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□サーベラスと良いヤクザ [きち@石根]
http://ameblo.jp/disclo/entry-10033469310.html
サーベラスと良いヤクザ
テーマ:ブログ
■暴対法で暴力団を手なずけた外資
以前話題になった問題、
オフィスマツナガさんがわかりやすく報告されています。
サーベラス問題 再始動
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50379228.html
(オフィス・マツナガさん)
何やら世間一般のイメージとは違うようであります。
■ 面白い事になってきたサーベラス問題
http://www.nikaidou.com/2007/05/post_202.html
(二階堂.comさん)
外資と暴力団の関係を考えるに、
暴対法の制定背景までさかのぼる必要があります。
暴対法がアメリカの要請でつくられたというのは有名ですが
それは「国際的に暴れているジャパニーズ・ヤクザをなんとかしろ」とかいう
もっともらしい理由でなしに、実際はバブル崩壊後の不良債権処理という名目での、
禿鷹外資のための露払いでありました。
年次改革要望書や米国議員の具体的な要請は
暴力組織の管理であってリコー法などのように暴力団壊滅を目的としたものではありませんでした。
だもんで暴対法制定のためにロビー活動を行ってきたサーベラスが
暴力団を活用する
っていう構図は、暴対法の真の目的を如実に表しているわけです。
つまり
言うこと聞くマフィアはいいマフィア
言うこと聞かないマフィアは悪いマフィア
という線引きです。
まず、マイノリティー・マフィアである
解放同盟や朝鮮総連関係暴力団のように
経済原理以外の背景を持つ組織は排除されることとなります。
これらは
言うことを聞かないマフィア
です。
次に為政主流者以外の指示を絶対とするマフィア。
かくして、傍流となった亀井せんせ野中せんせと接触する暴力団は
悪いヤクザとなってしまった。
暴対法における指定暴力団の枠組みというのは
意味をもたないということです。
以前にも書きましたが南青山の物件単体では
サーベラスが目くじら立てるような規模ではありません。
ただババ抜き合戦の様相を呈してきた不動産系ファンドの受け皿絵図を
潰すようなリークは死活問題となってきます。(URなど)
大型物件を扱う不動産業者はよく知っていると思いますが
フットワークの軽い不動産ブローカーなら
一匹狼でもサーベラスはパートナーとして活用していました。
もちろん氏素性は関係無しに。
だからバブル崩壊後の我が国市場をそれこそ禿鷹・ハイエナのごとく
食いつくしていくことが出来ました。
ただしマフィアとの提携がクローズアップされてこまるのは
投資クライアントに対する弁解です。
欧米でのパートナークライアントとの契約において
政治的リスクの免責は重要項目となります。
それがマフィアとの積極的提携などであれば
免責を完全に否定されることになります。
我が国においては
アメリカの敷いたルールの下、米系企業のリスクに関わらないのであれば
為政主流の思惑によってアングラ社会の統制を図ることは自由であります。
そして傍流のイニシアティブなどは簡単に消え失せてしまいます。
そのあたりから、糸川質問を消極的に煽った亀井せんせの一種の意趣返し
であるのかもしれません。
情報収集能力の高いブロガー、オフィス・マツナガさんと二階堂さんの
今後の展開は要注目であります。
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