★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK34 > 751.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2007/05/15-1271.html
五月一四日、参議院本会議で、与党は憲法を変えるための手続法を成立させた。
成立後の記者会見で、中川秀直自民党幹事長は、「新憲法制定に向けて」と強調した。読売・産経の紙面にも、「新憲法」という文言がおどる。
何をいっているのか。国民投票法案では、全面改正もできないし、そもそも「新憲法」などという発想が、国会での憲法議論も立憲主義の基本も、何も理解していない証拠。今後、改憲派によるねじまげ発言・報道をきびしくチェックしていく必要がある。
そして同じ日、私はイラク復興支援特別委員会で質問にたった。イラクへの航空自衛隊の延長を可能にする特措法の審議だ。
これまた野党の反対を押し切って、法案は可決。
奇妙な符合がある。以前ジャーナリストの斎藤貴男さんが指摘していたことだが、改憲と日米軍事一体化の動きは、この日も歩調を合わせた。
・自民党新憲法草案発表(2005.10.28)と米軍再編計画中間報告発表(2005.10.29)
・憲法記念日(2006.5.3)と米軍再編計画発表(2006.5.1)
・国民投票法案と米軍再編関連法案、強行採決(2007.4.12)
・国民投票法成立とイラク特措法改正の衆議院委員会採決(2007.5.14)
ここには「今の憲法では国を守れない。日米同盟のために新憲法草案を」というメッセージしか見えてこない。
私は、まったく別のメッセージを発信し続けるつもり。「今の憲法を活かして、本当の平和貢献国家になろう」日本が生き残る道は、それしかないと思うからだ。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK34掲示板
フォローアップ: