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2007年05月24日
憲法9条は人類を救う「平和の神」だ
数日前から起きたレバノンのパレスチナ難民キャンプにおける銃撃戦は、イラク戦争が最悪のシナリオに突入しつつある事を示している。どうやら中東は後戻りできないほど暴力と破壊の地になりそうだ。
詳しく説明している余裕はない。すべては米国、イスラエルのパレスチナ政策の失敗である。単純なブッシュ大統領が、ガラスの上を慎重に歩いてきた米国の中東政策を破壊したことから始まる。
ガザの悲惨な状況を見よ。神が人類を見捨てたかのようだ。アラブ地域を見渡してみよ。圧倒的な軍事力で制圧したはずのアフガン、イラクが反米武装抵抗の巻き返しにあって無政府状態だ。75年から90年にわたって起きたレバノン内戦が今まさに復活しようとしている。かつては米国の手先であったシリアが米国の豹変で追い詰められ生き残りをかけて抵抗し始めた。イランは核兵器開発に邁進している。親米アラブのエジプト、サウデイアラビア、ヨルダンは国民の造反におののいている。混乱はパキスタン、アフリカ、アジアに及びつつある。もはや誰にも止められない。
第二次大戦後の世界秩序は、東西冷戦という世界規模の武力対立によって緊張と緩和の間を綱渡りしてきたが、皮肉にもそれが終ったとたん、中東が世界の紛争の震源地となった。この問題は人類を破滅に導く予感がする。なぜならば米国がすべてを握っているからだ。イスラエルがその米国を動かしているからだ。彼らは誰の言う事も聞かない不遜さがあるからだ。米国独立の父の一人、ベンジャミン・フランクリンはかつてこう言った。「米国はやがてユダヤ人に滅ぼされるだろう」と。その予言はどうやら正しかったようだ。中東の混乱は誰にも止められない。米国、イスラエルの暴力を世界がとめられないように。
愚かなり日本。そのような狂った米国と歯止めの利かない日米軍事同盟を進めようとしている。憲法9条を捨て去ろうとしている。いしかし今ならまだ引き戻す事が出来る。その愚かさに気づくことができる。
憲法9条はこれまで沈黙を守ってきた。蹂躙され、ぼろぼろにされながらも黙って我慢してきた。どのような罵声、悪態を突かれても動かなかった。しかし、もうすぐ沈黙を破る時が来る。怒りだす時が来る。憲法9条という「平和の神」がその意志を示し始めのだ。その時、誰もがその前にひざまづく事になる。その神が声を発したら、それに逆らう事は誰にも出来ない。そうだ。怒れ!憲法9条よ。愚かな人間を目覚めさせて欲しい。声を上げて欲しい。
憲法9条という「平和の神」を動かす事が出来るのは、世界の唯一の被爆国である日本国民しかいない。そうだ。日本国民の覚醒が「平和の神」を動かす。世界を救う。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/05/24/#000389
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