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http://www.amakiblog.com/archives/2007/05/03/#000363
歴史を動かす実感を共有する A
多くの意見を頂いた。その一つ一つに御礼を言う変わりにこの文章でまとめて返答させていただく。
一人のただの人間が、歴史を動かす実感を手にするなどと大げさな事を言い、政治に無縁な一個人が、新党構想について読者の意見を募るなどという大それた事をした。その軽率さを反省している。それにもかかわらず何人かの読者から真摯な意見を頂いた。心から感謝したい。同時に新党構想に対する強烈な願望も実感できた。新党構想についてはこれからも時に触れて論じて行きたい。タイトルも、歴史を動かす実感を読者と共有していきたいという意味で、そのように変えて書いていく。
さて、とりあえずの反応と私の今の考えである。
@既存のいかなる政党にも期待が持てないとする私の考えに賛同する意見は驚くほど強かった。もっとも私の読者からの意見であるからあたりまえではある。しかしブログなどを読まない人たちの間でもこの思いは多いと確信できた。私の目指す方向は間違っていない。
A問題は百万票を集めることは容易ではない、ましてや憲法9条をテーマにしてはとても集められない、格差の犠牲になった人たちの生活に直結するテーマでなければアピールしない、という多くの指摘があった事である。これは正しいか。そうであればどう対応すべきか。
たしかに憲法問題については、政治家や活動家たちばかりが盛り上がっていて、一般国民は醒めている。それは私もまったく同感である。このことについては今日のブログでも書くつもりだ。しかし、それでも私は新党を立ち上げる時のテーマはこれしかないと思っている。なぜならば私の考える新党は、そもそも政治は不要だと考える人たちが今の政治を否定、監視するために自分の分身を政治に送り込むという発想でつくるものである。それは護憲とか社会民主主義と言ったイデオロギーによる賛同者ばかりの集まりではなく、様々な立場や考えの人が、唯一つのテーマの下で結束し、今の政治に意見を申し立てるという発想である。砂のようにバラバラな非政治的国民をまとめるには強烈なリーダーと皆がひれ伏すテーマが必要である。
リーダーについても問題は別の意味で大きな問題であり、これについては後日書いていこうと思うが、テーマについてはやはり最もふさわしいのが「憲法9条を変えさせない」というテーマであると私は思う。今の日本には「憲法9条を変えさせない」という強い思いを抱く人たちが少なからずいる。その殆どが共産党や社民党支持者なのであるが、どちらも駄目だと考えている人たちも少なからず存在する事を私は感じてきた。その数が百万に届くかどうかはわからないが、とにかくその人たちの政党として立ち上げるのだ。
B新党が出来もしないうちにこんな事を書くのは殆ど冗談であるが、新党が出来れば何でも出来る。まず新党を実現することだ。その後でそれ以外のテーマを掲げていけばよいのだ。とにかく一人でも代表を国会に送り込んで新党をつくることだ。その後には無限の可能性が広がっている。よく「一人では何も出来ない」という意見がしたり顔で語られる。いままでの新党はすべて失敗したという人もいる。それはいままでの新党が私の考えている新党と根本的に異なるからだ。その新党を担う政治家が、私の考えている政治家とまったく違うからだ。私の考えている政治家は、能力も、こころざしも、ビジョンも何もかも、それに合致する政治家は一人も存在しなかった。旧来型の政治の発想では想像が出来ない新党なのである。まあ、この辺りになると議論が分かれて混乱するのでやめておく。
C最後に右翼化する若者をこの新党に如何にひきつけるかという問題がある。じつはこの点こそが重要であり、私が熟慮していることである。私の構想の最後に政治は企業活動だということを書いた。実はこれこそが若者を対象にした発想なのである。
この点についてはよくわからないと質問が出た。無理も無い。私自身考えがまとまっていないからだ。一つのヒントがホリエモン騒動である。ホリエモンがどれだけの個人資産を持っているか知らないが、そしてホリエモンが違法な資金操作で大金を手にしたという事になっているのであまりいい例ではないが、彼は数十億円の金を使って宇宙旅行したいと公言している。もしその金を、もっと有意義な事に使えないのかと思う。そこがホリエモンの正体であり、限界なのであろうが。わたしだったらこうだ。どうやって成功すればいいかわからない若者のための道先案内の基金として活用する。どれだけ多くの若者が希望を持つようになるかわからない。なんでも好きな事をやって自分の手で金を儲けてみろ。その金を貸してやる。出世払いでいい。しかし成功すれば、基金に大きく貢献して、後に続く若者を助けてやれ、そういう事である。
どんな仕事をやるかを皆で考える。金儲けは公共善と両立しないといわれている。しかし両立する金儲けもあるのではないか。戦争に加担しなくても金儲けできるのではないか。皆に喜んでもらって同時に金儲けできることはあるのではないか。それを見つけようじゃないか。実行しようではないか。心配してもいい。金は出す。しかし失敗しないように全力で頑張ってみろ。それほどの大金を儲ける必要はない。儲けた奴は他の人にも融通してやれ。皆で金持ちになれないか。それよりもなによりも、働く事が、こんなに楽しいものであったかという事を若者に体感させる。そういう企業体を作っていく。そしてそれは国際的に広がった企業を目指す。
私が考える新党は無理をして政治家を増やす必要はない。限られた代表的政治家は全国区比例区で確実に当選させる。だから政治資金は選挙の為に一切使わなくてもいい。そういう新党であるから政治資金の殆どを企業育成の基金に使える。こういう政党が出来ないものかと思うのだが。
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