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http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2007/05/post_5d91.html から転載。
2007-05-02
〔NEWS〕 安部首相、クウェートの空自隊員に“最高司令官”として訓示 同行FT紙東京特派員が報道
安部首相の中東歴訪に同行取材している、フェイナンシャル・タイムズ紙のデービッド・ピリング東京支局長は同紙電子版(5月1日付け)に、「安部 “平和主義”軍隊の指揮を執る」とのタイトルの記事を載せた。
クウェート・アリ・アルサレム基地発の特電で、安部首相が日本時間の1日午後、同基地を訪れ、イラクへの空輸活動にあたる航空自衛隊員を前に訓示した模様を報じた。
このなかでピリング支局長は、「日本は陸海空軍を持つことを憲法で禁止されているが、最高司令官を持ってはならないとは誰も言っていない」と指摘したうえで、安部首相は自衛隊員に感謝の意を伝えるなかで、自らを「最高司令官」としてみせた、と報じた。
海外で活動する空自隊員に首相が訓示したのは、これが初めて。
記事のなかでピリング支局長は、米政府の元アジア問題アドバイザー、マイケル・グリーン氏の、「安部は祖父(岸信介)ができなかったことをしたいのだ」との指摘を紹介している。
(大沼・注)
ピリング記者は下記の記事を書いた日本の同行記者たちとは違った視点で、「安部首相 クウェート空自訓示」をとらえている。
ピリング記者の見方はあたっているような気がする。安部首相は中東で「日本軍最高司令官」としてのデビューを果たした気でいるのだ。
それにしても、「イラクの青藍(せいらん)の天空を貫き……」(北海道新聞)には参った。
安部首相は青藍の天空の下で、どれだけ犠牲の鮮血が流れているか知っているのだろうか?
■ 北海道新聞(電子版) : 首相は約二百人の隊員を前に訓示し、「五百回近くに上る運航を無事故で達成できたのは、全隊員が一丸となった努力のたまものである」と強調。「おのおのの努力の積み重ねが内外からの高い評価につながっている」とたたえ、「イラクの青藍(せいらん)の天空を貫き、わが国の代表として復興に引き続き大きく貢献してくれると確信している」と激励した。
■ 朝日新聞(電子版) : 首相は、C130輸送機の前に整列して迎えた隊員らに対し、「イラクにおける治安情勢は依然として厳しく、特にバグダッドをはじめイラクへの運航は予断を許さない。500回近くにのぼる運航を無事故で達成できたのは、全隊員が一丸となった努力のたまものだ」と訓示した。
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http://www.ft.com/cms/s/94b13086-f805-11db-baa1-000b5df10621.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/23703.html
http://www.asahi.com/politics/update/0501/TKY200705010401.html
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