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□【平沼元経産相インタビュー】リハビリも辛くなかった [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007051824.html
【平沼元経産相インタビュー】リハビリも辛くなかった
脳梗塞(こうそく)による緊急入院から約5カ月ぶりに政治活動を再開させた平沼赳夫元経済産業相(無所属)。夕刊フジのインタビューに応じ、政界復帰への意欲を燃やしたリハビリの苦労をはじめ、政治信条が一致する安倍晋三首相への思い、夏の参院選や政界再編の見通しなどを、ややかすれ声ながらも熱く語った。
−−活動再開から1週間過ぎた
「本会議には必ず出席しているが疲れもない。体重も9キロほど落ちて、3年前のスーツが着られるようになった。『よし、これからだ』という気分だ」
−−リハビリは大変だったか
「運動機能を調整する小脳の梗塞だったので意識や記憶力には問題はなく、体の右側に軽いマヒが出た。病院の廊下を歩く練習から始め、階段の上り下り、発声練習などを繰り返した。『必ず回復できる』『政界復帰する』という意欲があったから辛くはなかった」
−−入院中は憶測が飛び交った
「永田町は恐ろしい世界だ。『平沼の政治生命は終わった』とか『霊柩(れいきゆう)車に乗って地元に帰った』という話を吹聴する人もいた。そういう人に限って、美辞麗句が並んだ手紙をくれた」
−−それはひどい。絶交ものでは?
「自然体で付き合います。綿貫民輔先生(=前衆院議長)をはじめ、本当に心配してくれた方々も多かった。安倍首相は退院した日に『良かったですね』と電話をいただいた。ありがたかった。いい勉強になった」
−−その安倍首相ですが、低下していた内閣支持率がやや反転してきた
「私も最初はガッカリした。靖国参拝を明言しないなど、小泉流のポピュリズム政治を感じた。郵政造反組の復党問題も支持率低下には影響したと思う。しかし、国民投票法成立や教育基本法改正など本来の安倍カラーが出てきて反転した。周囲に迎合することなく、信念を持って自らの主義主張を貫くべきだ」
−−一部メディアが、ヒステリックな反安倍報道を続けている
「護憲派には自家撞着(どうちやく)(=自己矛盾)がある。米国が押し付けた憲法を後生大事に一字一句変えるなという人々が、日米安保体制の中で米国の庇護の下にいることを肯定し、米国の核の傘の下に安住しているのはおかしい。護憲派は堂々と『日米安保からの脱却』を主張してはどうか」
−−民主党は「対案路線」を掲げ、政府自民党に反対ばかりしている
「参院選に向けたタクティクス(=戦術)だろう。姑息で支持を失うと思う。私は無所属になって民主党若手とも交流した。中には自民党以上に優秀な議員もいた。同意できる法案や政策には賛成してもいいはずだ」
−−小沢戦略は限界か
「一つの手法ではあるが、過去何度も失敗している」
−−参院選をどう見る?
「29ある1人区が勝負の分かれ目だ。自民党幹部が最近、『20は取る』と語ったそうだが、そう簡単ではない。参院で与野党逆転となれば、議席数によって激動が予想される。自民党や民主党の枠を超えた保守勢力が新党を立ち上げるかもしれない。綿貫先生の国民新党がキャスチングボートを握ることもある。自民、民主の不満分子が結束することもあり得る」
−−自民党支援か
「私は26年間、自民党代議士としてやってきた。下野したときも党再生に汗を流した。地元岡山では自民党の片山虎之助氏を支援するし、全国でもそうだ」
−−今後、取り組みたい政治活動は
「ライフワークは憲法改正だ。そのほか、食糧やエネルギーの安全保障に取り組みたい。地球規模の人口爆発が起きている中、お金を出しても食糧やエネルギーが買えなくなったらどうするのか。コストだけでなく、安全保障という観点でも判断したい」
−−議連会長として拉致問題はどうか?
「米国の一歩後退で膠着(こうちやく)状態に入っているのは確かだ。ただ、日本としては北朝鮮の悪辣非道な拉致を世界に訴え、北に経済制裁をかけていくしかない。国内的な法整備はさらに進めるべきだが、基本的には安倍首相のやり方しかない」
ZAKZAK 2007/05/18
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