスト安倍の名前も飛び交っている。自業自得とはいえ、早かった。
【2007年5月31日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3185358/
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