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□丸川珠代3つの死角「顔は知られているが名前は…」 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007052210.html
丸川珠代3つの死角「顔は知られているが名前は…」
夏の参院選に東京選挙区(改選数5)からの出馬を安倍晋三首相から要請されていた元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)は22日、自民党の中川秀直幹事長と面会し、出馬を正式に受諾し、会見する。同党は週内に公認を決める。丸川氏の出馬は、同党にとって最大の目玉ではあるが、一方で、必ずしも安泰ではないとの見方も。その背景には丸川氏を襲う3つの死角があった。さて、その死角とは−。
【知名度】
「実は『丸川』という名前を聞いただけでは、最初はだれだか分からなかった。顔を見て、『あー、目の下にホクロのあるあのアナウンサーか』と分かったけどね。年配の間では顔は知られていても、名前は…」
こう語るのは東京都選出の国会議員。同議員は「名前を聞いてピンとくるのは20代、30代が中心。“おじさん票”ねらいで女性アナウンサーを擁立したのかもしれないが、そう簡単にはいかない」とも。
そこで、自民党は丸川氏の露出度を高めることを基本に戦略を組み立てることにしている。演説の際には講演会場などのいわゆる“箱もの”は避け、積極的に街頭に出ようという作戦だ。だが、この戦術だと体力を消耗しやすいという欠点もあり、党関係者は「きゃしゃに見えるが体力は大丈夫か」と不安をのぞかせる。
【現職との調整】
党内で最も不安視されているのは、現職、保坂三蔵氏(68)との調整だ。自民党は3年前、6年前と共に1議席死守を目標に、候補者は1人しか擁立していない。今回の選挙から改選数が4から5に増えたため、候補者を2人擁立することになったが、丸川氏の動向に保坂陣営は神経をとがらせているという。自民党有力筋の話。
「自民党の組織票は保坂氏、浮動票は丸川氏に行って、ともに当選というのが理想だが、保坂氏は組織票の一部が、丸川氏に持っていかれるのではないか、とピリピリしている。なんといっても保坂氏は組織票の人だから」
実際、どのような案配で選挙応援をするか悩む衆院議員や非改選の参院議員は、少なくない。ある衆院議員は「保坂氏ばかり応援していると、自分の選挙のときに浮動票がついてこない可能性があるし、丸川氏ばかり応援していると組織票が離れていく危険性もある。調整が難しい」と頭を抱えている。
【大混戦】
3つ目の死角は、候補者乱立で票が分散化する可能性が高いという点。浮動票目当ての丸川氏には、不利に働くことが考えられるのだ。
現在、東京選挙区には自民党の2人のほか、民主党が2人、公明党、共産党、社民党が各1人擁立することを決めている。都知事選での独特の言動が注目を集めた世界的建築家、黒川紀章氏(73)、元東京HIV訴訟原告の川田龍平氏(31)なども出馬する予定で、これまでのところ5議席をめぐり計12人が名乗りを上げている。
票が分散化すると何が起こるのか。永田町事情通はこう解説する。
「5議席は『自民2、民主2、公明1』となるとの見方もあるが、6年前は4議席を争う中、共産党が1議席確保している。票が分散化すると、基礎票のある共産党が食い込んでくる可能性があり、そうなると基礎票のない丸川氏は危ない。また12人のうち女性は5人もおり、丸川氏が埋没する危険性もある」
さて、勝利の女神は?
ZAKZAK 2007/05/22
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