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http://www.jcj.gr.jp/view.html#20070521
■その昔、「議会は資本家の支配の道具に過ぎないのかどうか」と随分議論した。頭の片隅で「その通りだ」と思いながら、それでも「人間は理性の動物。議論すれば、間違った方向にはいかないはずだ」と言ってきた。
■だがいま、この国会はどうだろう。公聴会の意見は「馬の耳に念仏」だし、質問にはしどろもどろ。なのに、すべてスケジュール通りの決着。改憲手続き法は18項目の付帯決議で強行され、イラク特措法延長では世界で唯一「イラク戦争は正しかった」という主張が罷り通った。教育三法での思想統制や免許更新での締め付けも論議は素通り。図式はどれも「安倍極右・靖国政権」に自民党が盲従、民主党が対決ポーズと「対案」でそれを助けた。
■「議会は権力の道具」という主張への反論は「国民は選挙で政権を変えることができる」ということだった。しかしそれも、小選挙区制の中では影が薄い。「自公vs民主」ではなく、憲法を軸に、「自公・民主」に対し「社・共」で対抗軸が作られ、護憲勢力が結集できなければ、それこそ「靖国派」の思うツボだ。
■「共産党と一緒にやると組織がつぶされる」「社民党は共産党の組織を利用しようとするだけだ」―。そんな意見を随分聞いた。当たっているのかもしれないし、双方の不信があるだけかもしれない。だが、そんなことでいいのだろうか。もう「九条護憲救国戦線」を真剣に考えるときではないのか。
■「『九条護憲』候補次々当選。国民投票法廃止へ」―。参院選でそんな記事を見たいのは私だけなのだろうか。
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