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http://alcyone.seesaa.net/article/40917364.html
第071回国会 予算委員会第二分科会 第2号 昭和四十八年三月三日(土曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/071/0386/07103030386002c.html
この山田さんという人は本来は自民党の代議士の秘書をしておった人なんです。
その人の政治的な後継者と見られておる人なんです。
あなたがおっしゃいますようないわゆる熟達をした経験者という性質のものではありませんし、
元来こういうものを随意契約できめること自体に問題があるわけなのです。
当然これはそういう資格のありそうな人を選別して入札すべき性質のものなんです。
それを随意で契約しているという点はどこにあるのか、これをお尋ねしたいと思う。
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1970年の万博のあと国(大蔵省)が万博跡地をエキスポランド社(代議士秘書の山田三郎氏)に随意契約で貸し出す。
大蔵省(当時)の相沢局長(のちに衆議院議員に転身する相沢英之氏)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%B2%A2%E8%8B%B1%E4%B9%8B
が関与。貸出料金は売上高の5%という破格の安さ。
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泉陽興業を検索すると
↓
平成研究会(自民党津島派)は泉陽興業から50万円、泉陽機工から50万円分、パーティー券を買ってもらっている。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kanpo/shikin/20040910g00203/pdf/20040910g002030494.pdf
清和政策研究会(自民党安倍派)は泉陽興業から50万円分パーティー券を買ってもらっている。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kanpo/010914/196/pdf/20010914kg001960451.pdf
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国とエキスポランドとの随意契約は問題があるかもしれない。
ひょっとすると、エキスポランドが阪急に運営を丸投げしている可能性もあるのではないか?これについては、調べてみないとはっきりしたことは言えないのだが。
要するに経営形態の調査が必要のようにも思われる。
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http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/093/0410/09311200410006c.html
第093回国会 決算委員会 第6号
昭和五十五年十一月二十日(木曜日)
○井上(一)委員 大蔵大臣、このことについては十分配慮をしていただきたいと思います。
さらにここで、万博協会のことについて少し質問をしておきます。
万博協会の運営については現在どのように把握をなさっていらっしゃるのか、まずその点について簡単に聞きましょう。
○楢崎政府委員 お答えいたします。
日本万博記念協会につきましては、御案内のとおり、日本万博記念協会法に基づきまして日本万国博覧会の跡地を一体として公園設備として運用を図っているところでございまして、跡地を文化的な公園として緑の整った施設として運営をいたしているところでございます。
○井上(一)委員 大蔵省から聞けばそのくらいのことしか言えないと思うのですよ。万博協会の五十三年度、五十四年度の公園収入は幾らですか。
○楢崎政府委員 五十三年度の公園収入は三億六千三百万円、五十四年度の公園収入は四億三千七百万円でございます。
○井上(一)委員 その中で自然公園への入場料収入は幾らですか。
○楢崎政府委員 自然公園の入園料は五十四年度からちょうだいをいたすようにいたしております。したがいまして、五十三年度は自然公園についての入場料収入はございません。五十四年度につきましては入場者百十四万人でございました。入場料収入といたしまして八千六百万円でございます。
○井上(一)委員 五十三年度の業務収入、公園収入が二十七億六千七百万、これに対して支出が四十一億三千三百万、十三億六千六百万の赤字だ。五十四年度、いま言われたように自然公園に入園料を取った。この入園料が八千六百万である。入場者が百十四万。ところがこれは、自然公園が無料のときにでも日本庭園に入る収入が当然ありますから、そういうことが私の方の手元の計算では一千七百万、だから実質的には、八千六百万と言われたのは六千九百万、こういう数字になります。五十三年度に大幅な赤字が出た。だから五十四年度からは自然公園にも入園料を徴収した。ところが五十四年度は、収入三十五億二千三百万、支出が四十八億七千万、そして同じように十三億四千七百万円の赤字。この支出の中でいわゆる委託料、とりわけエキスポランドに対しての委託料は幾らなんですか。
○楢崎政府委員 万博記念協会の中に、エキスポランドを設営しておるわけでございますが、それの運営費として株式会社エキスポランドに支払っております委託費が五十三年度二十三億一千二百万円、五十四年度二十九億九千七百万円でございます。
○井上(一)委員 五十三年度から五十四年度に、エキスポランドに対して七億近く委託費がふえているわけなんです。委託の内容あるいはいま言ったように七億近い金額の増、このことにも大きな問題があるのです。エキスポランド、いわゆる委託を受けた会社の経理状況は一体どうなんでしょうか、このことがどういう状態になっておるのか、エキスポランド、この会社の実態、収支の状況、これは大蔵省としてどうとらえているのですか。
○楢崎政府委員 お答えいたします。
エキスポランドに対する業務の委託費につきましては、エキスポランドに入っている入場者の数あるいはその収入、そしてまたその支出等を勘案しまして個別に決めているわけでございますが、エキスポランド社自体の経理といたしましては、民間の会社でございますので、私ども若干、聞き及んでおるところしかわかりませんけれども、五十三年度におきまして八千万余、五十四年度におきまして一億五千万余の税引き前利益があったというぐあいに聞き及んでおります。
○井上(一)委員 私の方の調査でもそのとおりなんです。このことは、先ほど申し上げましたように、自然公園の入園料六千九百万、これがすべてエキスポランドの収益金、前年の倍からもうけておるわけです。もうけ過ぎた分は自然公園の入園料だ、単純な計算でもそうなるわけなんです。さらには、エキスポランドは五十年とか五十一年ではもっともっと低い収益金を出しておるわけです。エキスポランドがもうけるために、いわゆる国民大衆、自然公園へ入場する人たちから入場料を取った、端的にはそういうことだ。
エキスポランドが余りにももうけ過ぎて、そのしりぬぐいを入場料として取っておるということ。さらには配当率は一〇%、これをずっと維持しているわけです。万博公園というのはやはり世界的な公園ですし、これについては非常に意義ある活用をしてもらわなければいけないし、たくさんの人がそこへ来てもらわなければいけない。そういうことを考えれば、自然公園の入園料がエキスポランドの利益に化けておったというふうに書っても過言ではない、こういうふうにつかんでおるわけです。大蔵省は詳しい実態を承知しているのか、あるいは私が指摘するまでそれほど十分承知をしていないのか、承知をしていないとしたらどのように対応するのか、この点について聞いておきます。
○楢崎政府委員 お答えいたします。
万博協会の経理につきましては、先生御案内のように昭和五十四年度におきまして三億三千六百万円の赤字を出しているところでございまして、私どもといたしましても、万博協会の収支状況を改善するために種々の手段をとらなければならないと考えております。管理費を節減するとかいろいろなことをやっておりまして、その一環として入園料をいただいておるわけでございます。
いま先生御指摘のエキスポランド株式会社の収益につきましては、特に五十四年度は御案内かと思いますが、実はスペースザラマンダーと申します空中三回転遊戯機だそうでございますが、そのような施設をつくった関係で入場者が非常にふえたという事情があったのではないかというぐあいに思っている次第でございます。
○井上(一)委員 新しい設備を導入した。これはエキスポランドが資本投下するのではなくして万博協会がエキスポランドを通してその資本投下をしているのでしょう。たとえばレンタルで借りているとかリースで借りているとかあるいは固定施設を設置するとか、これは何もエキスポランドが自己資金を出したのじゃないでしょう。どうなんですか。
○楢崎政府委員 お説のとおりエキスポランドの施設は万博協会が所有をしましてエキスポランドに貸与する、その業務の運営を委託するというのがたてまえでございます。先ほど申し上げましたスペースザラマンダーという設備は、実は万博協会で手当てをいたしませんで、施設投資としては非常に大きいものでございますから、エキスポランド株式会社が直接業者からリースで借りているというぐあいに承っております。したがいまして五十四年度の業務委託費が若干上回っている原因の一端にもなっているのではないかというぐあいに考えます。
○井上(一)委員 それは協会がそのままストレートで委託料として渡すのでしょう。
○楢崎政府委員 現実に民間の業者に支払いをいたしますのはエキスポランド株式会社でございますが、その経費は業務委託費の中の一環として協会が会社の方に支払っております。
○井上(一)委員 いわば経由をするということで、エキスポランドは自己資金は要らないわけなんですよ。
さらには協会自身の資金として余裕金と基金がありますが、この両方の資金運用のあり方についても若干の疑問がある。基金運用は総額で百五十五億と六億四千九百万で百六十一億。百六十一億の基金運用資金があるわけです。余裕金については大体二十四、五億、こういうことだと思います。余裕金については国債、地方債、貸付信託の受益証券等に限られておりますけれども、基金の方については社債、貸付信託、こういうのも含まれるわけです。運用の利率が平均して余裕金の方では七・五くらいですか、基金運用の方では八・四。
ここでちょっと聞いておきたいのですが、この余裕金なり基金の運用についてはだれが決裁権を持っているのか、まずこれを聞きます。
○楢崎政府委員 当然のことながら理事会の決定をもちまして運用をなすわけでございますけれども、その受任を受けまして現実には経理部長が運用をいたしておるところでございます。
○井上(一)委員 その決裁権が経理部長ということですけれども、それは何らかの内規で明確にされていますか。
○楢崎政府委員 ただいまちょっと詳細にはわかりませんけれども、やれることになっていると思います。
○井上(一)委員 私の承知しているのではそういう拘束力を持つ内規はないということですが、どうなんですか。
○楢崎政府委員 恐れ入りますが、ただいま了知しておりません。
○井上(一)委員 指摘しておきたいのは、その運用いかんによっては、たとえば高利回りでこれを運用することによって具体的には一億や二億の金は変わってくるわけなんです。大蔵大臣、百六十億あるいは総計すれば百八十億からあるのですけれども、運用いかんによっては五千万、六千万はすで変わりますね。どうなんですか。百八十億で〇・五変わればどれくらいの計算になりますか、大臣。
○楢崎政府委員 数字の問題でございますので恐縮でございます。
おっしゃいますように、基金の運用の方法によって運用利益は相当変わってくることは間違いございません。御指摘ありました現実の余裕金につきましては、国債等には運用しておりますが、さらに流動資金として相当の金額も行使していることは事実でございます。その運用等につきましてどのように考えるのか、どういうぐあいにやっていかなければならないのかという点については、御指摘のような点も若干あるかもしれませんけれども、協会においてはそれなりの責任を持っておやりいただいているもの、そういうぐあいに理解をいたしております。
○井上(一)委員 万博公園、いわゆる記念公園に足を踏み入れる。そこへ行ったときに子供たちから百円の入場料、五十円の入場料を取られる。庶民の負担あるいは庶民の本当に軽い喜びが全く無視されているような形である。反面、エキスポランドの利益あるいは資金運用のまずさ、そういうことで、これは幾らでもカバーできるのじゃないか。効果的な資金運用、そして五千万、六千万の金はそこからも浮いてくるし、なかんずくエキスポランドに一億五千万も利益を出すなら五千万、六千万を自然公園から金を徴収するという物の考え方、そういう一つのやり方に不満を持つし、ぜひ改めるべきだ。さっき言ったことに対しての答えもまだ返らないけれども、やはりこの実態を調査すべきである。そしてそのことによって、もし可能であれば去年から徴収をした自然公園の入園料については考え直すべきである。それが現実の政治だと思うのです。どうなんですか。
○楢崎政府委員 御案内のように、万博記念協会それ自身が、昨年三億三千六百万円の赤字を出しておるという団体でございまして、その中でいかにして経費を切りつめ、かつ効率的に収入を上げていくかということは当然のことであろうというぐあいに思っております。いま先生からいろいろな点につきまして御指摘がございましたけれども、エキスポランドとの業務契約をも含めて、万博協会のあり方につきましては検討させていただきたいというぐあいに考えております。
○井上(一)委員 検討するということですが、どのような形で検討に入るかということを聞いておきます。
○楢崎政府委員 万国博覧会協会法の三十四条におきまして、大蔵大臣は協会から報告を求め、かつ検査をすることができるという権限規定がございまして、その権限に基づきまして検査をし、実態を調査する所存でございます。
○井上(一)委員 それはいつごろまでをめどにされますか。
○楢崎政府委員 できる限り速やかにいたしたいと思いますが、私どもも日常の業務がございますので、若干の時間をおかし願いたいというぐあいに思っております。
○井上(一)委員 年度内は。
○楢崎政府委員 できる限り年度内に行いたいと思いますが、いろいろな事情もございますので、そこら辺はひとつ緩やかにお願いしたいと思います。
○井上(一)委員 大蔵大臣、一般的に、近い将来というのは、大体のめどはどれくらいの幅を持つでしょうか。
○渡辺国務大臣 物にもよるし事柄にもよるし、そのときの応答の前後関係にもよりますから、近い将来というのは、まあ半年のこともあるし五、六年のこともあるし、一概に言い切れないのじゃないかと私は思います。
○井上(一)委員 五年も十年もというのは近い将来に入りませんね。
○渡辺国務大臣 それは問題の事柄にもよると私は思います。しかし近い将来というのは、応答の前後で、物によっては半年とか一年とかというのが大体多いのじゃないか……。
○井上(一)委員 一般論で結構です。
○渡辺国務大臣 一般論で大体そんなものじゃないか……。
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