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自殺した松岡利勝農相の8通の遺書のうち1通が、小泉純一郎前首相の飯島勲秘書官あてだったことが分かり、松岡氏は小泉前首相にも近かったことが、あらためてクローズアップされている。
小泉前首相は、郵政民営化以外には政策に関してはあまり関心を示さなかったことで知られている。だが、郵政民営化以外に珍しく小泉前首相が熱心だったのが農産物の輸出を中心とした「攻めの農政」だ。
言い出した当時は、都市部選出の小泉前首相がなぜ、と話題になった。実は、松岡氏が親しかった飯島氏に売り込み、飯島氏がいい政策だと小泉前首相に進言したのがきっかけ。攻めの農政は評判になり、松岡氏は小泉前首相のお気に入りの1人だった。しかし、小泉前首相は、内閣改造のたびに入閣候補として松岡氏の名前が挙がったものの、最後まで閣僚としては起用しなかった。
これに対し、安倍首相は小泉内閣時代から農業政策を通じて知っていたことに加え、総裁選で安倍応援団の中心だった松岡氏を周囲の懸念をよそに農相に起用。事務所の光熱水費問題が出てもかばい続けた。
クールな小泉前首相と家族主義的な安倍首相。はからずも松岡氏との付き合い方をめぐって、安倍首相と小泉前首相の違いが明らかになった格好だ。
「スポーツニッポン」5/31 紙面より
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