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(回答先: イラクで戦死した米兵に涙ぐむ昭恵夫人【天木直人のブログ】5/23 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 5 月 23 日 09:46:32)
2007年05月23日
イラン・ペパさん
めったに人を褒めない狭量な私であるが、そんな私でも褒める人がいる。私が褒めるくらいだから本当に立派な人だ。その人の名前はイラン・ペパさん。イスラエル人でありユダヤ人。54年生まれだから私より7歳ほど若い。英オックスフード大博士号を取得し、現在イスラエルのハイファ大学教授だから私よりはるかに高学歴、高教養人だ。両親はナチスの迫害を逃れたドイツからの移民。
紹介はこのへんでいいだろう。5月22日の東京新聞「この人」欄に紹介されていた。講演の為に来日したという。勿論私は一面識もない。しかし次の説明を聞いただけで、私にはわかる。イラン・ペパさんは立派な人だ。このブログで取り上げた事のあるイスラエルの女性ジャーナリスト、アミラ・ハスさんと同じぐらい立派な人だ。かつてこのブログで取り上げたフォトジャーナリストの広河隆一さんを思い出させる人だ。
東京新聞はこう紹介している。
・・・93年のオスロ合意にもかかわらず和平は実現せず、イスラエル国内では今、対パレスチナ強硬論が優勢である。そんな中で、「パレスチナ難民が故郷に戻る権利を認める事なしに真の平和はありえない、イスラエルはユダヤ人の国でなければならないという執着を捨てる必要がある」と訴えている人である。「ユダヤ人の国」として1948年に建国されたイスラエルが、当時組織的なパレスチナ人追放や虐殺を行った事を、イスラエル側資料を元に検証している人である。だからイスラエルにおいては「裏切りもの」と呼ばれ、大学を追われそうになったが、「不正義の大きさ、パレスチナ人が払っている犠牲に比べれば、私が払う犠牲は小さい」と言う
イスラエルにこのような人が存在する事は驚きである。そこにかすかな希望がそこにある。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/05/23/#000387
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