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2007年05月27日
私はあなただ、あなたは私だA
26日、九条ネットの宣伝カーに乗って、皆と一緒に数寄屋橋で道行く人々に呼びかけた。初めての本格的な活動だ。土曜日の午後、暑い日だった。大勢の行き交う人を眺めながら、果たしてどれだけの人が耳を傾けているのだろうかと思いながら話した。平和、平和と叫んでも、憲法9条、憲法9条と、その大切さを訴えても、人は、無関心顔で、急ぎ足で通過する。宝くじ売り場や映画館の前には人が行列をなしているのに、宣伝カーのまわりに足を止める人はまばらだ。
話し終えて、路上でビラを配った。誰も受け取ってくれない。断られても、断られても渡す。明らかに不快な顔をする通行人の群。なぜ、ここまでしなければならないのか。元官僚が、元大使が、ここまで惨めな状態に身を置かねばならないのか。同期の連中の冷笑が浮かぶ。自尊心が自らを責める。
しかし、そんな自分が間違っていることに気づく。私のビラを若者のボランテアが遠くで配っている。年配の女性が汗を拭きながら配っている。断られても、断られても配っている。私の場合はまだいい。自分が当選するために配っているのだ。彼らの場合は、私の為にボランテアで配っているのだ。その動機は何か。平和を訴えたい、ただそれだけの思いが、無償の行為に駆り立てているのだ。この人たちこそが憲法9条を守る人たちだ。私はそういう人たちとの目に見えない結びつきを得ることが出来たのだ。これほど素晴らしい事はない。そう思って道行く人々にビラ配りを再開した。断られても配り続けた。
嫌な事もあった。私が宣伝カーの上に上がった時だ。中年の男性がビラを配っている若者からビラを奪い取ろうとした。私をにらんで手でピストルの形をつくって撃つ真似をした。明らかに天木と知った上の行動だ。政府や外務省は私が立候補した事に仰天しているに違いない。万が一でも当選して政治家になられたらたまらないと思っているに違いない。どうせ当選しないと思っている間は傍観しているだろうが、9条ネットが世間の注目をあびるようになると裏であらゆる妨害を試みてくることだろう。
選挙とは、政治とは、あくなき権力闘争なのである。普通の人間がそんな政治の世界に挑戦する。私はあなただ、あなたは私だ。私と一緒に、あなたはそんな選挙に参加して戦って欲しい。このブログで私の行動をフォローして行動を共にして欲しい。最後まで見届けて欲しい。憲法9条という名の正義の神を動かすために。誠意をもって最後まで闘えば神は必ず動く。少しでも疑いの気持ちが心の隙間に生じたら、そのとたんにすべてが失われていく。私は試されているのだ。逃げることは出来ない。逃げはしない。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/05/27/#000394
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☆私はあなただ、あなたは私だ 07−5−26【天木直人のブログ】5/26
http://www.asyura2.com/07/senkyo35/msg/230.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 5 月 26 日
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