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【5:805】【社説】 「『反日朝日は〜』…言論へのテロリストが使った言葉『反日』、ネット等にあふれる懸念」…朝日新聞★2
1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 2007/05/01(火) 09:12:36 ID:???0
・20年前の憲法記念日に、朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲われ、小尻知博記者が殺された。
「赤報隊」と名乗る犯人はその後も犯行を重ねた。名古屋本社の社員寮で発砲し、静岡支局に爆発物を
仕掛けた後、矛先を朝日新聞からリクルート元会長宅や愛知韓国人会館に転じた。
犯行声明文に「反日朝日は50年前にかえれ」という文言があった。犯人がかえれ、という1930年代は、
テロと暴力の吹き荒れた異常な時代だった。
5・15事件で犬養毅首相が射殺された。高橋是清蔵相らが殺された2・26事件では、朝日新聞社も
反乱軍に襲われた。新聞は軍部の圧力に屈して戦争に協力していく。日本は中国で戦火を拡大し、
太平洋戦争へ突き進んだ。
そんな悲惨な時代に二度と戻るわけにはいかない。
大きな犠牲と教訓のうえに、日本は戦後、「言論の自由」をうたう憲法を掲げて再出発した。自由にものを
いえる社会こそが、戦争を防ぎ、国民の幸せを実現できると考えたからだ。
しかし、戦後もテロや暴力はなくならなかった。
日米安保条約をめぐって国論が二分された60年、浅沼稲次郎社会党委員長が日比谷公会堂で刺殺
された。翌年には、皇室を題材にした小説をめぐって、出版元の中央公論社の社長宅が襲われ、
お手伝いさんらが死傷した。いずれも右翼の少年の犯行だった。
70年代に目立ったのは、左翼の過激派のテロだ。企業や役所を爆破する事件などが次々に起きた。
そんなテロと暴力の流れの中で、80年代に起きたのが赤報隊の事件だった。
犯行の引き金になったと思われる手がかりがある。首相の靖国神社参拝と復古調の教科書の問題だ。
88年、静岡支局に爆発物を仕掛けたとき、犯人は中曽根前首相と竹下首相に脅迫状を送りつけた。
中曽根氏は85年の終戦記念日に靖国神社に参拝したが、中国や韓国の反発で、その後は取りやめた。
中曽根氏は当時論議を呼んだ復古調の歴史教科書の検定でも、中韓の反発で再修正を求めた。
中曽根氏を赤報隊は「裏切りもの」とののしり、靖国神社に参拝しなければ処刑すると竹下首相を脅した。
(>>2-10につづく)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070501.html
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