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某政策懇談会で、FTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)に対する日本の国家戦略を政府官僚から拝聴しました。
当方も質問をして、現在の多国間で複雑に錯綜した協定は、正にスパゲッティボウル現象であり、迷路に迷い込んでいくしかないと指摘しました。また、やりやすい発展途上国から実施しているなど、姑息であるとも指摘しました。米国とのFTAこそ、真っ先にやるべきなのにどうしたのかと詰問しておきました。小手先を弄した官僚主導では今や限界があるというものです。
また日本側の交渉窓口も、縦割り行政で一元化すべきであるとし、米国に倣って日本版通商代表部を、屋上屋を架した別の官庁を造るのではなく、既に歴史的役割を終えた現在の経済産業省を発展的に解消して通商代表部とすべきあると指摘しておきました。
現在の経済産業省と米国商務省とは全く同一でもなく、むしろ日本の中小企業庁に近いものです。従って、中小企業庁を米国の商務省に改組昇格させ、多国籍化している大企業中心の経済産業省を発展的に解消して、日本版通商代表部にするべきだと指摘しておきました。
米国と対等にやり合うためにも、日本の改革も必至なのですが、誰も考えていないところが大問題なのです。来月始めにも、日米FTAの展望を米国側から拝聴する予定です。当方も色んなところで発言する機会が多くなりました。これも何か情勢の変化の前触れかなと思っております。
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