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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070511-00000011-gen-ent
ジェットコースターの脱線事故で死者を出した大阪府の遊園地「エキスポランド」。ズサンな検査体制だけでなく、社長のデタラメ会見も批判されているが、この社長、政、官、財に人脈を持つ、知る人ぞ知る人物なのだ。
「エキスポランド」は、1970年に開催された大阪万博の跡地の有効利用として72年にオープン。万博記念協会が、エキスポランドの山田三郎社長(77)に管理運営を委託する形でスタートした。
だが、当時、エキスポランドへの委託をめぐって国会で大問題になっている。
野党議員が「この山田三郎という社長はどういう経験者なんですか。この契約内容は妥当なものですか。そういう不当な契約内容について妥当だとお考えですか」「いわゆる熟達をした経験者という性質のものではありませんし、元来こういうものを随意契約で決めること自体に問題がある」「やり方が非常に政治的なといいますか、損をする心配がないのです。そういうばかげた契約をどうしてお結びになったのか」と厳しく追及している。
実際、「エキスポランド」は、現在も独立法人「日本万国博覧会記念機構」から、破格の家賃で委託されている。年間の入園料と駐車料の1%を支払えばOKだという。契約は1年ごとだが、入札ではなく随意契約だという。
山田社長が政界と関係ができたのは、佐藤内閣時代に衆議院議長まで務めた松田竹千代元代議士(80年没)の甥だったためだ。関西学院大を卒業した後、5年間、秘書をしている。
「大阪が地盤の松田議員は当選12回の実力者だったが、小派閥を転々とし、利権に縁遠くてカネがなかった。秘書にも給料を払わず、秘書は自分たちでカネを稼がなければならなかった。そこで山田社長は遊園地ビジネスに目をつけたといいます。やはり松田議員の甥っ子ということもモノを言ったのでしょう、あっという間に人脈を広げています」(事情通)
エキスポランド開園の時には、財界総理といわれた経団連の石坂泰三会長も駆けつけている。綿貫民輔、奥田碩、石原信雄など錚々(そうそう)たるメンバーが名を連ねる、財団法人「アジア福祉教育財団」の理事にも就任。02年には勲四等を受けている。政官界と結びついた驕りが、事故の背景にあったのかもしれない。
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