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【朝日新聞社説】年金法案 だが、それにしても与党の強引なやり方はおかしい
1 :春デブリφ ★:2007/06/01(金) 02:54:27 ID:???0
会期末が迫り、安倍首相や自民党は法案の足踏みにいらだつ。次々に飛んでくる指示に厚生労働省は
右往左往する。
そんなドタバタ劇の中で、自民、公明両党は野党の抵抗を押し切り、社会保険庁改革法案と、「宙に
浮いた年金記録」を救済するための特例法案を衆院本会議で可決した。
夏には参院選がある。そのことを意識して与野党の対決が激しくなっているのだろう。だが、それに
しても与党の強引なやり方はおかしい。
ことは国民の関心が一番高い年金の話である。ここはやはり、じっくり審議すべきだ。突然、提案
された特例法案をたった4時間の審議で事足れりというのでは、とても納得できない。
そもそも、与党が特例法案を議員立法で出したことに疑問がある。もちろん政党が自ら法案を出すのは
望ましい。しかし、今回のように政府の機関が犯したミスは政府が正すのが筋だ。
政府案として出せば、安倍首相が答弁の矢面に立ち、責任を追及されることを恐れたのだろう。自民党
の議員が救済策を説明し、本来の責任者である柳沢厚労相が参考人として意見を述べるという姿はどう
見ても異常だ。
こんなことだから、せっかく安倍首相が党首討論で救済策を示しても、額面通りには受け取ってもら
えない。当面の選挙をしのぐための方便と思われても仕方があるまい。
(中略)
宙に浮いたり消えたりした年金記録の保険料はすべて国民が払ったものだ。その保険料が粗末に扱われ、
対応策が拙速に決められていく。これでは年金への不信はますます高まる。
■ソース(朝日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070601.html#syasetu1
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