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□早くも参院選後の自民党人事 麻生太郎幹事長説の信憑性は [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070531-01-0702.html
2007年5月31日
早くも参院選後の自民党人事 麻生太郎幹事長説の信憑性は
松岡自殺騒動で揺れ動く安倍政権。今回の自殺が参院選にどのような影響を与えるかはまだ未知数だが、結果はどうあれ安倍政権が続きそうな雲行きだ。自民党内では次の内閣改造・党役員人事に気もそぞろだが、目下の下馬評で最大のサプライズは、麻生太郎外相の自民党幹事長説だ。
「安倍晋三首相は元々、政権発足時に麻生氏の幹事長起用を考えていた。昨秋の総裁選で、麻生氏が地方の会社社長や地方議員に顔が広く、政界随一のマンガ愛読者としてアニメファンの間で人気者であることを知り、自分とセットで選挙の二枚看板になると考えた」(首相側近)からとか。
森喜朗元首相から「幹事長は総裁派閥が取るものだ」とクギを刺され、渋々中川秀直幹事長を承諾したが、二人の呼吸は全く合わない。
一方、麻生氏とは十四歳違いながら、妙にウマが合う。「共に大物の元首相(岸信介と吉田茂)を祖父に持つボンボン育ちだが、学校時代は成績が悪く、嗜んだスポーツはアーチェリーと射撃。優越感と劣等感がない交ぜの青春を送り、今や首相と外相。他の人にはない共感を抱き合っている」(同前)という。
安倍首相は二月下旬、二〇〇七年度予算案の年度内成立が確実になった頃、深夜密かに麻生氏を首相公邸へ招き入れ、未明近くまで二人で話し込んだ。四月下旬、それぞれが米国などへゴールデンウィークの外遊に出発する直前にも、公邸で深夜に密談した。
「異例の厚遇。永田町では『総理は今度こそ麻生氏を念願の幹事長にするつもりでは。二人で人事の相談をしているに違いない』という観測がしきり」(全国紙デスク)
麻生派(十五人)は党内九派閥で一番小さい。それが幹事長となれば大抜擢だが、「安倍首相にすれば、内閣だけでなく党も仲良しサークルで固めたいということ。小泉純一郎前首相が、自分の意のままに動かせる山崎拓、安倍、武部勤の三人を幹事長にしたのと同じ発想。官邸主導型政権の幹事長は、今や部下の一人に過ぎない」(同前)。
麻生氏は六月に『とてつもない日本』という新刊を出す。企画した頃は内閣支持率が下がり続け、「ひょっとしたら俺に出番が……」と期待し、安倍首相の「美しい国」に対抗する政権ビジョンを打ち出そうとしたのだが、今となっては「とてつもない日本と美しい国は同じもの」と言いつくろうしかなさそうだ。
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