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2007年05月25日
私の立候補宣言ー憲法9条の心に火をつけて見せる
このブログを書き始めた今年の1月にはまったく考えもしなかったことである。しかしそれから5ヶ月、ブログを書き始めた時点で、その行き着く先がこうなることは、今にして思えば必然の成り行きであったのかもしれない。昨日24日の日刊スポーツで私の事が流れた。今日25日午後4時半から記者会見を開いて立候補宣言をする。そのまえにこのブログの読者に私の考えを明らかにしておきたい
何故、今立候補なのか。理由は二つある。いずれも私が選挙に勝利し、これからの6年間を政治家として思い通りの行動がとれる事を前提に書いている。
一つは、憲法9条を変えさせないためである。私は憲法9条がそう簡単に変えられるとは思っていない。しかし、これから6年間、何が起こるかわからない。何があっても憲法9条を変えてはいけない、日本のためにも、世界のためにも、憲法9条を変えさせてはいけない、そう思っているので、その為に自分がなしうる最善の事を行おうと決意したのである。
その最善の道とは、政治とは距離を置いた善良な市民たちの心に訴え、その心を一つにすることだ。護憲政党が政治の場で護憲を訴えてきた事には敬意を表する。彼らの役割はこれからが正念場であるから頑張ってもらいたい。しかし残念ながら護憲政党だけでは憲法9条は守れない。憲法9条は平和の神だ。沈黙を続けてきた神だ。その神が動き出さなければならない。その神を動かすことが出来るのは、イデオロギーや組織に縛られた選民ではない。一般大衆の素朴な平和への思いだ。何故神は動いてくれないのか?それは我々一人一人の小さな存在が、自ら動こうとしないからだ。一部の人たちが熱心でも、毎日の生活に埋没した多くの大衆が本気になって動こうとしないからだ。憲法9条という平和の神はそれをお見通しなのだ。お前たち、いいか、この俺を立ち上がらせたいのなら、まずお前たちが動いてみろ、憲法9条の神はそう言っているのではないのか。いやそうに違いない。
本来ならば今こそ護憲政党が憲法9条の前にひざまずき、一致団結し、一般大衆を率いていくのがあるべき姿である。その場合はもちろん私もその中に入って最善を尽くす。しかし残念ながら現実はそうなっていない。そうなろうともしない。一般大衆がいくらそれを望んでもそうならない。ならばせめてそのような一般大衆の護憲の声を、既存の政治のしがらみから離れて、結束させることが出来ないか。そしてそれを力に、護憲政党統一のきっかけがつくれないか。誰かがそれを始めなければならない。それは成功するかどうかわからない試みであるが、挑む価値はある。そしてその時は今しかない。
もう一つは、この国の政治を変える事だ。このブログの読者は、もう私の考えを知っているだろう。最近の日本の政治はまったく機能していない。年金の不祥事はどうだ。談合、裏金の不祥事はどうだ。米国の戦争にここまで加担している違憲状態はどうだ。あらゆる嘘が横行しているのに、そして皆がそれを知っているのに、誰もそれを正すことが出来ない。政治が機能していないからだ。
今の選挙制度から生まれるいかなる政党、政治家も、現状を変える事は出来ない。政界再編や政権交替が行われようと、根本的なところでは何も変わらない。なぜか。それは政治家が選挙や政権とりにうつつを抜かし、国民の為の政治をおろそかにしているからだ。まったく新しい政治家を国会に送り込むことが出来ないものか。その政治家は数は少なくてもいい。最初は一人でもいい。参議院の政治家ならそれができる。6年間選挙の事を考えないで済む政治家が、本気になって国民の為に奉仕すれば、今までの政治家が出来なかった事ができる。国民の為の政治ができる。国会議員の特権を国民に代わって国民のために使える。政府の不正、不作為を情報公開し、監視することができる。政治の裏で行われている国民を裏切る行為をただすことが出来る。それを実践してみよう。そして閉塞感を打ち破ろう。その間に一人でも多くの本当の政治家を見つけ、それを育成し、日本の政治の将来につなげよう、そう思うようになったということだ。
私は今、池波正太郎の書いた「おれの足音」の中の大石内蔵助を思い出している。なんで俺がこんな役回りをしなければならないことになってしまったのか。俺にはもっと楽な人生があったはずだ・・・そう自分につぶやきながら、女郎屋の暖かい布団の中から立ち上がり身支度をする内蔵助。「外は寒そうだなあ」と言いながらも、最後は運命に従順に決然と立ち上がる内蔵助。これはもちろん歴史上の話である。つくられた池波正太郎の世界の内蔵助である。しかし、一般大衆に今求められているのは、まさにこの内蔵助の生き方ではないのか。私はあなただ。そしてあなたは私なのだ。
しかし私たちはあだ討ちをする為に死に行くのではない。生きて憲法9条を守るのだ。政治を変えるのだ。世界はそんな私たちに喝采を送ってくれるだろう。これが私の立候補宣言である。
そういう訳で今日からのブログはこれから7月22日まで続く私の行動を思いを書いていくことになる。しかしその間も、毎日のブログも並行して書いていくつもりである。
私は選挙のあり方を変えて行きたいと思っている。動き回る従来の選挙活動は勿論いとわないが、ネットの世界でどれだけ票が集められるかを試してみたい。そうすることによって政治もまた変わっていくと思うからだ。読者の皆さんの知恵と協力をお願いしたい。
それからこんな事は最初で最後であるが、これから2ヶ月間全国を動き回る経費が必要になってくる。なんとか皆さんの支援をお願いしたい。支援していただいた人たちと一緒に政治を変えて行きたい、日本を取り戻したい。そう思っている。
支援金 振込先
1. 銀行振り込み
栃木銀行 三島支店
普通預金口座 店番号 081
口座番号 2234551
名義 天木直人
2. 郵便振込み
振替口座 00140−5−706486
名義 天木直人
http://www.amakiblog.com/archives/2007/05/25/#000390
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