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http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-May/013562.html から転載。
AML 14014] 「辺野古の反対派が殺人未遂」とのネガティブ・キャンペーン始まる
Family KIMURA masakm at octn.jp
2007年 5月 21日 (月) 09:08:03 JST
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みなさまへ、
木村です。
Hさんからのメールを転送します。
読売新聞をはじめ、辺野古の基地反対の市民に対するネガティブ・キャンペーンが始
まりました。
でも、事実は違います。
長いけれど読んでください。
お忙しい人は、最後のHさんの「論評」を読んでください。
こういうネガティブ・キャンペーンに対抗する方法のヒントが書いてあります。
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☆普天間移設、海自支援で調査機器設置…名護沿岸海域 (19日の読売新聞・九州版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news008.htm
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/964.html
この日午後、海中で作業をしていたダイバーが、タンクからの空気を吸うため口にく
わえたレギュレーターを反対派とみられるダイバーから外されたことが分かり、第1
1管区海上保安本部(那覇)が捜査している。けがはなかった。
☆辺野古海域調査/サンゴ着床具 大半設置 海自作業は終了か (20日の沖縄タ
イムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705201300_01.html
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/963.html
作業には、海上保安庁の潜水士も参加。十八日終了後、作業に当たった潜水士が「反
対派のダイバーから、水中でレギュレーターを外された」とトラブルを訴えたため、
反対派のダイバーの動きを警戒していたとみられる。反対派市民団体は「事実関係が
はっきりしていない」と反発している。
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これに対する、南洋のヤップ(ミクロネシア)在住のダイビングの練達者の見解
↓
☆辺野古 ネガティブ・キャンペーンをぶっ飛ばそう (ミクロネシアの小さな島・
ヤップより)
http://suyap.exblog.jp/5616907/
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/963.html
は、は、は、これ、大嘘じゃん。
まず、辺野古で「事前調査」に反対している人たちは、徹底して非暴力で行動している。
それに、あの海上保安庁の「海猿」(保安庁ダイバーのこと)たるものがレギュレー
ター(圧力調節具:ダイバーはそのホースの一端の器具から呼吸する)をはずされた
くらいで慌てたとしたら、恥ずかしくて海猿やってられないよ。そんなスキルじゃ海
猿どころか、ダイビングのインストラクターだって失格だ。また、作業は必ずチーム
でやってるはずだから、屈強の海猿の数のほうが断然多かったはず。
これは、あきらかに海上自衛隊の出動を正当化するための、意図的なデマです。
そんな目にあったと訴えている海猿がいるなら、堂々とみんなの前でしゃべりなさい。
何日の、何時に、どこの地点で、何の作業中に、どういう状況で何をやられたか、公
衆の面前で訴えなさい!
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辺野古の反対者サイドからの声
↓
☆5/20の情報 (おおかな通信)
http://henoko.jp/fromhenoko/2007/05/21_000391.html
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/965.html
しかし、あまりにも力の差が激しい。阻止行動のメンバーが張り付いている船の作業
は阻止できても、別の船団が着実に作業を進めてしまう。海上保安庁の妨害も激し
い。船体にヒビが入るほど激しく、こちらの船に体当たりしてくる。
カヌーがしがみついている船の船長に、保安庁が「走り出せばカヌーははがれるから
動きなさい」と指示する。人やカヌーがしがみついている船が走りまわる。海底で
は、資材にしがみついている仲間のダイバーが蹴られたり、タンクをはずされたりする。
海底での攻防が激しいことを知った保安庁は、「海猿」と呼ばれるダイバー4名を海
中に投じるが、施設局の船とこちらの船は、飛び込んだと思ったら、船に上がり、移
動し、飛び込みの連続で、これにはついていけず、まったく役に立たなかった。
米軍再編は、自衛隊が米軍の指揮下に入ることだと分かっていたが、海上保安庁まで
もが米軍の指揮下に入るとは思っていなかった。
「あなた達は、海と人の命を守りたくて保安庁に入ったのでしょう。一緒に海と人の
命を守りましょう」と保安庁に声をかけ続けたが、石のように冷たい表情で彼らは体
当たりを続けた。
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海中での調査を止めるため、市民ダイバー達は海底に徹底非暴力を貫きしがみついて
きました。そのため彼ら、彼女らは殴る蹴るの暴行に晒されています。更にダイバー
達はサンゴに鉄槌で杭を打ち込もうとするその鋭利な先端に自らの手のひらを指しだ
し、ギリギリのところで止めてきたのです。
また、強大なエンジンを持つ海上保安庁が激しく船をぶつけてくるため、船上の仲間
は彼らが激突させようとしているまさにその場所に、手を被せて自分たちの船を守り
続けました。
その一方、施設局は予想通りネガティブキャンペーンを始めました。曰わく非暴力で
海底に座り込んでいるダイバー達がレギュレーターをはずしたとのことです。マスコ
ミもそう主張されれば記事にせざるを得ないのでしょう。実際には、わたし達カヌー
隊は、ダイバーの頭上にゴムボートを走らせる保安庁から仲間を守るため、海面上を
何とか確保しな
がらシュノーケリングを行い、海底で繰り広げられる施設局のダイバーによる一方的
な暴行をつぶさに見、その暴行を止めることができない自分たちが悔しく、悲しく、
なにより仲間の命が心配でたまりませんでした。
久間防衛「相」があたかも過激な「反対派」が強硬な阻止行動を行っていると語って
いる中身はご存知の通り「辺野古沖にその陰を見せた巨大な海上掃海母艦ぶんごや辺
野古の海を囲み、埋め尽くすように展開する海上保安庁の大型巡視艇や大量の小型
船、ゴムボート、ランチ、施設局の調査船や屈強なプロダイバー達にくらべると、蟻
ほどの力もない貧弱なカヌーと体力を使い果たしヘトヘトの市民」です。
その市民が、金城祐治さんの「平和は守るものではなく育て、つくり出していくもの
だと市民や国民が気付き、展望を開かなければならない」「今やらなければいつやる
のか!!今がその時だ!!」「過酷な闘いはまだ続くだろうが、今へこたれたら、沖
縄に後はない。厳しい現状は最大のチャンスでもある」「一本一本、木を植えていく
闘い。それが育ち大木となり、森となり、基地建設を阻む」という言葉を受け継ぎ、
平和を創り出すための徹底非暴力のもと、ベトナム戦争当時から米軍が計画していた
原子力空母が接岸可能な港と2本の滑走路を持つ戦後最強の基地建設を止めようとし
ているのです。
どうか皆さん、辺野古から平和を創り出す市民として一緒に歩き始めませんか。みな
さんの参加と行動を待っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上
伊藤英明さん主演で有名になった「海猿」の方々はいったい何から何を守ったのでし
ょうか。迅速な行動を見せつけて、市民を愚弄するために日々厳しい訓練を積んでい
るのでしょうか。市民の船に体当たりするのが仕事なのでしょうか。船にはひびが入
り、それ以上ぶつけられないように阻止行動のメンバーたちは手や足を船の外に出し
て抵抗しました。それでやっとぶつけることをやめたようですが、ドキュメントや映
画で見せた人命救助の心はどこかに置き忘れて来てしまったのでしょうか。平和を創
るための運動に関わる人たちは「人間」とは見てもらえないのでしょうか。そして海
上自衛隊の方々はいったい何から何を守ったのでしょうか。
機材はほとんど設置されてしまいましたが、まだあまり生態についても分かっていな
い野生のジュゴンのために時間をかけて丁寧な調査をするのでしょうか。ジュゴンは
国際保護動物であると同時に、環境省が絶滅危惧種に指定しようとしている矢先の作
業強行です。機材を設置して海の環境を荒らした事でジュゴンは生きる場を失ってし
まったかもしれません。珊瑚礁にも影響が出るのではないかと懸念されます。そうな
ると何のための調査なのか本末転倒の結果を導き出しかねません。もっとも「ジュゴ
ンは確認出来ませんでした。珊瑚への影響は微少です」という結論を導き出すための
事前調査でしょうから、国としては次なる段階「環境アセスメント」への道筋を整え
たということに満足しているのでしようか。
しかしこんな仕打ちを受けたにもかかわらず、ジュゴンが戻って来たらどうするので
しょうか。今や貴重な沖縄の珊瑚の大産卵が確認されたらどうするのでしょうか。辺
野古の海が大切な場所である事が確認されたら守ってくれるのでしょうか。しかしこ
れらが確認されたとしても「無かった事にしろ」という命令の元で「大嘘」の調査報
告を業者は出すのでしょうか。残念ながらそのくらいの事はやると思います。そして
米軍再編法案の採決を急いだとすれば、環境アセスメントでさえ蔑ろにされる可能性
も否定出来ません。国は一日も早く辺野古の海を赤土や岩や石で埋め尽くしたいので
すから。それに埋め立てるにはそれらの土砂が大量に必要になるはずです。またもや
沖縄のどこかの自然を大破壊して埋め立てのための土などを確保するはずです。ここ
まで沖縄を蔑ろにするのは、沖縄戦の時の艦砲射撃以来ではないでしょうか。
さて、以下はあくまでも現場との情報確認での想像ではありますが、気になることが
あります。報道では作業船に海上自衛隊員が導入されたと言われていますが、実はそ
れは違うのではないかという声が現場から上がっています。阻止行動のメンバーによ
れば、海上自衛隊導入が言われ出してから、海上保安庁の船の操作テクニックが明ら
かに上手くなっていたそうです。また乗っている隊員の体格がそれまでと全く違った
そうです。明らかに荒っぽく強硬になったそうです。それに海上自衛隊が導入されて
いたと言われる作業員たちは以前の阻止行動で見た事のある人たちだったようです。
つまり皆業者の人たちです。
これは希望的観測でもありますが、昨日の書き込みで私は「人を信じきる」と明言し
ましたのであえて書かせていただきます。仮にも人命救助に携わる海上保安庁の人た
ちが「市民の船に船をぶつける」という危険行為を強行するでしょうか。カヌー隊の
人たちがしがみついている船を人命を危険にさらしてまでスピードアップさせて振り
払おうとするでしょうか。海上保安庁も警察であるからには取り締まりも行ないます
が、それはあくまでも人命優先のための行動だと思います。
結論めいたことを言えば、「海上自衛隊の隊員は海上保安庁の振りをして警戒船に乗
り込んでいたのではないか」ということです。これは実際に体当たりを受け、作業強
行を目の当たりにした人たちの印象です。事実関係は分かりませんが、もし事実だと
したならば防衛「省」のやり方の薄汚さに気分が悪くなります。
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《私も論評しておこう》
★現場で映像(動画)を撮影して、体当りされたところをビデオにおさめて、その証
拠動画をユーチューブなどにアップし、世界中の人に見てもらう。そのような「レギ
ュレーターをはずしたはずさないの水掛け論、あるいはネガティブ・キャンペーンの
封じ込め策」を、辺野古の反対派は採用しなかった(あるいは採用したくても諸事情
により採用できなかった)。この点が辺野古の反対派の力、もしくは戦略の限界を感
じさせる。辺野古のインターネット事情=インターネット環境の悪さを考慮しても、
なおそう思う。
★要するに、現地・辺野古の最新状況をおさめた動画を、立て続けにユーチューブな
どにアップしなかった(あるいは、したくてもできなかった)。そのために、世論
(国際世論を含む)を喚起する力が弱かった。これがかなり痛かった。「文明の利
器」であるユーチューブを活用しない運動の限界を感じさせた一件である。
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[辺野古]ネガティブ・キャンペーンをぶっ飛ばそう(ミクロネシアの小さな島・ヤップより)
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/963.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2007 年 5 月 21 日 06:11:47: ZtsNdsytmksDE
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