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□参院選全予測(2) 東京 ヤッシー参戦はあるか [読売ウイークリー]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070515-02-0202.html
2007年5月15日
参院選全予測(2) 東京 ヤッシー参戦はあるか
それでは各選挙区をみてゆく。改選議席が一つ増え5となった東京。現職の保坂三蔵(自)、鈴木寛(民)、山口那津男(公)の3氏が優位に立ち、残りの2議席をめぐって新人候補がしのぎを削っている。このうち民主、共産の女性候補が、当落線上にいるが、自民党は2人目の有力候補を擁立する構えだ。
「公示まで2か月を切っており、タレントやスポーツ選手など知名度のある人を担ごうとしています」(自民党関係者)
順当なら、まだ決まっていない自民の第2候補が滑り込むと見られる。しかし、そこは無党派層のマグマがたまっている東京。その無党派層を狙って、新党日本の田中康夫代表や、国民新党の小林興起・元衆院議員の出馬が取りざたされている。先の東京都知事選に出馬してお茶の間の話題をさらった建築家の黒川紀章氏の電撃出馬もささやかれている。東京HIV訴訟原告の川田龍平氏も出馬表明した。
台風の目になるかもしれない、田中氏の去就について新党日本の荒井広幸幹事長は、「田中さんが出れば、そりゃすごいインパクトです。今、熱心に口説いています」と、擁立に自信を示す。にぎやかな顔ぶれとなれば波乱もありそうだ。
新潟 焦点は真紀子票の行方
民主党は候補者調整がまとまらず、森裕子、黒岩宇洋の現職2氏が出馬。これに自民新人の塚田一郎氏を加えた3氏で2議席を争うが、民主の分裂選挙で、今のところ塚田氏が一歩リードしている。
民主党の森氏は小沢チルドレン。イラク特措法審議(03年)でミニスカート、ハイヒール姿で暴れまくったことで知られる。同じく黒岩氏はソース顔のイケメン。02年の補選では、こちらも「越後の暴れん坊」のニックネームで売り出し、塚田氏に圧勝した。
組織票を持つ連合が黒岩氏に推薦を出したことで、森vs黒岩の戦いは黒岩氏がやや抜け出したと見られるが、勝敗のポイントを握るのが田中真紀子・元外相(衆院新潟5区)の去就。真紀子氏は周囲に「(森、黒岩の)どっちも応援するつもりはない」と漏らしているものの、民主党新潟県連関係者は、こう見る。
「真紀子さんは黒岩氏との関係も大変良好だし、小沢氏から要請を受ければ森さん(旧自由党系)に回る可能性もある。情勢を見て最後に勝ちそうなところに乗るのではないか」
塚田氏は、今のところ「漁夫の利」を得る形だが、02年補選、04年選挙で2連敗しているだけに本来は強い候補者ではない。安閑としているとヒートアップする「森vs黒岩」戦争の余波で、思わぬ落とし穴が待ち受けているかもしれない。
岡山 姫の「トラ退治」はあるか
岡山は、自民党の片山虎之助参院幹事長に民主新人の姫井由美子氏が挑む構図。
片山氏は参院自民党の大看板。その首を取れば、民主躍進の象徴選挙区となる。それだけに、民主党は小沢代表を中心に戦略的に手を入れたフシがある。
民主党はリベラル票については、江田五月参院議員の存在が大きくほぼ固めている。そのため、小沢氏のターゲットはもっぱら保守票。まず国民新党の亀井静香代表代行と連携。同党は元自民党衆院議員で郵政造反派の熊代昭彦氏を比例選に擁立した。熊代氏は衆院岡山2区がかつての地盤で、県内に一定の熊代票がある。また民主党が比例に擁立した日本青年会議所(JC)元会頭の高竹和明氏は岡山・倉敷市の出身。JCは自民党の有力組織票の一角だが、高竹氏の出馬は、「小沢氏による自民の切り崩し戦術の一環」と言われている。
最後に勝負を決めるのは郵政造反派の実力者、平沼赳夫・元経産相と見られる。平沼氏は、昨年、片山氏への支援を表明したが、年末に脳梗塞で倒れた。連休明けから本格的に政治活動を再開。脳梗塞で倒れたことで、地元では「実力者の片山さんが平沼さんの復党にもっと汗を流してくれれば、平沼さんも倒れることはなかった」と、片山氏を責める声がある。
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