★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK35 > 675.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
緑資源発注事業 『松岡前農相が予算付け』 熊本の談合組織【東京新聞】
独立行政法人「緑資源機構」による熊本県の大型事業をめぐる談合疑惑で、二〇〇四年に開かれた熊本県阿蘇地域の談合組織の発会式で、松岡利勝前農相(62)=自殺=の有力後援者の建設業者が「緑資源の事業は松岡先生が予算を付けたのだから、先生に返さなければ」と支援を呼びかけていたことが分かった。メンバーの六割は松岡氏側に計約千八百万円を献金しており、東京地検特捜部は、この業者を中心に、松岡氏への支援を条件に談合を繰り返したとみて、調べを進めている。
内部資料や関係者によると、この談合組織は「阿蘇北部地区中山間事業安全推進協議会」(推進協)。熊本県小国町などの「阿蘇小国郷区域」(約五千七百ヘクタール)で、農地と森林を一体的に整備する大型事業をめぐり、農林道建設や区画整理などの入札で談合を繰り返した疑惑が浮上している。
推進協は〇四年四月に地元の三十七社が参加して発足。松岡氏の有力後援者の建設業者(阿蘇市)が会長に就任した。機構からの受注高に応じて会員業者から会費を徴収していた。
推進協の会員企業のうち二十三社は一昨年までの三年間に、松岡氏の資金管理団体と松岡氏が代表の自民党支部に献金。うち十四社は〇三−〇六年度、機構が発注する農林道や区画整理の工事など三十件(約二十二億二千四百万円)を落札していた。
献金額が最も多かったのは、会長となった阿蘇市の建設業者で計四百十六万円。全体の二割強を占めた。この業者は農林道工事と区画整理の四件(約四億五千万円)を落札。落札額も推進協の中でトップだった。
次いで献金額が多かったのは阿蘇市の別の建設業者で計二百八万円。農林道工事など四件(約三億三百万円)を落札し、落札額は三番目だった。
推進協の会長会社の社長は「談合はしていない。松岡先生は地元だから最初の選挙から応援していた」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060202020885.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK35掲示板
フォローアップ: