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【6月2日付・社説】終盤国会:目に余る安倍首相の強引さ 与党の対応は常識外れで拙速 野党の主張には説得力がある
1 :うし☆すたφ ★:2007/06/02(土) 10:02:13 ID:???0
★終盤国会 目に余る首相の強引さ(6月2日)
参院選がすでに始まったような対立と混乱だ。
社会保険庁改革関連法案と年金時効撤廃特例法案をめぐり、衆院での委員会採決を強行した
与党に対し野党が猛反発し、深夜国会を経て本会議採決が未明にまでずれ込んだ。
数を頼んでやみくもに突き進む与党の国会運営は受け入れがたいし、その指揮を執る
安倍晋三首相の強引さは目に余ると言わざるを得ない。
たった一日でまとめた特例法案の審議にわずか四時間しか費やさなかった一点だけをとらえても、
与党の対応は常識外れで拙速だ。
社保庁のお粗末な記録管理のせいで本来給付されるべき年金の一部が時効の壁で受け取れない。
こんな理不尽さを正す仕組み作りは急ぐべきだ。
だが、時効撤廃の適用を受けるためには宙に浮いた納付記録が自分のものだと認定されねばならず、
実際に救済される「被害者」は一部にとどまるという野党の主張には説得力がある。
首相は、問題の五千万件の記録と現在の受給者との照合を一年間で終えると言明しながら、
この困難な作業を短期間でどう完了させるのか、肝心なことを一切説明していないからだ。
納付を証明する資料を持たない人については司法関係者らで作る第三者機関が受給資格を
認定するというが、その基準も明らかにされていない。
分からないことだらけでは、とても国民の不安は解消されないし、年金制度への信頼も回復されようがない。
通常国会では本年度予算に始まり、国民投票法、少年法改正など与党による強行採決が相次いできた。
(続く)
北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/29712.html
続きは>>2-5あたりに
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